第137話 幽霊少女の夢の舞台
「ぉんギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア♡♡♡♡♡!!!!!!!」
「ほほう、これはまたなんとも……」
「……」
深夜の宿に響く、歓喜と感嘆の(大)声。
それは先程までとはすっかり見違えた様子のハルマに向けられた、シャンプーとヘルメスの心からの言葉であった。
「いや、マジ凄いねこれは。ヘルメスさんそれなりに長いこと騎士やってるけど、ここまでクオリティの高い女装は初めて見ましたよ」
「すんません、死ぬ程嬉しくねえです」
「しょうでしょう、しょうでしょう!? 本っ当にハルマ君は女装させるとメチャメチャきゃわいくなるんでしゅよ!!! ハルマ君ハルマ君ハルマ君! 今貴方超絶可愛いですよぉおおおおお!!!」
「だから嬉しくねえっつってんだろうが!」
今にも爆発四散しそうな勢いのシャンプーと素直に感心した様子のヘルメスに対し、当然ハルマは超絶ウルトラスーパーデラックス不機嫌モード全開。
普段以上に無愛想な態度と声色でズパッと容赦なく文句をブチかますも、悲しい事にシャンプーに(無理矢理)着用させられた白のドレスと銀髪ロングヘアのウィッグはびっくりするくらいお似合いなのでした。
※もちろん変声飴も(強引に)服用済み。
「やべェ、マジやべェよ……! こんなんもう国宝とかそんなんの勢いじゃんかよぉ!! ふひぃぃぃぃいいい……!!! ああ、いけねぇ鼻血が……」
「どう思います? こんな仲間」
「まあ……個性的で良いんじゃないかな、うん」
「あ。ヘルメスさん今、真面目考えるの嫌になって思考放棄しましたね?」
「……」
そっと目を逸らすヘルメス。
どうやら流石の最強騎士ヘルメスでも(いろんな意味で)堕落しきってしまったモンスターシャンプーに掛けるフォローの言葉は思いつかなかったようだ。
まあ実際今の彼女は、とてもじゃないが16歳のうら若き乙女がして良い表情と状態ではなかったので、何も思いつかないのも無理はないと思うが。
「……てか、よくこの一瞬でここまでの女装出来たね。普通こんなクオリティ高いの、ほんの数分で出来るような事じゃないと思うんだけど」
「何言ってんすか。そんなもん私が常にハルマ君Super女装用セットを携帯してるからに決まってるでしょう。というか、そもそもいついかなる時でも一瞬の油断もせず、完璧で究極な準備をしてどんな状況も的確に迎え撃てるようにしておくのは武人として当然の事では?」
「え? あ、はい、そっすね」
「……」
当然のようにお出しされた狂気満天の回答には、最早ヘルメスも完全にドン引きである。
てか、もしそうなのだとしたら一体この氷炎少女はどういう精神状態で幽霊にビビりながらトイレに行くのに、ハルマ君Super女装用セットを携帯したのだろうか……。
……なんか、もうあまり考えたくもない。頭変になりそう。
「……どう思います。こんな仲間……」
「いや、だから、その……。個性的で……良いんじゃないでしょうか……」
もうこの域まで来たら『個性的』でまとめるのはいろいろと無理な気がするが。
……ほんと、初期の頃の純粋なシャンプー・トラムデリカさんは一体どこへ行ってしまったのでしょう。確かに『人は変われる』とかそんなセリフは昨今よく聞くが、だからってここまでの変化は流石に求めてないのだが……。
「……ふぅ、良し。すみません。少々取り乱しましたが、とりあえず一旦は落ち着きました」
「え、なんて? 今なんか『少々』とか世迷言仰りませんでした?」
「? 仰りましたけどそれが何か?」
「……」
「と、いうか! 今はそんな事どうでも良いんですよ! それによりもさあハルマ君、私が厳選したその女装姿ならもう大丈夫! これで心置きなく幽霊さんの心残りを解消して成仏完了です! それではヒアウィーゴー!!!」
「は? いや、しませんけど? 普通に他の方法なんとか探すわ」
「……、……、……え? 今、なんと?」
「だからしねえって言ってんだよ」
「……。ええええええええええええ!?!?!!? 何故!?」
「何故って何!? これ一々説明しないといけない事か!?」
至極当然の拒絶を前に、心底理解出来ないと言いたげな返答を返すシャンプー。
別に普通に考えればいくら何でも無理がある話だとすぐ分かると思うのだが……。残念ながら彼女にその『普通』は伝わらず、それどころか寧ろこの無茶苦茶をグイグイと推し進めて来るのだった。
「なんでです!? これなら『幽霊が見えて歌える女の子』の条件ちゃんと満たしてるじゃないですか! てかそもそも、なんだかんだ言いつつちゃんと女装したくせになんで今更拒否るんです!?」
「やめろその、俺が自分から女装したみてえな言い方! あといくらクオリティが高かったとしても野郎に女装させて歌姫代理にはいろいろ無理があんだろ!!! それくらい説明しなくても分かれや、脳みそ腐ってんのかお前!?」
「いや、そこは大丈夫じゃないかな。普通に考えて今のハルマちゃんに『実は男なんじゃ……』なんて疑惑向ける人が居るのなら、それはもうこの世の全てを信じる事が出来なくなるくらいの暗い過去を背負ったナニカだと思うよ」
「なんでアンタまでシャンプー側でフォロー入れるんですかね!? そしてそのレベルまで行かないと疑われないって俺の女装適性ほんとどうなってんだよ!! 神も俺にこんなクソスキル寄越してる暇あったら、もうちょい実用的なの寄越せやクソが!!!」
認めたくない悲しい事実に一人ハルマは怒りのツッコミを炸裂。
がしかし、いくら強烈なツッコミを発生させようと、既にステータスの振り直しは行えず。ハルマのこの無駄スキルを有用な能力と交換は出来ないのでありました。
ああ、せめてどこぞのまっさらなアレがあれば……。(フェス難し過ぎ)
……と、そんな叶わぬ願いは良いとして。
無茶苦茶と真実を強引に押し付けられ、すっかりへそを曲げてしまったハルマさん。結果、最初から割と最底辺にあった彼の機嫌はさらに落ち込み、最早奈落の穴の底レベルにまで零落してしまっていた。
「どうするシャンプーちゃん。正直ヘルメスさん、もうどうやってもハルマちゃんが引き受けてくれるビジョン全く見えないんだけど」
「……はぁ、仕方がありません。ここは不肖シャンプー・トラムデリカにお任せください! 私の完璧な作戦で見事ハルマ君を舞台へと立たせてみせましょう」
「えっと……ほんとに大丈夫? あ。いや、別にシャンプーちゃんが信用出来ないって訳じゃないんだけどね? その……前例的に、うん」
「メチャメチャ疑ってるじゃないですか、この野郎。……大丈夫ですよ。私とハルマ君がこれまでに培ってきた関係性を信じてください!」
「うーん、何でだろう。寧ろ余計に疑わしくなった気がするぞ……」
その言葉に一層不安に駆られるヘルメスだったが、そんな事は一切気にせずシャンプーは自信あり気なサムズアップを返し意気揚々とハルマ(♀)に向かって行く。
……さあ果たして、彼女は一体どんな方法で彼(女)を舞台に立たせるというのだろう。
「ハルマ君」
「……何?」
「もう一度確認しますが、貴女はどうしても歌姫役はやってくれないんですね?」
「だからやらないって言ってるだろ!!! あとその二人称やめろ、気色悪い!!!」
「……本当にそれで良いんですね?」
「なんで確認すんの!? だから何度言われようと俺は絶対にしな――
「自分から今回の件を言い出したのに、結局最後は自分の羞恥心の為にここまでの時間と話を全部オジャンにして……本当に、本当に良いんですね?」
「――ッ!!! ……いや、それは……」
――あ、効いてる。
先程までの勢いは何処へやら。痛いところをクリティカルにブチ抜かれて、一気に言い淀んでしまったハルマさん。
がしかし、それでもなお反論をしようと彼は必死に言葉を探していたのだが……もちろん【英雄の子】シャンプー・トラムデリカはそんな甘えは許さない。
「いや、別に私達は良いんですよ? 今回は最初から頼まれただけでしたし、そもそもあまりお役に立てそうにはありませんでしたし、世の中どうやっても無理な事も少なからず存在する訳ですから。今回の件は力及ばずでした、という形になってもそこは涙を呑んで受け入れましょう」
「……」
「でも、そんな結果になっちゃってハルマ君的に大丈夫なのかなぁー?と、シャンプーさんはちょっと思った訳でして。だって、最初はあんなノリノリウェイウェイな熱ーい雰囲気で『二人に……一生のお願いがある』と仰っていたのに。せっかくどうにか助けられそうな方法をなんとか見つけ出したのに。それらを全部まとめて、たった一時のちょーっとした羞恥心の為だけに『ムリでーす』で終わらせちゃっていろいろと良いのかなー?って」
「それは……その」
「あーあ。せっかく今回のハルマ君は割とカッコいい感じだったんですけどねぇ、残念です。果たしてあの時の王道主人公のような熱いセリフを残したカッコいいハルマ君は一体何処へ行ってしまったのでしょう? あ。まさか異世界転生でもしてしまったのでしょうか?」
「えっと……」
「……まあ? 別に私といたしましても? 本当に、絶対に、どうしても、何が何でも無理な事を強引にハルマ君に強制するのは流石に心が痛みますので。何が何でもどうしても絶対に本当に無理だと言うのでしたら、今回は仕方がありませんので泣く泣く諦める事といたしま――
「いえ、やります。やらせていただきます。我儘言って本当に申し訳ありませんでした」
「え? いやいやいや大丈夫ですよ無理なんてなさらなくて! だって無理なんですよね? 『何度言われようと絶対に俺はしな――』なんですよね? なのにそんな無茶なさらなくても……」
「大丈夫です、全然出来ます、メチャメチャ平気です。寧ろやらせてください。どうかお願いします」
「……まあ、そこまで言うのであれば私は止めませんが……。でも、本当に良いんですか? さっきはあんなにも嫌がっておられたのに……。やっぱり無理をなさっているのでは……」
「全然無理してないです! 歌姫やらさせて頂けるなんてメチャクチャ光栄です! 超絶やる気満々です! 本当にすみませんでした!!!!!」
「そうですか! まあ、そこまでどうしてもと仰るのでしたら! ではハルマ君、歌姫役よろしくお願いいたしますね」
「……はい」
――……凄え。
先ほどまでの絶対的な拒絶は彼方の空へ。
ちょっと前まであれ程歌姫役を嫌がっていたハルマさんも、シャンプーの巧みな口車(とまごう事なき真実)には敵わず、最後は自ら歌姫役を志願するまでになってしまっていた。
そして、そんな様子を後ろから見守っていた最強騎士ヘルメスは改めてちょっとドン引き。一体どういう精神構造をしていたら、数分前までメロメロになっていた相手をあそこまで容赦なく追い詰める事が出来るのだろうか……。
「どうです、ヘルメスさん? 私の完璧な作戦は! ほら、なんかこう……私に言うべき事があるのでは?」
「え? あ、ごめんね疑って。なんと言うか、その……想像以上でした」
「ふふふ! そうでしょう、そうでしょう! もっと褒めても良いんですよ!」
ふふーん(ですわ)と、誇らしげに胸を張るシャンプー。
一見、その様子はまだ幼さが少し残った少女の、ちょっとした可愛らしい姿でしかなかったのだが……。
――マジか。英雄の子、怖ぇー……。
ヘルメスには(いろんな意味で)恐ろしい姿にしか見えないのでありました。
「ほら、もっと褒めてくださっても全然構わないんですよ!」
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
「ちくしょう……。いや、まあ確かに全部事実だけどさぁ……」
一方、その頃。
シャンプーに完全に言い負かされた少年(女)ハルマは、一人ぶつくさと泣き言を言いながら幽霊少女の元へと向かっていた。
当然まだ一ミリも腑に落ちてはいないし、納得もしてはいないのだが……それでもシャンプーに言われた事は(言い方に悪意はあったが)全て紛れもない事実。
残念ながらハルマに反論の余地は1ナノもない。
「くぅううう……! てか、ほんとアイツ何なんだよ……! あれはどういうポジションのヒロインなの!? デレッデレからの猛毒攻撃ヒロインとか聞いた事ねえんだけど!?」
……それは本当にそう。
最近のシャンプーさんは最早デレデレヒロインの枠すら飛び出し、なんかよく分かんない新しい概念になり始めてるんですよね。
普段はデレながらも隙を見せれば容赦なく毒をブチ込んでくる系ヒロイン……言うなれば『ツンデレ』ならぬ『毒デレ』と言ったところでしょうか。
「なんだそのどく・フェアリー感が凄い新
なんならシャンプーさん割となんでも出来るから、じめんと言わずサブの範囲はとても広そうである。
まあそもそもそれ言い出したら、アイツはまず根本的に「こおり・ほのお」の方があってるだろって話になるんだけどね。
「やっぱりゴリラじゃないか! ……と、こんな事を言ってても仕方がない。毒デレ問題に関してはまた今度解決するとしよう。それに、今回は実際言い出したのは俺だからな……責任はちゃんと取らないと」
――それに……。
ハルマはパンっと自らの頬を叩き、気合入れ直すと共に羞恥心を振り払う。
確かに、今の状態が死ぬ程恥ずかしいのは事実だし、納得出来ていないのも事実だ。出来る事なら逃げ出したいし、今すぐ元の格好に戻りたい。
でも――、
――あの人の夢を叶えてあげたいのも……
逃げない理由、逃げられない理由が……そこにはあった。
――歌姫上等! こうなりゃヤケだ、やれるだけ全力でやってやるさ!!!
△▼△▼△▼△
「……と、言う訳で。お話を伺って馳せ参じた天み……じゃなくてアメノチ・ハルカ……と申します」
『は、はぁ……。……えっと、その、貴女も幽霊見えるんですね』
「あ、はい。まあ一応」
『そう、なんだ……。あれ……意外と幽霊見える人って世の中いっぱい居るのかな……』
――凄え、マジでバレてないや……。
ほんと、文字通り死んでもバレないクオリティとはよく言ったもんである。
てっきり、今回は話の流れ的に『いやいや、そんな都合良くそんな人居る訳ないでしょ』とツッコまれてもなんらおかしくはないので、そもそもまずバレてしまうのではないか、とも思ったのだが……。
どうやらハルマの女装適性はそんな生半可ものではなかったようです。良かったね。
――何も良くはない。
『……えっと、それでその。こんな深夜にわざわざ来てくださったのは嬉しいんですけど……具体的には何の御用でいらっしゃったんですか? あと、さっきまでの人は?』
「え? あ、えっと……あの人は……そう。今ちょっとトイレに。なんでも急に久しぶりのお通じが来たそうで」
『主婦かな?』
それは偏見が過ぎるのでは、と思いつつもツッコミはお口チャック。
今は話を余計に脱線させる展開ではない。あと、なんだかんだ言ってハルマも某クレヨン母ちゃんの影響で実はちょっと共感出来ちゃったし。
『……あ、もしかして貴女霊媒師か何かの方ですか? それで私を「破ァーーー!!!」的な何かをしに来たと! なるほど、そういう事なのでしたら私は抵抗しませんのでどうぞ――
「いえ、そうではなく。先程『お話を伺って』と申しました通り、私は僭越ながら貴女のかつての夢を聞かせていただきました。つきましては私はその夢のお手伝いをさせていただきたく、ここに来たのです」
『……え?』
「貴女の夢であった自らの曲を披露する舞台。その舞台に共に立つ歌姫役に、もしよろしければ私をお使いください。……ああ、もちろん私では釣り合わないと言うのであれば無理にとは言いませんが……」
『そんな事……! そんな事は、ありませんが……』
「ありませんが?」
『どうして……?』
「……」
『どうして、どうして見ず知らずの、しかも既に死んだ身の私に! そこまでしてくださるのです!?』
それはまるでさっきのシャンプーのように。
心底理解出来ないと言いたげな表情で、そう問うてくる幽霊少女。
だが、ハルマ……否ハルカはその問いに、心底当然のようにあっさりと答えを返した。
「……私も、なんとなくその気持ちが理解出来るからですよ」
『……え?』
「貴女の死んでも諦められなかった夢、それと似たようなものが私にもあるんです。私にも例え死んででも絶対に叶えたい夢が。何がなんでも果たしたい夢が」
『……』
「だから、貴女がどれだけその夢を大事にしているのかは、私にもなんとなく分かる。なのに、貴女は今そんな大事な夢を捨てて諦めようとしてしまっている……!」
『……』
「それを私は見過ごせないんです。例えそれがお節介で、ありがた迷惑だったとしても! 大切な夢を捨てないでほしい! 最後まで諦めないでほしい! ……だから!」
『!』
「やってみましょう、一緒に。……そりゃあもちろん、やってみたところで何も得られないかもしれないし、何も満たされないかもしれません。でも、だからって何もしなければ可能性すら得られない! 今回は一人だった今までとは違うんです! もしかしたら何かが変わるかもしれない!!!」
『ハルカ、さん……』
今まで、何度も何度も繰り返してきた、孤独の夜を思い出す。
死して、命を落として、もう何年の時が経ったのだろうか。
生前の記憶もほとんど摩耗して、それでも残された『夢』を捨てきれず、孤独の中で一人曲を奏でた夜を何度繰り返したのだろうか。
その度に、その度に「もう無理だ」と「もう無駄だ」と何度も何度も自分に言い聞かせたのに。自分が見える少年が突然現れて「とうとう潮時かな」とやっと諦めを付けられたと思ったのに。
『あれ、私……なんで……』
この手は、この半透明の手は、どうしてまだピアノから離れる事が出来ないのか。
……分かってる。そんなものとっくのとうに知っている。
どうしても、どうしてもこの『夢』が捨てられないからだ。諦められないからだ。
もう、生前の記憶はほとんどないのに。それでも確かに、確実に、交わしたと、それだけは言い張れる仲間達との『約束の夢』を忘れられないからだ。
『……分かりました。やってみましょう、ハルカさん! 私達で、いつかの遠い夢の舞台を! お手伝い、お願い出来ますか!』
「……! はい、もちろんです!!!」
ならば、あと一度、もう一度その夢に手を伸ばしてみよう。
例えそこに確信はなくても、今度こそ叶うはずなんて自信は無くても。
諦められない夢が、そこにあるから――!!!
『今度こそ、夢の舞台の開幕です!!!』
本日はご来場頂き誠にありがとうございます。
今宵皆さまにお送りいたしますのは、一人の少女と歌姫による遠き夢を象った春の歌。
どうぞ心ゆくまでお楽しみください。
【後書き雑談トピックス】
次で(ようやく)幽霊少女編ラストです。
元の予定の倍くらい長くなってしまった事に一人びっくりしています。
次回 第138話「良い夢」
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