二〇二〇年・コロナ禍の正月
独身とはいえ四十代半ばとなれば年末年始はゴロゴロしていられない訳で、区や隣組(田舎だからまだある)の用事に駆り出され、自警団の夜警で一晩過ごしたりだけじゃなくて買い出しに大掃除、雪が降れば雪かきと、慌ただしい日々を過ごすのが例年の話。
ところが、二〇二〇年末から二〇二一年の正月にかけて家の用事以外ほぼ外出無し。区や隣組に関しては市の方から「集まってくれるな」と要望が出されているのでこれ幸いと飲み会や集会は中止。自警団も例年なら午後八時から翌朝五時まで泊り込みで夜警をするところが午後九時から午前一時までの時間短縮ときたもんだ。
どこかに出かけることも無く、誰かが来ることも無く。じゃあ趣味のバイクいじりでもしようかと外へ出れば寒くてやってられない。おかげで数年ぶりの静かなお正月です。
これだけコロナコロナって騒がしいと、家の静かさが身に沁みますねぇ。両親と私だけが家に居て、食事の合間は三人とも自室(母は居間のこたつで寝てますが)に居るから顔を合わすのも食事の時間位。
たまにはこんな正月もイイよね。コロナは迷惑だけどさ、いつもと違う静かな正月も悪くない。出来れば何年か一度、流行病や不景気などの厄介なこと絡み以外で静かな正月を送るのも悪くないかなぁって思いながらテレビで箱根駅伝を見ています。
今年こそ新型コロナ騒動が静まりますように。
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