第10話 スキル凄すぎない?

まず、1つ目からやって行こう!


スキル《闇隠れ》


能力 闇に溶け込み、闇がある場所に隠れながら移動出来る。影も可。


……なるほど……これは隠密と似ているようで違うね。


隠密は、光がある所でも隠れられる。まぁ、何処でも使えるけど、闇隠れは、影を移動出来る……と。


2つとも便利だなぁー。


試してみようかな?


《闇隠れ》


ちょうどここは影になっていたから、出来たみたい。


……何と言うか、私の周り真っ暗。地上を下から覗ける見たいな?


私は、隣の木の影に移るイメージをする。


あっ、一瞬軽くなった。その後すぐに普通になったけど……


エレベーターみたいな?まぁ、結果成功。


隣の木の影の下……面倒だから影の世界って言おう……まぁ、影の世界に一瞬で着いちゃった。


上に戻りたいな~って思ったらそのまま地上に。


凄い!凄い!


私は、テクテクと、さっきまでいたベンチに戻る。


木陰で涼しい



次は、体術かな?狙われても、迎え打てるようにね。


スキル《体術》


能力 運動能力が所有者のイメージ通りに強くなる。但し、イメージが極端では、そこまで強くならない。また、所有者のイメージ通りに動けるようになる。但し、イメージをより鮮やかにしなければ、なかなか上手く動けない。常用されているため、切り替えは、できない。



……体術は、脳筋が持っても意味のなさそうなスキルだね。


まぁ、簡単に言うと、イメージすればする分だけより正確に動ける&強くなるということでしょ?


ムム……もし、こう来られたらこういう風に避けて……


スキル《妄想》を手に入れました。


妄想って……言い方ね?何か……うん、言い方ね?


スキル《妄想》


能力 イメージや、考えている事など簡単に思いつける。また、正確にイメージ、考えることが出来る。常用されているので切り替えが出来ない。



おぉ~良いスキルだ!ナイスタイミング。


私は、ベンチから立って木を軽く揺さぶる。


青々とした葉っぱが落ちてくるので、私は、葉っぱを全てわしづかむ。


((꜆꜄ ˙-˙ )꜆꜄꜆シュッシュッシュシュシュシュシュッ


全部キャッチ出来た。


おぉ~めっちゃ動けてるし、速い。頭の中で正確にイメージ出来る。


力は……どれくらいかな?


この木蹴っても良いかな?形が多少変わっても植物を生やすものでまた、はやせるし……


木に向かってごめんなさいをする。


ごめんね……


では、っと私は、イメージして木に向かって回し蹴りをする。


ドッガァァァァ バキバキバキバキィィ


「へ?」


折れた。


凹む位かな?って思ってたのに。折れた。


「あわ、わ、わ、わ」


私は、急いで折れた木を空間魔法でしまって、植物を生やすもので生やす。


「ご、ごめんね?ごめんね?」


はぁ~やってしまった。


一応、ショットって奴も試してみたいんだけどな……怖いな……


スキル《ショット》


能力 小さい物、細い物を正確に投げれる。また、弓などの道具で正確に当てられる。常用可

イメージによります。



はぁ~これは普通そう。名前の通りだね。


私は、その辺の石ころを数個手に持ち、さっき闇隠れでワープした所の木に向かって1個投げる。


ダァン


フサフサフサ


葉っぱが落ちたので、それに向かって石ころを投げる。


ヒュッヒュッ


パァァン パァァン


「あ、たっ、ちゃった……」


予想以上に凄い。……って言うかスルーしていたけど、石ころちょっと当たっただけで葉っぱが落ちてくるほど揺れたの?!


私は、体術、ショットを使って軽く動いてみる。


ヒュッ パァァン ザッザッ


バク転したり、動きながら適当に上に投げた石を避けたり、蹴ったり、殴ったり……


予想以上に動ける。


凄いな。これ。


スキルさまさまだね。……いや、皆(神様)達のお陰かな?

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