第5話 物語が進まない
ボクは1話分をパソコンに書いていく前に、頭の中に考えていることを紙に簡単にメモをする。
進めたい話の内容を箇条書きで書きなぐる感じ。
第〇話
・あいうえお
・かきくけこ
・さしすせそ
・
・
・わをん
↑こんな感じに。
その紙を見ながら、パソコンに文字をタイピングしていく。
しかし、よく途中で手が止まる。
その理由は物語が思っているほど進まないからだ。
「あれ?結構文字を打ったのに、まだ展開的に「かきくけこ」の部分なんだけど」
↓
「………「わをん」のところまでまだだいぶある」
↓
「これ無理だわ。「わをん」のところまで書けねぇわ!!」
↓
「文章量からして、「さしすせそ」のところで今回の話は止めよう」
という感じになってしまう。
第1話で自分の思い通りの展開にならないって書いたけど、物語が進むスピードも自分の思い通りにならない。
これを現実に例えるならば…
「月曜日に終わらせる予定だった仕事が木曜日になっても終わっていない」
こんな感じだ。
「なんで俺っていつもこうなの~?」
とよく落ち込む。
まぁ、ボクの要領が悪いのが原因なのだが…
でも、まさか小説書いている時でさえ同じ思いを味わうとは(笑)
その進まない物語を後で見返してみると、
「ここの部分、こんなにダラダラ書かなくて良かったじゃん」
と後悔したり、
「いらない部分はたくさんあるのに、肝心な部分の説明が足りないじゃん!!」
と反省もする。
準備が足りないし、何より経験が足らない。
レベルアップが早急に必要なんだけど、僕らの世界には「ドラゴンクエスト」で出てくる「はぐれメタル」が存在しない。
地道に頑張るしかなさそうだ。
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