第4話 料金のアレコレ

 大人の社交場として存在するのがバーでしたら、そこでのお金の支払いも、スマートにしたい所ですよね。そんな訳でここでは、バーでのお金の扱いについてお話しようと思います。ただ、お金にまつわる事なので、例外もあります。ここでのお話は一例として、ご承知下さい。






 まずは『チャージ』という制度から。


 大半のバーでは、席についた時点で支払う『チャージ』というモノが存在します。チャージを支払う事でサービスを受ける権利を買う事になり、その証明としての『お通し』として、ナッツやチョコなどが提供されます。言わば“サービス料”みたいなモノだと思って頂ければ。


 ただそのチャージの金額は、バーによって上下し、支払わなくていい場合もあれば、500円のワンコイン、数千円台のバーもありす。そこはバーそれぞれの方針に従って下さい。







 そしてお酒を注文する訳ですが、この支払いもバーそれぞれ。一杯ごとに支払う『キャッシュ・オン・デリバリー』という方式を取っている所もあれば、お店を出る時にまとめて支払う方式のバーもあります。ここはバーテンダーさんが教えてくれますので、その方式でお支払い下さい。


 また、カクテルの値段もピンキリでして、普通に混ぜるだけのカクテルでも700円ほど。生から搾った果汁を使ったりレア度の高いお酒を使ったりすれば、軽く四桁1000円以上はしてきます。これは理由として、入手しずらいお酒を集めたり適切に管理したり、フルーツや氷などの加工の手間など、色々な要因があります。


 あまり詮索しないであげて下さい。





 で、軽くゆっくりお酒を味わって、サッとお会計をして出ていく。バーってそんな所です。『バーホッパー』なんて言葉もあるくらいですから。


 懐に余裕のある時に、いらして下さい。

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