第47話 神様お願い!
私は今、『神社』が登場する小説を書いております。
日本の神話や、それらにまつわる歴史などには、以前から大変興味を持っておりました。
神社に関連する本を図書館で借りたり、本屋で買ったりしながら、楽しく拝読させていただいております。
なので、天照大御神が祀られている伊勢神宮に行ってみたいです。
三種の神器とも所縁ある神社なので、コロナがもう少し落ち着いたら一度はゆっくり時間を取って、参拝したいですね。
本当に神様がいるだとしたら、それぞれがどんな考えを持った存在なのでしょうね?
想像するのはとても楽しくて、神様に関するストーリーが頭の中でどんどん、膨らんでいきます。
この世の全ての物を与えて下さったのが神様であるならば、溢れんばかりの感謝の気持ちを伝えます。
生んでくださって本当にありがとうございます、という気持ちです。
だから神社で参拝する時は、純粋に感謝の気持ちだけを伝えます。
けれど。
今では『願掛け』というものを、一切しなくなりました。
神の存在を本当は信じていないから、というわけではありません。
私の場合は、想像上のたくさんの神様が、心の中に存在していますのでね。
若かりし頃は、必死でお願いしておりました。
「神様お願い! じふちゃんにリカちゃん人形を買ってください!」とか。
「神様お願い! 素敵な彼氏をじふちゃんにください!」とか。
「神様お願い! じふちゃんの頭を良くして下さい!」とか。
うーん、くだらないお願いばかりですね(笑)。
今、自分の事で神様にお願いするならきっと、じふちゃんの場合はこうなりますね。
「神様お願い! 自分や家族が病気になって体を壊しませんように! あと災害などが絶対に起こりませんようにーー!!」
「神様お願い! 小説がもっともっともっとうまくなりますようにーーーーー!」
「神様お願い! たくさんの人に作品を読んでもらえたら嬉しいから、PVがもっと増えますようにー!! あとあと『率直なご意見やご感想』をいっぱい、いただけますようにーーー!」
これってただ単に、神様にじふちゃんの『欲望まみれの願望』を吐露しただけでございますね(笑)。
読み返すだけで、「神様に願うんじゃなくて、自分でちゃんと頑張れ」ってツッコミを入れたくなります。
一生懸命願掛けをしている自分以外の人のことは、温かい気持ちで応援しておるのですよ、本当に。
人によって考えが異なりますので、願掛けするかしないかは、その人の自由です。
願掛けという行動を取ることによって「願いを叶えたい!」という想いをより一層強く持つきっかけになるため、それによって本当にその人の願いが叶う事だってあるかも知れない、とも思います。
だから、願掛けをするのが無駄だとかいう皮肉を言いたいわけでは、決してありません。
ただね、じふちゃん、性格がひねくれているせいでしょうかね。
今はもう「自分の願いを叶えるために願掛けをする」という行動を取る気になれないのです。
神様に願ったりとか。
仏様に願ったりとか。
流れ星に願ったりとか。
リリアン編んでカバンに引っ掛けて、それが切れたら願いが叶うから作っておくんだよー、とか。
ボールペンの中に好きな人の名前を書いた紙を入れて、お守りとして持っていたらその人と話せるー、とか。
誰かが決めたヘンなルールみたいなのに縛られてる感があって、すごく抵抗があるんですよね。
自分勝手なお願いをしても、神様仏様は決して願いなど叶えてはくれない、という気がしてなりません。
たとえ神様という存在が本当にいたとしても、生き物たちを見守るだけしか出来ない存在なのでは無いかなぁ?ってあくまでも想像に過ぎませんが、思っちゃいます。
願ったら叶うのなら、何の苦労もいりません。
願うのが好きな方、お気を悪くされたら大変、申し訳ありません。
私なら願いを叶えるために、願掛け以外に自分ができる事を探します。
本当に願いを叶えたいのなら、自ら行動を起こすほかありませんから。
他力本願のままでは、たとえ運良く願いが叶ったとしても、最終的にはちっとも自分のためにならない結果に終わっちゃう気がするんです。
なのでじふちゃんの場合、自分と家族の体調管理に充分気を付けながら、素敵な小説に近づけるように楽しんで研究を重ね、執筆作業に日々取り組んでいきたいな、ってな気持ちになるわけですね。
あああああ。いつか、願いが叶うといいなぁ(遠い目)。
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