第17話 悠志side
皆がご飯食べ終わって、メイドさんにお風呂に案内された。
「こちらが大浴場となっております。着替えとタオルは、こちらに。ここは、異性混浴ですので、お盛んにご注意してください。」
「「「「「は?」」」」」(嫌そう)By女子
「「「「「え?」」」」」(嬉しそう)By男子
まじで?!
「どースル?勇志くんなら、別に私の事見ていいけど……他わね~ちよっと……」
「いや、流石に前をタオルで隠して、離れて入るしか無くない?」
お前のような奴気持ち悪いから誰が見て得するのか……
と言うかやった~。如月さんの……見れる!しかも合理的に!
「 「 「 「「(やった~ぜ~!女子の裸……ムフフフフ) 」 」 」 」 」By男子
「「「「(キモイ)」」」」By女子
……そうと決まれば、僕達は、一気に服を脱いで、大浴場に入って行く。
チラッと見れば、如月さんは赤くなっていたり、かと思えば普通に戻ったり、モジモジしたりして可愛い……
最初から如月さんを見逃さない!
浴室に入ると、日本の大浴場見たいだ。
……待ってこれ。どうやって使うんだ?
そう思っていたら、大浴場のドアが開く音がした。
「「「「「「おぉ~」」」」」」
急いで如月さんを探す。……あれ?居なくね……?
俺は、じーっと女子の中から目を凝らして探すと、最後の方に如月さんが居た!
あっ!如月さん前髪切ってる!パッツン可愛いぃぃぃぃ
体型凄っ!やべぇ、興奮しかしない。どうすれば良い?これは……
するとキモイやつらが、こちらに来てスグに萎えた。
……キモイやつらでも、使える時は使えるんだな……
「なぁなぁ、これってどうやって使うんだ?」
「これ、多分シャワーだよな?何処がスイッチだ?」
「ふむ、きっと魔力を流すと出てくるのだろう。」
……魔力か……どうやって流すんだ?
「皆、どうやって使うのか分からないから、この洗面器を使って浴槽から取ろう。」
「「それしかないか……」」
……如月さんを見ると迷わず、あのシャワーのような所に行き、使い出す。
え?!
何で使えんの?
と言うか、体のライン素敵すぎない?うん、それしか言ってない気がする……
胸の方はたわわな巨乳なのに、腰がシュッ、としてて……え?何あの痣の多さ。
そう言えば如月さん、虐めや、DVにあっていたっけ。
ぬおおおお、何で日本に居る時助けてあげれなかったんだ!
僕は、チラッチラッっと見てるけど誰も気付かない。
皆肩を並べて洗面器で頭を流してる中、如月さんは、隅っこの方で、シャワーの様な奴を使う。
綺麗だなぁ…………ヤバい、見えてしまった。如月さん毛が薄いらしい。……凄い。と言うか俺の股間めっちゃ熱いんだけど……
頭を濡らして、たぶんスキル『洗う』で、シャンプーを出して、泡立てる。
……戦闘以外ではほんとに便利なスキル残っていたよな~
シャクシャクシャクシャク
あのスキル、こういう風に使えるんだ……
と言うか如月さん、ワキ毛とか色々ムダ毛が生えてなくない?とてもなんと言うかエロいです。ご馳走様です。
ふぃ~、とため息をついてこっちを見ようとしたから、直ぐに視線を戻す。
と言うか、どんだけ皆如月さんに関心が無いんだよ。……まぁこの良さを知るのは、僕だけで良いけどね。
如月さんは、多分コンディショナーをする。
ヌリヌリ
ヤバい……行動の一つ一つが可愛いのだけれども。
何?これ。キュン死にさせる気かい?
流す。
如月さんは、何か考えた後、肌を洗い出す。
コシコシ
うん、可愛い。そしてエロい。あぁ~触れたい。
ジャバァ
あ、見るなこれ。
視線を戻す。
「ねぇねぇー勇志くん。ボーとしてて、襲っちゃうよ?」
気付いたらあのキモ女が横にいた。
だからキモいって。そしてスグに萎える。
「あはは、それは、勘弁して。」
と言うかこのキモ女、めっちゃくちゃ美人の如月さんを見た後だからか、体が貧相に見える。
「え~。も~勇志くんたら照れちゃった?」
「ごめんって。後、あまり僕に近付かないで。僕、君の事好きって訳じゃないから。」
僕は、真顔で真剣に言った。だから近づくな。キモイ。
「え?……あ、ごめんね~」
ふぅ、やっとどっか行ってくれた。
僕は如月さんの方を見ると居ないことに気付いた。
あれ?全部洗い終わったから、移動したのかな?
僕は、浴槽を隅から隅まで見るとずっと奥の端っこにいた。
おおうふ。
頬をほんのり赤くして、髪をまとめて横に流して、胸は、見えそうで見えない。お腹まで使っていて、エロい。しかもめっちゃ奥だから皆に気付かれなさそう。
僕は、急いで洗って、出来る限り如月さんを眺め続けた。
はぁ~股間痛いわ
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