【超感謝!】★900記念SS ①

 大学の授業の合間。昼休み。

 めずらしくスマホに着信が入る。


 ほんとうに珍しい・・・


 そう思いながら、廊下で電話にでる。


「やあ、松島。ひさしぶり」

「ひさしぶりって・・・海斗大丈夫か?無事なのか!?」


 慌てた声の高校時代の友人の着信。


「無事って?何が?」

「何って!?奏良が騒いでるんだ。海斗が事件に巻き込まれたんじゃないかって。

 アパートの郵便受けに郵便物が溜まっているし、部屋にいる気配はないって。

 お前、本当に大丈夫か!?」

「え?・・・あぁ・・・大丈夫だよ」


 海斗は、ようやく気が付いた。

 そう言われてみれば、自分のアパートに2週間くらい帰っていないや・・・


――――

 幼馴染の山中奏良はまだ海斗のストーカー・・・なのかもしれません。

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