第36話 書き終わるまでの一連の流れ

経験を積む。

  ・映画を読む

  ・マンガを読む

  ・小説を読む

  ・ドラマを見る

  ・仕事する

  ・運動する

  ・友達と遊ぶ

  ・新聞を読む

  ・ケンカする

  ・おいしい物を食べる

  ・何にもしない

   えとせとら…


 2 ふとした瞬間、急に妄想が始まる。

  「ふふふふ…」ってなる。


 3 なんとなくペンを握ってみる。妄想したことをノートに書きだしてみる。


 4 妄想をより具体的にするために世界観を決める。


 5 ふと我に返る。

  「何やってんだ?俺…」

  ※歳を重ねるほど反動が大きい。


 6 疲れたのでペンを放り投げる。


 7 ソファに寝転がってみる。

   適当にマンガを読んだりしてみる。

   作者の考えた世界観にどっぷり浸かる。

   面白いな~と感じる。


 8 マンガを読み終わるとまた天井を見上げる。

   するとまたいつの間にか先ほどの妄想の続きをしている。

   そしてまた「ふふふふ…」ってなる。

   妄想している分には楽しいのにな~と思う。


 9 ソファに寝転びながら、机の方に目を向けてみる。

   放り投げられたペンと走り書きのノートを見る。


 10「………」ってなる。


 11机に戻ってみる。

   そしてまたペンを握ってみる。


 12とりあえず、ちぐはぐで穴ぼこだらけの大雑把な設定ができあがる。

   どっと疲れを感じる。

   出来具合は置いといて、とりあえずノートに書きだしたんだという自己満足に浸る。


 13とりあえずその日は寝る。


 14次の日じゃなくて、だいぶ日が経っている。


 15ふとした時にまた妄想する。

  「ふふふふ」ってならずに自分のメモ書きしたノートを見つめる。


 16もじもじする。


 17「ヨシ!!」と気合を入れてパソコンを立ち上げる。


 18小説フォルダーを開いて、試しに書いてみる。


 19文字を打ってみる。


 20文字が連なって意味が込められた文になる。


 21意味が込められた文がまとまって、一つのお話となった文章になる。


 22その文章を見て思う。

   自分が想像していたものとは全然違うものになっていることに気づく。

   歪で穴ぼこだらけの真っ黒こげ。


 23backspaceを押す。


 24雑巾を絞るように自分の頭を絞ってみようとするが、全然上手く絞れない。

   即ち文章が書けない。

 

 25「んあ~!!」ってなる。


 26ノートのメモを見る。


 27「はぁ~」とため息を吐く。


 28とりあえず一休みする。


 29楽しい時間を過ごす。


 30一休みが一休みじゃないことに気づく。

   ※場合によっては日が変わる。


 31困った顔をしながらまたパソコンに戻る。


 32書く→消す→書く→消す→ソファに寝転がる→youtube見る→はははは→ははは…→はぁ~→立ち上がる


 33お米を研いで炊飯器にセットする。


 34せめてお米が炊き上がるまで頑張ろうと気合を入れる。


 35書く→消す→炊き上がりまでの時間を見る→残り30分→もう半分時間が過ぎていることに驚く→書く


 36ご飯が炊き上がってしまう。


 37とりあえずご飯の用意する。


 38炊き立てのご飯を口に運ぶ。


 39ほふほふする。


 40ご飯を食べ終わり、ちゃんと洗い物をする。※洗い物は溜めない!!


 41机に戻るかと思いきや、お腹が一杯になったのでソファに寝転がる。


 42携帯を見ているとなんだか眠たくなってくる。


 43少しだけ目を閉じてみる。


 44寝ちゃう(20分~30分くらい)


 45目が覚める(体は起こさない)


 45妄想じゃなくて、先ほどまで書いていた内容を思い返す。


 46起き上がって机に戻る。


 47やる気を出すために勢いよく鼻から息を出す。

 

 48ラストスパート。


 49とりあえず書き終える。


 50安堵の「はぁ~」と息を吐く(この時は声も出る)


 51読み返す。

   ※ここで全然ダメだと思ったときはまた25まで戻る。


 52自分でおかしいと思った表現を直す。


 53誤字脱字がないかチェックする(でもよく間違えている)


 54投稿ボタンを押す。


 55「終わった~」とつぶやく。


 56とりあえずパソコンの電源を切ってしまう。


 57しばし自由の時間を過ごす。


 58携帯で投稿サイトを確認する。


 59閲覧者がいてくれたことに対してものすごく感謝する。

   

 60全然上手く書けなかったけど、また書こうって思う(でもこの日は絶対にもう書かない )


 以上がボクの一連の流れである。

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