第2話 腕時計が嫌いな姉は時間の確認の仕方がおかしい
姉は腕時計が嫌いと言うか腕時計をするのが嫌いな人だ。
そのくせ自分の好きなブランドの腕時計を買ってきたりする。
わざわざ海外に行ってまで。
日本では発売しないモデルとかで値段を聞いたら高くてびっくりした。
びっくりしすぎて聞いた値段は忘れた。
誰もが知る有名ブランドとだけ言っておこう。
私は機能性重視でデザインは二の次で色々機能がついてるデジタル時計を愛用しているのだが、姉と出掛けると事あるごとに時間を聞かれた。
しかし姉は聞いただけだと忘れるのか何故か「今、何時?」と聞きながら横にいる私の腕時計をしている腕を自分の方に引っ張る。
必然的に画面は逆さまになるので見にくいと思うのだが、デジタル時計だから良いのか?と思っていたら「読みにくい」と文句を言われてしまった。
私のせいか?!
それ以来、姉に時間を聞かれたら腕時計を見易いように腕をわざわざ捻って見せるようにした。
自分で確認しないと気がすまないなら、腕時計ぐらいしろ!と毎回言うのだが、姉は「あんたがしてるから必要ないでしょ」と言う。
これを友達に話したところ「あんたの対応もおかしい」と言われてしまった。
確かに!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます