第8話 悠志side

僕はこっそりとついて行く。


中を除くと、そこには制服を脱いで前髪を横に流した如月さんがいた。


ぶかぶかな制服を脱いだからなのか、胸や、腰がよく言うボッキュンボンになっていて、前髪を横に流したからか、顔が良く見える。


目は、奥二重なのに、クリッとしていてタレ目。  まつ毛が長くて、鼻は小さくて可愛い。肌は、キメ細かく、白いモチモチの肌になっていてニキビや、化粧など一切ない。


唇は、しゃぶりたくなるような薄らピンク色で潤っている。


可愛い系と美人系のどちらも感じさせている顔立ちだけど、何処か儚い感じがして、思わず見惚れてしまう。


長くなったけど、一言で言ってとてつもない完璧な美少女だった。


そんな子が綺麗な声で鼻歌を歌いながら、料理を作ってくれてる。


厨房からは、いい匂いがしてたまらない。


そんなこと考えていたら出来たみたいだ。


味見をしてる。……可愛っ!何?あの頬を薄いピンク色にしながら美味しそうに、満足そうにスプーンを頬張ってる……


あ、こっちに気づいたみたい。急いで元の姿に戻してる。


あぁ~残念……


「凄いね~如月さん美味しそうな匂いする。」


「ど、どうも……」


「持っていくの手伝うよ。」


ちょっとは、いい所見せないとね!


「皆!如月さんがシチュー作ってくれたよ!」


「「「「「「おお~!!」」」」」」


そっから女子達に囲まれて、気付いたら全員分如月さんが持ってきていた。


や、役に立てなかった。



そっからは、宰相との交渉(笑)で役に立って見せた。

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