第20話 結論……モナは可愛い

「モナ、おいで。」


私は、2人が起きるまで疲れたので寝ようと思う。


「こちらで今日は、寝泊まりするのですか?」


「うん、だから小さくなって?」


「かしこまりました。」


モナは、最初の手の平サイズの小ささになって、私の肩に留まる。


私は、2人のベットの間に椅子を置いて座る。


2人とも、銀髪の女の子だ。歳は……私の一つ下位?


鞭の傷……痛かっただろうな。この首輪寝る時位外して良いよね?


……ヤバい。この首輪ベルトタイプじゃない……


「モナ、どうやって取ればいい?」


「ご主人様、こちらは、奴隷の様です。解放させますか?」


「奴隷……」


奴隷ってあれ?何か人間が物として扱われる。って奴?あ、じゃあ趣味とかそういうのじゃあなく、取りたくても取れないんだ。


「ひどい……」


そっか、この子達はだから鞭の様な傷が沢山あるんもんね。


「解放、する。」


「(ニコッ) かしこまりました。」


モナは、私の肩から降りて二人の体の上に乗り、くちばしで首輪をつつく。その時、白い光が薄ら女の子達を包んだから、びっくり。


光が収まり、モナが戻ってくる。


「これで大丈夫ですね。ご主人様、外して上げてください。」


「……ごめん、どうやればいい?」


「首輪に触れるだけで大丈夫です!」


「おっけー」


私は、1人づつ首輪を外して行く。


カチャッン


「取れた。」


称号 『解放者』を手に入れました。


……え?魔法か何かなのかな?触れただけで、取れた。


「よかったですね。これでこの2人は、奴隷から解放されました。」


「うん」


この首輪どうしよう?取り敢えず空間魔法に入れとくかな。


……傷治せるかな?


「傷、治せるかな?」


「ご主人様、私は治せますよ。」


「え?やってくれるの?」


「かしこまりました。《パーフェクトヒール》」


モナは2人の間の椅子に乗り、唱える。


すると、2人は白い光に包まれて、どんどん傷が治っていく。


……って言うか、傷だけじゃなく、やつれた体もいい感じに戻ってきてる。


「成功、かな?」


「はい!」


「ありがとう。」


私は、モナの頭を人差し指のお腹で優しく、撫でる。


なでなで


「んふふ 気持ちいいです……」


「モナ、ご飯どうしよっか?」


「私の、ですか?」


「うん、食べてないでしょ?」


「そうですね~、食べれない事は無いですが、食べなくても生きていられるって感じですね~」


「娯楽、見たいな?」


「はい。」


「じゃあ、明日一緒に食べよ?」


「はい!(はぁ~!ご主人様優しすぎます~///) ……嬉しいです。」


「っ!///そっか、そっか。まぁ、当たり前の事しかしてないんだけどね。」


「えへへー///」


はぁ~可愛い。癒しって言うんだっけ?私は、自由になってからモナを出来る限り可愛がりたいな。


「モナ、そろそろ寝よう?おいで?」


「かしこまりました。よろしいのですか?私が一緒のベットに入って。」


「うん、モナは私の家族。家族と一緒に寝てみたい。」


「////// ふつつかな者ですがよろしくお願いいたします」


「うん、おいで。」


モナは、私の肩から枕元に降りて、頬を寄せて一緒に寝る。


「おやすみ」


「おやすみなさいませ。」


ふわぁ~、ふわふわだ~。

だんだん眠く……スヤァ…

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