第2話 これが私のステータスですか……

待っている間、《祈り》って言うスキルを教えて貰った。


向こうについて、時間が空いたら使えって。どうやら神様の所に行けるらしい。


スキルって凄いな。


っとこうしていると私の番が来た。


余っているのは……



スキル


料理・・・料理が普通の人より、上手くなる。(※普通は、神基準だが、それは書かれていない。)


徒歩・・・歩く、走るなどの行為を疲れを全く感じなくなる。


洗う・・・自分の好きな石鹸で手を触れているものを綺麗にしてくれる。水温は、調節可能。



称号


綺麗にするもの・・・綺麗にしたいと思うものを簡単に綺麗にできる。


植物を生やすもの・・・自分の考えている植物をはやすことが出来る。(※さすがに植物として、これは無いだろって思うものは出来ません。)






……後ろを向くとニヤニヤしながら私を見てるクラスメイト。


はぁ、まぁ良いんだけどね。要するに、歩いても走っても疲れないし、地球の食べ物を植物化して、料理できるし。お風呂や、トイレ、掃除も出来るし。


……あれ?これ普通に暮らすだけならめっちゃ良くね?


あ、でも戦う系が全く無い。……いや、そういう系の植物でも生やして行けるかな?いや、おじいさんがスキルと称号くれるって言ってたし、いっか。


私は、気にせずポチポチっとタップして入れてさっきまでいた隅っこに戻った。


『では、行くがいい。』


おじいさんは、そう言ってまた私達を今度は、紫色の光に包まれた。私は、眩しくて再び目をギュッと閉じた。



「おぉ!勇者様方!!我らの呼び掛けに答えて下さり、ありがとうございます!!」



そんな声で目を開けると、よく物語の王様みたいな王冠を被った人や、鎧を着て剣を刺した騎士?みたいな人とか色んな人がいる。


「えーと、ここは?」


クラスのリーダーシップをとっている、鈴木 悠志(すずき ゆうし)君が質問する。


「ここは、ベンナイト王国の王城だ。我らは、忌まわしい魔王とその配下、魔族や、魔物達に困らされておる。勇者様方は、魔王を倒して頂くため、呼ばせてい叩いた。そして我は、ベンナイト王国国王ルイス・フロイス・ベンナイトだ。」


「はぁ。」


「「「「「「「……」」」」」」」


……私、気付いちゃった。ベンナイトってトイレの拭くシートのあれじゃない?


……気付かなかったことにしようっと


「それでは、勇者様方。勇者様方の能力を知りたいので、能力を見していただいましょう。[ステータス]と言ってみてください。」


王様とは違う偉そうな人が何か言ってる。


まぁ、試してみようかな?


「「「「「「「「ステータス」」」」」」」」


すると、私の目の前に水色の画面が出てきて、私の姿とその横に色々書いてある。




ステータス


如月奈々葉(きさらぎ ななは) (14) Lv1


職業 学生 アサシン


HP3000 MP5000 幸運77777777


スキル


料理 徒歩 洗う 祈り 闇隠れ 隠密 協力 体術 魅了 ショット 闇魔法 空間魔法 言語理解


称号


始まりの神の加護 大地神の加護 恋愛神の加護

地母神の加護 暗黒神の加護 光の神の加護

武神の加護 遊戯神の加護 綺麗にするもの 植物を生やすもの アサシン



「……」



強……いのかな?確か。普通が分からないから何とも言えないな……


おじいさん、凄い神様達に加護あるのですが……これを見せてもよろしいのか……


……


なんということでしょう。あんなに生活だけならチート?だけど戦いには無駄なステータスがおじいさんのおかげで、見るからにヤバいのがあるのですが?


皆からしたら私がこんなに持ってるのおかしいと思われるよね。


はぁ……どうしたものか……

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