第4話未来で、お酒、ジュース復活
再生集落アングル
アルド達は、アルガンの生活のために、発掘の手伝いをしていた。
〈アルド〉今回は、これだけ発掘出来たな。
〈魔獣の男〉厳重に何か入っている箱と、説明書と、機会槌と、結晶犀の肉、ドローンの部品、鋼緋結晶、機械剣の刃片、模造腕の部品、邪鬼のスコップとハンマーが、今回の収穫だな。アルド達がいると、旧地下街に行けて、助かるよ。
〈アルド〉そう言ってもらえると、嬉しいよ。なぁギルドナ。
〈ギルドナ〉こんな事をしている暇は、無いはずだぞ、アルド。
〈アルド〉あぁ、解ってるさ。
〈アルテナ〉ふふ、あら、何かしら、この箱?木箱?
〈サイラス〉開けて見るでござる。
〈アルド〉この説明書読めないな。
〈ギルドナ〉ふん、見せてみろ。読んでやる。
〈アルド〉読めるのか?
〈アルテナ〉兄さん、この字は、私達の言葉。
〈ギルドナ〉あぁ、また、厄介な、古代兵器が、入ってるかもしれん。
〈アルド〉そ、それは、困るな。
〈フィーネ〉なんて書いてあるの?
〈ギルドナ〉な、なんだこれは。
〈アルテナ〉まぁ、良い物よ。これ。
〈ギルドナ〉こんな物が、この時代にも、あるとはな。
〈サイラス〉何でござるか?その良い物とは?
〈ギルドナ〉蛇骨島で、作っていた酒とジュースだ。
〈フィーネ〉す、すごいね。でも、飲めるの?
〈サイラス〉800年物で、ござるな。
〈魔獣の男〉800年か、アルコールも何も無いかもな。
〈ギルドナ〉説明書の方には、作り方も書いてある。
〈魔獣の女〉お酒と、ジュースの作り方を書いてあるんですか?私、とても、興味があります。是非やらせて下さい。
〈魔獣の男〉アンガルで、蛇骨島のお酒とジュースの復活か。良いな。
〈魔獣の男の子〉ジュース飲んで見たい。
〈歴史学者の女〉まった~、その話私も、聞かせて~。
〈アルド〉げっ、あの人は、まさか、また、服を脱がせに来る気なのか。まさかまさか。
アルドは、フィーネの後ろに隠れた。
〈フィーネ〉お、お兄ちゃん?
〈歴史学者の女〉あら、ステキな物を持ってるわね。
〈アルド〉狙われてるぞ。ギルドナ。
〈ギルドナ〉はぁ、何を言っているアルド。あ
歴史学者が、ギルドナから、説明書を取っていた。
〈歴史学者の女〉あなた、この文章読めるの?
〈ギルドナ〉あぁ、アルド、何だ、この小さきのは?
〈歴史学者の女〉小さいの?誰が小さいのよ❗アルド、説明してあげて、私は、大人のレディなんだって。
〈アルド〉あぁ、あぁ解ったって
〈フィーネ〉お、お兄ちゃん?
〈アルド〉か、勘違いするなよ。フィーネ。この人は、こう見えても、凄い歴史学者なんだ。僕もお世話になったんだ。ははは。
〈歴史学者の女〉何、その説明?まぁ、良いわ。この文書は、ワインとジュースを作るための説明書なのね。で、何て書いてあるの?今のアンガルで使われている字と、同じように見えて、違うのよ。凄い発見なのよこれ。そのワインとジュースも歴史的な物よ。なんで、あなた達800年物って言うの?それに、何処で見つけたの?
〈アルド〉興奮しすぎだ。落ち着けよ。
〈歴史学者の女〉落ち着けですって、落ち着けられる物ですか。
〈魔獣の男〉今回は、アルド達が、いたおかげで、危険な場所の旧地下街に行ける事になったのが、良かったな。そこには、たくさんあったな。ビンもゴロゴロしてたし。
〈魔獣の女〉とにかく今回は、凄いのよ。ミュータントも、アルド達がいるお陰で、発掘が、スムーズに進んで、私達も、強くならなくちゃ。
〈魔獣の男の子〉ロボットのおもちゃや、ぬいぐるみも持って帰って来れたよ。
〈魔獣の女〉ふふ、凄い歴史的な発見お酒とジュースの復活やらせて下さい。
〈フィーネ〉お兄ちゃん、やろうよ❗絶対、アンガルの人達にとって、良い物になるよ。
〈アルド〉あぁ、だけど、月影の森は、今の未来には、無いだろうから、あったとしても、行く手段が無いから、果物が手に入らないな。
〈エイミ〉そうね。でも、その果物にこだわらなければ、出来るんじゃない。ラウラ・ドームで、良い果物を作ってるって聞いた事があるわ。
〈アルテナ〉それに、このアンガルにも、木はたくさん生えてるし全く果物が無いわけでは、無いと思うし。旧地下街を少し調べて見たら良い物が見つかるかも。
〈魔獣の男〉あそこに行けば、見つかりそうだな。樽もたくさんあったか、持って帰る事は、出来なかったからな。よそ見をせずに行けば、俺たちだけで行けるしな。
〈魔獣の女〉じゃあ、始めましょう。地下室も使って無いところもあるし。そこで、お酒と、ジュースを作りましょう。貯蔵庫にもなるし、持って帰った時、樽も置けるし、酵母や、カビも連れて帰ってくれれば、良いものが、出来るんじゃ無いかしら。
〈アルド〉作り方少し知ってる見たいだな。
〈魔獣の女〉えぇ、昔おばあちゃんが、作ってた見たいで、話は聞いてて、凄く興味があったの。私も、作って見たいなって。
〈アルド〉なら、フィーネと、アルテナは、地下室の掃除と、貯蔵庫作りだな。で、俺と、ギルドナと、サイラスとエイミは、果物を探しに行こう。
〈フィーネ〉私、頑張る。アルテナ一緒に頑張ろうね。
〈アルテナ〉えぇ、フィーネ。兄さんも、頑張って下さいね。
〈ギルドナ〉私は、やる事が、あるのだか、今回は、蛇骨島の酒、復活となれば、話は、別だ。
〈サイラス〉では、まず、ラウラ・ドームに行くでござる。
〈歴史学者の女〉私も、着いていくわ。上には、つてもあるから。
アルド達は、ラウラ・ドームへ
〈アルド〉さて、聞きこみかな。
〈エイミ〉あれ?歴史学者は?
〈サイラス〉あのオナゴは、エルジオンに用事があるとか。そちらに、一人で、行ってしまったでござるよ。
〈エイミ〉頭の良い人って、セッカチさんが多い気がするわ。
多分、考古学マニアのおじさんの所ね。説明書をカメラに撮ってたし、それを見せに行ったのね。多分。
〈ギルドナ〉さっさと、果物を見つけるぞ、アルド、俺たちは、やる事が、たくさんある。
〈アルド〉あぁ、あの人に聞いて見よう。
〈婆さん〉あぁ、果物、たくさんと言うほどで無いけれど、作ってるよ。オリンジって果物よ。
私は、もう、引退したけど、息子が、継いでくれてね。親バカかも知れないけど、息子は、良い物を作るよ。後、嫁が、来ればね。言う事は、無いんだけど、んん。そこの娘さん私の息子の嫁になってくれんか?
〈エイミ〉えぇ、わ、私、まだ、私は、考えてないわ。まだ、旅も続けたいし、いきなりね。
〈婆さん〉そうかえ、若い奥さんをもらえば、私も、安心出来るんじゃが、贅沢な話かの~。まぁ、果物は、最高と言わせておくれ。是非息子のオリンジを食べて行っとくれ。
〈エイミ〉えぇ、オリンジね。あの高級フルーツにお目にかかれるなんで、運が良いわよアルド。行きましょう。
〈アルド〉エイミ、結婚も、考えても良いんだ。旅は、俺たちが、
〈エイミ〉うるさい❗アルド、それ以上言ったら打つからね。私は、まだ、旅がしたいの。
それに、友達の事も気になるし。色々あるの、私にも。
〈サイラス〉奥方、息子さんは、何処におられるでござるか?
〈婆さん〉まぁ、奥方だなんて、カエルさんも、やぁね~、婆をからかわないで。そうさな、そこの、畑におると思うよ。果物が、大好きじゃからの~。一日中居ることもありますな。
〈サイラス〉かたじけない。では。待つでござる。エイミ殿、アルド殿そっちでは、無いでござる。
〈ギルドナ〉まったく。
アルド達は、畑に向かった。
〈アルド〉こんにちは、あの~、お願いがあるのですが、話を聞いてもらえますか?
〈果物農家の男〉おぉ、なんだい、行きなり来てお願いだなんて、話は、聞くよ。作業しながらで、良いかい?
〈アルド〉ありがとう。じゃぁ、その作業している果物は、オリンジかい?
〈果物農家の男〉あぁ、そうだよ。今年も、良い出来だよ。今が最盛期でね。今の時代、カプセルや、デジタル太陽光や、土無しで、作る製法もあるけど、自然で工夫して育てると良い物が出来ると思ってるよ。
で?
〈アルド〉そう、そのオリンジを買わせてくれないか?
〈果物農家の男〉良いが、一体何を考えてる?お店で、買えば良いだろ。
〈アルド〉それは、この果物で、お酒とジュースを作ろうと思ってる。うまく行けば、ずっと、付き合いを続けたいとお願いしに来ました。
〈果物農家の男〉そうか、そう言う事か、大歓迎だよ。だが、まず、俺のオリンジを食べてもらってから、良く考えてくれ。
〈アルド〉ありがとう。
〈サイラス〉果物オリンジ、気になっていたでござる。食べて良いでござるか?
〈果物農家の男〉オレの作るオリンジは、皮が薄くて、そのまま、食べても旨いぞ。まぁ、皮をむいても旨いがな。
〈サイラス〉ゲコ、そうでござるか?では、早速。
サクサク、ジュワ~。
〈サイラス〉これは、う、旨いでござる。
〈エイミ〉私も、滅多にお目にかかれないのよね。高級ケーキなんかに使われる果物。
サクサク、ジュワ~
〈エイミ〉う~ん。最高。丸ごと食べれるなんて。夢見たい。
〈アルド〉そんなに、凄いのか?ギルドナも食べてみろよ。
〈ギルドナ〉ふん。貰おう。
〈アルド、ギルドナ〉うまい❗
〈ギルドナ〉確かに、この、酸味と甘味は、癖になりそうだ。良い酒が出来るぞ。
〈アルド〉あぁ、これは、良いジュースも出来るな。
〈エイミ〉良いんじゃない。このオリンジで、作るの決定ね。
〈アルド〉そうだな。ギルドナちょっと聞くんだけど、蛇骨島でも、木の実、果物を作ってたんじゃないか?月影の森にうまく行き来出来るようになって種も手に入れただろうし。
〈ギルドナ〉あぁ、確かに作っては、いたようだ。だか、環境が違うからな、成功した話は、聞かんな。
だか、私たちの能力を使えばあるいは、それが、上手くいっていれば、未来でも、生えている可能性は、あるな。
〈サイラス〉むむ、では、未来では、東方では、生えてる可能性があるで、ござるな。
〈エイミ〉でも、汚染されて無いかしら。
〈アルド〉旧地下街で、見たんだ、デカイカプセルの中に生えてる木を、したら、果物農家のおっちゃんが言ってたように、カプセルの中の木で育った果物があるんじゃないのかって思ったんだ。
〈歴史学者の女〉うん、うん、そうねその可能性は、あるんじゃないかな。
〈アルド〉わぁ、来てたのか。
〈歴史学者の女〉今来たのよ。くく、散々自慢してやったわ。どうも、考古学マニアに自慢されてばかりで、悔しかったのよね。ありがとう。あなた達のお陰でスッキリしたわ。この成長しない体じゃ、どうしても、バカにされるのよね。もうなれたけど。
でも、しっかり仕事もして来たは、このオリンジを定期的に手配出来るように、話を着けてきたわ。
〈アルド〉す、凄いな、あ、ありがとう。
〈エイミ〉仕事、早や
〈果物農家の男〉おい、おい、俺を置いてけぼりにするなよ。で、買うの?買わないの?
〈アルド〉す、すまない、買う、買わせて下さい。
お酒と、ジュースを作る事になったので、定期的に買いに来ると思います。すみません。
〈果物農家の男〉そうか、出来たら、私にも、飲ませてくれ。
〈アルド〉あぁ、解った。
〈歴史学者の女〉成功してもらわなくちゃ困るのよ。もう、売りに出すのも話は、してあるからね。そうしないと、タダでやりとりしなくちゃならなくなるし、上手くいって、私の研究資金になってもらわなくちゃ。忙しくなるわよ。
〈アルド〉や、やり手だな、今後も、お願いします。
〈サイラス〉さぁ、アンガルに帰るでござるよ。
〈エイミ〉準備は、万全ね。
アルド達は、アンガルに向かった。
〈フィーネ〉お兄ちゃんお帰りなさい。
〈アルド〉凄いな、この部屋、もう、こんなに、準備が出来てるんだな。
〈アルテナ〉えぇ、私達にかかれば、こんな物よ。さすが、フィーネ、良い手際だったわ。普段アルドが、楽してるのが、ありありと解ったわ。
〈アルド〉フィーネ、色々アルテナに言ったな。
〈フィーネ〉ごめんなさい。お兄ちゃん、つい、楽しくなっちゃって。ギルドナさんの小さい時の話も聞きました。お兄ちゃんとは、正反対ね。
〈ギルドナ〉言ったのか、アルテナ。
〈アルテナ〉ごめんね。兄さんここだけの秘密だから、許してね。
〈ギルドナ〉あまり、人に言わないでくれ。
〈アルテナ〉そちらは、どうだったの?
〈アルド〉あぁ、良い果物が手に入ったよ。オリンジって言う果物で、一つ食べてみるか、アルテナ、フィーネ。
〈魔獣の女〉私にも一つ頂だい。
〈アルド〉あぁ、でどうだ?良いだろ?
〈魔獣の女、フィーネ、アルテナ〉お、美味しい。
〈アルド〉ははは、ハモった。
〈フィーネ〉凄いね。お兄ちゃん、これ。
〈アルテナ〉これで、お酒とジュースが出来ますね。
〈魔獣の女〉凄いワクワクします。
魔獣の男が、慌てて、部屋に入って来た。
〈魔獣の男〉た、大変だ、た、助けてくれ。
〈ギルドナ〉どうした?
〈魔獣の男〉旧地下街を往復して、探索も、していたんだが、危険なのは、解っていたんだが、樽のある部屋の奥に、扉があって、大きい広場になってるんだが、そこに、たくさん木の実がなってる木のカプセルを開けて、木の実を取ったとたん、キノコが生えて来て大きくなったんだ。慌ててカプセルの扉を閉めたので木の実は、無事だが、外側にキノコが生えてきたから、広場いっぱいになるまで、あっと言う間だった。危ないと思って、逃げて来たんだ。あの木の実は、多分、お酒や、ジュースになる。頼む、あのキノコは、魔物だと思う討伐に、協力してくれ。増殖力がとにかく凄い。
〈アルド〉そんな事になってるのか。急いで、旧地下街に行こう。
〈サイラス〉何かしら、聞いた事がある感じと言うか、デジャブを感じるで、ござる。
〈フィーネ〉その木の実を見せてもらって良いですか?
〈魔獣の男〉これなんだか。
〈フィーネ〉こっ、これ、お兄ちゃん、月影の森の果物と同じだよ。
〈サイラス〉おぉ、拙者も見覚えが、あるでござる。
〈アルド〉て事は、嫌な予感が、して来た。
〈ギルドナ〉その嫌な予感も、当たりだな。さて、その、キノコは、あの時と同じ物か、確かめる必要があるな。
〈アルド〉げっ、同じかなぁ・・・
〈サイラス〉その特は、あの口かみ酒でござるな。
〈アルド〉あぁ、その時はな。
(また、あのじいさんの口かみ酒かぁ・・・)
と、とにかく、旧地下街に行くぞ。
〈魔獣の男〉案内する。着いてきてくれ。
汚染坑、旧地下街へアルド達は、向かった。
〈魔獣の男〉ここだ、この扉の向こうが、広場だ。この扉と、壁のお陰で、来てないな。じぁ、開けるぞ。気を付けてな。
〈アルド〉あぁ、行くぞ。
〈サイラス〉ゲコー。凄い数でござる。
〈エイミ〉でも、胞子を出してないわ。
〈ギルドナ〉これなら、一掃できるな。
〈アルド〉胞子を撒かれる前に、やってしまおう。
雑魚キノコ十連戦。
〈ギルドナ〉いた❗胞子を出すデカイやつだ。あの奥にいるやつを倒すぞ、アルド。
〈アルド〉あぁ、あれか、デカイな。
〈サイラス〉参る。
〈エイミ〉うぇ~気持ち悪い。あれを殴るの。
べちょべちょ、巨大キノコとの戦闘。〈ボス〉
〈アルド〉くっ、強い、何とか倒せたな。剣が、べちょべちょだ。
〈エイミ〉いや~また、べちょべちょ、キノコなのになんで、こんなにヌメヌメしてるの。や~。
〈アルド〉あれは、キノコの頭の上。
〈ギルドナ〉ヤバイ、今にも胞子を出しそうに、ふくらんでいる。
その時、閃光のような動きで、サイラスが、一閃。キノコの頭を切り落とした。
〈サイラス〉やれやれでござる。また、この前の様な事にならなんで、良かったでござる。
〈アルド〉サイラス、ありがとう。(あぁ、本当に良かった。)
〈エイミ〉あれね。カプセルの中の木で木の実がなってるのは。
〈サイラス〉そうでござるな。
〈アルド〉さぁ、持ち帰れるだけ持ち帰ろう。
たくさん生ってるな。
〈エイミ〉そう言えば、少し月影の森の果物とは、色が違わない。
〈アルド〉そうか?ちょっと食べてみるかな。
しゃくしゃく
〈アルド〉うん?味は変わらない?うまい❗これは、良い。ん?でも、少しピリピリするな。
〈魔獣の男〉どれどれ
シャクシャク
うまい❗確かに少しピリピリするが、また、これは、流行るぞ。唇に少しピリピリが残るのが、また良い。
〈サイラス〉では、問題無さそうでござるな。帰るでござる。
アルド達は、再生集落アンガルへ帰った。
〈アルテナ〉お帰りなさい。
〈魔獣の女〉ちょうど良い時に帰って来たわね。
〈フィーネ〉ジュース出来てるよ。お兄ちゃん。
〈アルド〉本当か、飲ませてくれ。
ごくごくごく、ぷは~
〈アルド〉おいしい。やったな。これは、良いよ。
最高だよ。
〈アルテナ〉さぁ、兄さんも
〈ギルドナ〉あぁ
〈サイラス〉拙者も、欲しいでござる。
〈魔獣の女〉はいはい、ありますよ。
〈フィーネ〉で、どうだったの?そちらは?
〈アルド〉あぁ、キノコも一掃出来たし果物もたくさん、取れたよ。フィーネ、この、果物を食べてくれ。
何かしら何処かど、食べた味なんだよ。
〈フィーネ〉えぇ、何か怪しいな。でも、みんな食べた見たいだし。
シャクシャク。
〈フィーネ〉あぁ、ピリピリする。唇が、お兄ちゃんこれ、おいしいけど、この、ピリピリ苦手なの解ってて食べさせたのね。も~、でも、解ったわ、これは、ユニガンの宿で、一度食べた。ポイナップルの味に似てるのよ。この唇のピリピリは。
〈アルド〉ヤッパリそうか、ごめんな。フィーネ、食べてもらいたかったから、前もって、ピリピリの味は、言わなかったんだ。そうしないと、食べてくれないだろ。たよりは、フィーネだけだったから。
〈フィーネ〉も~、何かしら御返ししてもらいますからね。
〈アルテナ〉相変わらず仲かが良いわね。
〈フィーネ、アルド〉そんなんじゃない。です。
〈魔獣の女〉はいはい、じゃぁ、この果物で、お酒とジュース作りますね。
〈魔獣の男〉試しに、この果物が、地上で、育つか、やってみるよ。上手く行けば、旧地下街に取りに行かなくて良くなるしね。
農業にも興味があったんだ。やらせてくれ。
〈魔獣の女〉大歓迎よ。やって見て。
さぁ、私達は、お酒とジュースを作るわよ。
〈フィーネ〉私も手伝う。
〈アルテナ〉ふふ、好きね。
〈アルド〉まだ、飲んでないのか、ギルドナ。飲んでみろよ。
〈ギルドナ〉あぁ、いや、悪くないな。と思って、飲むのを忘れていた。
〈アルド〉あぁ、俺たちの旅が、終わったら、こんな感じが良いな。
〈ギルドナ〉あぁ、うまいな。ジュース。未来か
〈アルテナ〉兄さん・・・
〈歴史学者の女〉美味しいわね、これは、行けるわ。オリンジは、私が何とかするわ。これで、スタッフも増やせれば、行けるわ。
〈魔獣の女〉ふふ、楽しい事に、なりそうだわ。
〈魔獣の男〉こりゃ忙しくなるぞ。
〈アルド〉木の実のジュースが出来るのが楽しみだな。
〈フィーネ〉お兄ちゃん、事あるごとに、飲みに来ようとしてるでしょ。
〈アルド〉ほどほどにするよ、フィーネ。
みんなの笑いがほがらかとさせた。
アナザーエデン、バルオキー名物のお酒とジュースがピンチ @amgdtwa156
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます