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「そんなところにいたの。おばあちゃんも一緒に」

「危ないから早くこっちにおいでよ」

二人は私に手招きする。

私は祖母の体を掴んで離さなかった。

だんだん兄と姉の雰囲気が変わってくる。狂気じみた笑い方へと変わってくるのだ。

「アリスちゃあああん、私と一緒に死の?」

「何言ってんだ、俺だよ一緒に死ぬのは」

ランスロットが手のひらから炎をぼっと出した。

「二人には渡さない」

祖母が私を匿うように、自分の後ろに隠した。戦いが始まった。

棘の攻撃は神出鬼没に現れ、兄と姉はパルクールのようにそれに登り、駆けていく。

二人対一人なんて不利だ。

だんだん祖母は追い詰められている。

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