第9話 魔法の言葉

僕は、彼女にメッセージを送っていた。

”今日の夜**時。重要な話があるから○○公園に来てほしい”




公園につくと、時間よりかなり前なのに彼女がいた。

周りの花壇ではバラが満開だ。

彼女は花壇に囲まれたベンチに座っている。


僕は走って、彼女の前に立つ。

緊張で、心臓がドキドキとしている。


彼女は、ベンチから立ち上がった。

微笑んでいるが、表情から不安が見え隠れしている。




そして、僕は彼女にその言葉を言った。

「あなたが好きです。付き合ってください」




彼女は、嬉しそうに笑ってうなずいてくれた。

目に涙の輝きが光っている。

もう不安な表情はない。

僕に向かって足を踏み出し、抱きついてきた。

「大好き!ありがとう!その言葉をずっと待っていたの」

僕も彼女を抱きしめ返した。



そうやって僕は彼女と付き合うことになった。

彼女は僕の彼女に。

僕は彼女の彼氏になったんだ。

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