異世界レポート1.3『アメミヤ・ハルマ 追記』

【プロフィール】

  本名:天宮 晴馬(アメミヤ・ハルマ)

  年齢:17歳

  身長:161cm(ちょっとコンプレックスだったり)

  体重:50kg

  趣味:読書(主にラノベ)、ゲーム(ソシャゲメイン)

  特技:料理……というか家事全般、女装(本人は否定)

 誕生日:8月3日

  天敵:ウサギ、自分

 イメージカラー:青


 趣味の読書なのだが、異世界に来てからは文字の勉強をサボっているので最近は全く出来ていない(なおこの世界の識字率は約98%くらい)。

 また、女装すると完璧に美少女以外の何物でもなくなることも判明した。ちなみにこれを知ったシャンプーは、最近ちょっと趣向がおかしくなってきたのだが……それはまた別のお話。

 そして苦手なものはウサギよりも何よりも自分自身。ハルマは間違いなく自分が世界で一番嫌いであり、自分を世界で一番憎んでいる。その姿はまさに自らへの復讐を願う『歪な復讐者』。

 


【ステータス】

 筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:― 幸運:EX

 合計:10


 ここは相変わらず最低ラインで変化なし。

 一応フォローすると転生して来たときよりは強くなっているが、所詮それもこの4カ月弱の間の分だけなので、ステータス評価が変わることはない。無念。



【スキル】

 パッシブスキル:『無警戒』

 前回と特に変化なし。

 なお、これはハルマが『最弱』でありながら、異世界でなんとか生きていけている原因の一つでもある。これがなかったら……例えばワースト2位とかだったら、多分もっと早い段階で死んでいるor今よりもさらに怪我しまくってる。


 特殊適性:『特殊癒術適性』

 ガダルカナルによって詳細が判明した。

 これはハルマが魔術適性を持っていないことが由来の特殊適性。その名の通り異常なまでに癒術に適性を持ち、なんと世界最高レベルで効きにくいホムラの癒術でさえ欠損した腕が再生するレベルで効果を発揮することが出来る。

 ハルマが過酷な異世界で『最弱』でありながらも、今なお生き長らえているのは明らかにこの体質が原因の一つ。もしこれがなければ、ハルマは最悪ワンドライのチンピラで死んでいたことだろう。なおどこぞの『過剰回復呪文』のように効き過ぎて悪影響ということはないようだ。(もしそうなら結局ワンドライで死んでいる)

 なお、この適性の根本にあるのは『魔術適性』であり、それに異常があるということはすなわち『魂』に異常があるということらしいが……?

 

 特殊耐性:『特異呪術耐性』

 詳細は特に変化なし。

 癒術に対して特殊な反応をするのなら、その対極に位置する呪術にも特殊な反応を示すのは当然のことだろう。ただ、呪術を扱う者は少ないのでこちらの力はあまり発揮する機会はないものと思われる。



【技】

 無属性:『エクスカリバー』

 前回と特に変化なし。

 最近は強敵相手にも使っているが、わりかし有効なあたり結構強い技のようだ。


 無属性:『金棒の音』

 アルファルドとの戦いで初使用した技(?)。

 ハルマの『世界最弱』という立場を逆手に取った技であり、何よりも弱い立場でありながら相手に一丁前の煽りを叩きつけることで、挑発の切れ味を最高レベルにまで昇華させることが出来る。

 一見アホっぽい技に思えるかもしれないが、そもそも自然界においては挑発行為自体が相手の怒りを買うのにはかなり有効な手段。つまり、比較的自然に近いモンスター達が相手なら実はそれなりに使える技だったりする。

 ただしあくまでこれは挑発行為なので、成功すればもちろん自分にヘイトが向けられるのは当然のこと。おまけに相手を怒らせているので、攻撃性が増している点も注意しなくてはならない。……つまり弱っちいハルマが何の策もなしにこの技を使えばほぼ確実に死ぬことだろう。

 また牛老角のような冷静さを持った相手にも効果はない。……え? じゃあなんでアルマロスには効いたのかって? そりゃあ、普通にアルマロスが牛老角よりもチョr―――



【その他】

 ちなみに幼少期は非常に病弱だったが、それは皮肉なことに姉の死後から徐々に良くなり、今ではほとんど問題がなくなっている。ただし運動慣れしていない点には変わりなく、故にハルマは泳げない。また実は自転車も少し前まで乗れなかった。その他サッカーや野球、バスケなどと言ったメジャーなスポーツとも縁がなく、仮にも生徒会長(代理)とは思えないほどに運動の知識がない。多分卓球のラケット持たせたら、初見時は逆向きに持つと思う(なおこれは多分ホムラも同じことすると思われる。まあこっちは天然でだが)。

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