クラス転移で召喚された虐められている私。新しい仲間とざまぁしちゃうかも?
チレム
第1話 初めまして神様
もうヤダ!痛い!もうもうもうもう!誰か、誰でもいいから助けてよ!
私は、ハッとする。どうやら昔の夢を見ていたみたい。
はぁ~……昔は、こんな事も思っていたな~
……結局たすけてくれなかったけど……
私は、如月奈々葉。何処でもいる14歳の学生……って言いたい所なんだけど、自分で言うのもあれだけど、私誰からにも愛されない。
なんでかって?
知るか、こっちが聞きたいわ。
幼い頃からDVや、イジメを受けていた私。中学生である今も変わらない。
昔は、助けを求めたらきっと誰かが助けてくれると思ってた。
でも、何故か皆父親を信じる。私が嘘をついてることになっている。
クラスでは、女子達からいじめられてる私。
もう、諦めた。私は、他人に何かを求めては、いけない。裏切られた時、心がもうきっと耐えられない。
私は学校に行き、クラスでいつもの様にいじめにあっていた時、急に教室の床が白く光出した。
「……」(←私)
「え?」(クラス女子)
「は?何これ?」(クラス女子)
「「キャーーー」」 (クラス女子)
「フッ、遂にこれで我は、異世界に行ける!長かった!チートかもーーん!!!」(謎のオタク)
……最後の何だったんだ?
まぁ置いておいて、私は眩しくて、目をつぶった。
……光が収まったかな?私は、目を開くとそこには、真っ白な空間にクラスメイト達が寝っ転がってる。
「え?え?」
どういう状況?あ、皆起き上がってきた。
「ど、何処なのよ~ここ~!」(クラス女子)
「もうヤダ~お家帰りたい……」(クラス女子)
「やはり、異世界転生か、転移か……クラス事か、我に巻き込まれたか……フッ、」(謎のオタク)
……だから最後の何なんだよ。妙に意味深。
『来たか、異世界に転移されし、勇者達よ。我は、始まりの神、アルバ。』
……何言ってるの?このお爺さん。
と言うか、全身真っ白じゃん。ちゃんと太陽に浴びないと、健康に悪いよ。
「そんなことは、いいから早く家に返してよ! 」
(クラス女子)
「「そうだ!そうだ!」」(クラス男子)
「ぬ、皆異世界転移だぞ!?行きたくない?行きたいよね?ね?ね?」(オタク)
「そう思っているやつ、オタクらだけだよ。」
「……」(私)
『可哀想だが、元の世界に返すことは出来ない。その代わり新たな世界で勇者と、その一行として召喚されるぞ。ここでスキルと称号を選んでいくんじゃ。3つ選ぶんじゃ。』
そう言っておじいさんは、スキル?と称号?のリストを空中に水色の画面みたいな感じで出した。
でかい。多いい。
……この前図書館で読んだ本みたい……
「では、我から!」
あ、さっきからふざけんのか?ってぐらいあれこれ言ってたヤツ。
「じゃ、じゃあ次私。」(クラス女子)
「その次おーれ」(クラス男子)
「じゃあ、その次……」(クラス女子)
……どんどん順番が決まっていく。私は……やっぱり最後。
うわぁ、皆あとの事考えずに選んでいってる。
思いやりって言う心を持とうよ皆。
ま、どうでもいいけど。
私は、皆が選んでいる間に少しでも情報が欲しい為、おじいさんの所に行った。
「あ、あ、あの!」
『ん?そなたは……(ん?何故負のオーラがまとわりついているのだ?)ま、まさか……(汗)』
へ?
何か神様が私を見た瞬間、焦りだした。
また、水色の画面みたいなの中からいろいろ見ている。あ、タップするんだ。宙に浮いているタブレットみたいな扱いかな?
『……………………』
どうしたのだろうか?顔がどんどん真っ青になっていく。
『も、申し訳なかった。』
「へ?」
『お主前の世界で色んな事で酷い目に合っていただろう?それは、わしのせいじゃ。お主を生み出した時、うっかり祝福をまったく与えなかったのじゃ。そのせいで、誰もお主を同じ人間のように感じていなかったんじゃ。例えるなら人間の娘が虫を見ただけで殺そうとする様にな。本当にすまない。』
……私……虫……?
って感じだよね。私の心境。だってもう諦めていたから理由なんて何だっていいんだよね。と言うか、ちょっと心の中では、開き直ってるし(笑)
それよりもGとかと一緒なんだね。私。
ははっ(泣)
『可哀想に、わしは、なんて事をしてしまったんだか。心は、前の世界の人間の中で綺麗な人間なのにな……それで転移は、きついだろう。
増してや、あんなに心が汚い者達が余らせたスキルや、称号では。
……そうじゃ!お主に我ら全神の祝福とアサシン系のスキル、称号を与えよう!
これでお主は我らの家族じゃ!愛され、めんどくさい人間達にも戦えれば良いじゃろう!
名付けて、【終わりの女神になろう!大作戦】じゃあーー!!』
……よく喋るな~何かすごいことになってるけどおじいさんが私を愛してくれるならいっか。初めて愛して貰えるんだもん。
そんなことを考えていると、おじいさんは、頭を撫でてくれた。
って、照れるなっ/////
凄いことになっていたのは、気付かなかったことにしようっと。
よく言う人いるじゃん。
気にしたら負けだって。
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