次男と三男

次男


俺はソロフィー侯爵家次男ルーハン

婚約者はターニャケルト伯爵家のチャジェ

俺は将来はターニャケルト伯爵家に婿入りをする

チャジェは妹の幼馴染で俺とはいっも喧嘩ばっかりしていたが俺は次第にチャジェに惹かれていった

チャジェも同じだと思う

少しずつ少しずつ愛を育てていった

今ではチャジェの隣は妹より俺の方がしっくりくると思う

それぐらいいつも一緒にいた


学園に入学しても自宅と学園の途中にチャジェが住んでいるターニャケルト伯爵家があるので毎日顔を見に行った

(たまに断られた時もあったけど)


そして2年後チャジェが俺のいる通っている学園に入学をしてきた

毎日会えることがすごく嬉しい

学園は二人で過ごす秘密の場所を作り時間が合えば一緒にいた(清い関係です)

だが2年とはあっという間

チャジェが俺よりも早く学園を去ってしまう

本当はもっと一緒にいたいけど仕方がない

(イチャイチャしたいだけ)


何でも妹の宮殿での話し相手(相談役)になってしまったからだ

2年間チャジェは宮殿で侍女見習い(宮殿マナーを学ぶ)をしてその後妹が結婚したと同時に侍女を辞め俺と結婚する

2年間君への思いが溢れ出す(会えるからね…)


そんなこんなで2年間でルーハンとチャジェはまた愛を深めてこの時代では異例のできちゃった結婚をして周りを驚かせた


妹と同じくルーハンも子宝に恵まれた



三男



俺はソロフィー侯爵家三男ルーシン

恋人?はみんなだよ〜!が口癖

俺は自由恋愛主義

男性だろうが女性だろうが気にしない

来る者拒まず去る者追わず

だからか元王子で親友のシリルは俺にちゃんとしろと言う

無理なんだけどね〜


侯爵家の三男なんて特に何も期待されてるわけでもないし…

まあシリルの友達になれとは言われたけど…

本人がこれだからね〜

自分で言うのもあれだけどこれでも仕事はちゃんとするよ!!

読書が好きだったこともあっり市立図書館の館長補佐をやっている

本は好きだし全然仕事は嫌いじゃないんだけどね…


「「「「「ルーシンさん」」」」」

「はい」

「今日仕事が終わったら」「何よ今日は私とよ!」「違うわよ!」「このあとお時間…」「何あんた抜け駆けしてるのよ」

「予定があるから」

「えぇ!!」「そうなの?!」「最近付き合い悪くない?」「今日一緒にいたかったのに!!」「空いてる日にデートしようね」

「……」


毎日これさすがに嫌になる

いくら来る者拒まず去る者追わずでもこう毎日ガンガン来られるのは……ね

相手は図書館の司書さんから利用者まで様々

だけど…ごめんね〜

俺今チョー本命が出来て皆のこと相手できないんだ

だってその人チョー真面目でチョー堅物でチョー無愛想で…

俺の上司図書館の館長クイール侯爵家次男ジュン

俺の恋人


もうすぐ図書館も閉館時間

仕事が終わったら

ジュンと俺は一緒に帰る


大好きだよジュン



君だけだよ…



永遠に…



愛している……


















終わり.

あんまり出番は無かったのですが良い奴らなんです

三男の話はもう少し膨らましたい気もする…

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