最英EX 異聞神曲
暗い、眩い、世界に一つ。大きな大きな光を一つ。
くらくらくらくら輝いて、きらきらきらきら煌いて。
暗い世界に光を一つ。
だけども世界は広いから。けれども世界は広いから。
まだまだ光を作りましょう。
青い青い光を一つ。赤い赤い光も一つ。
ぴかぴかぴかぴか轟いて、ちかちかちかちか星明り。
まだまだ暗い暗い世界にさらに、いつかの輝きを与えましょう。
青い光は罰の星、赤い光は賞の星。
邪悪な黒は光に消えて、善良な白は光と共に。
広い世界が彼らのお城。
いつか遥か彼方も光で照らす、それが彼らの可愛い強欲さ。
……けれど、青い光はもうお疲れで、青い光はもう限界で。
だから赤い光と大きな喧嘩。暗い思い出、遠い戦争。意味なんてない痛みの祭り。
だけどもそれも全部無駄だったから、結局赤い光には敵わない。
役立たずの青い光、無駄遣いな青い光。
そんな悲しい出来損ないは、暗い牢屋にさようなら。
7つの楔でさようなら。7つの痛みでさようなら。
いつまでもずっとさようなら。
かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる
夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ?
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