俺の最推しは隣人でした。 2
「はっはっはっはっはっ!!!!相変わらずだなぁ。お前ん家の両親は!」
「笑い事じゃねぇっての。」
朝の会話から数十分後、俺は自分の通う高校、
冒頭で爆笑していたのは、
小学校からずっと同じクラスになり続けている腐れ縁の俺の数少ない男友達だ。
身長は180cmあり、無駄な贅肉が付いておらず、全体的に筋肉質な体をしており、小、中とサッカーを続けている。
そんな昔からよく遊んでいた為、俺の両親(特に母さん)の適当っぷりは知っていた。
「朝から何の話ぃ?」
「お。聞いてくれるか。
雄一と話していると突如声をかけられ、そちらを振り向くと、肩甲骨位まで伸ばしている綺麗な黒髪が印象的な女子が立っていた。
『夏乃ちゃん』と呼ばれた女子の名前は、
こちらも雄一よりは付き合いは浅いが、同じく小学校からの付き合いのある俺のもう1人の友達。
身長が155cmと平均よりやや小さいが、その小さい身体を器用に動かし、早いドリブルがウリのバスケ少女である。
男子諸君は気になるだろうから言うが、豊満という程では無いが、まな板程でもない。
昔、少しその事について話すと
「どつくぞ。」
と、今まで聞いたこともない無いような超低音の声で脅されて以来、その話はしないようにした。
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