第6話 勇気
ある日のデートの日。
待ち合わせ場所にいる時だった。
「唯那」
ドキン
背後から抱きしめられた。
「きゃあっ!」
「お待たせ♪」
「いいえ」
振り返らせる速渡。
私の頬に触れると愛おしいそうに見つめる速渡。
ドキン
胸が高鳴る中、速渡に胸がドキドキ加速する中、ざわついた。
速渡は、グイッと抱き寄せると、オデコにキスをし、抱きしめた。
ドキン
「…速渡…?」
「何?」
≪何だろう?≫
≪今日はもう一歩先にいけそうな気がする≫
速渡のいつもと違う雰囲気に、速渡に対してドキドキしている自分に、速渡の顔をまともに見れず抱きしめられた事によって、私は誤魔化すように速渡を抱きしめ返し速渡にポツリと言った。
「…速渡と……1つに…なりたい……」
「えっ?」
抱きしめ合った体を離し、見つめ合う私達。
「…家、来る?」
「…うん…」
私達は街を出て、速渡の家へと向かった。
玄関につくとキスをされ、一旦、唇が離れ再びキスをし、今迄にない深い深いキスをされた。
すると首スジに唇が這い、甘い吐息が洩れた。
「………………」
まさかの自分の姿に恥ずかしくなる。
「唯那…」
再びキスをされた。
私達は速渡の部屋に向かうとベッドに倒れ込み、速渡は、私の上に股がる。
ドキン
上から見つめられる眼差しに私の胸はドキドキ加速し、速渡を抱きしめた。
「うわっ!」
バランスを崩す速渡の顔が私の首に埋まる。
「は、恥ずかしいから、そんなに見つめないで!」
「…唯那…可愛い過ぎだから…」
耳元で囁かれてるようになる。
ドキッ
耳にキスをされ、キスをされ、首スジから、鎖骨と、私の洋服は捲られ、胸元から下の方へと唇が這う。
気付けば速渡は上の洋服を脱いでいた。
ドキン
キスをする速渡。
「唯那が違って見えたのは覚悟していたからかな?」
「えっ? それは……速渡が違って見えたから……」
「俺?じゃあ、お互いの想いが1つになった瞬間だったのかもしれないね。大丈夫?」
「えっ?」
「そのまま続けて平気?」
私はゆっくり頷いた。
「分かった…」
速渡は、私の洋服を脱がす。
キスをし、角度を変え深いキスをしたり、速渡の手や身体が私の身体と触れ合う。
「唯那……」
愛おしく見つめながら、私の頭を撫でる。
凄く心地良い。
速渡は、キスをすると深いキスをし、私の唇を割って入る熱に戸惑う。
色々なキスを繰り返される度に、私は甘い吐息が洩れる。
身体が触れ合う度に私達の身体が熱を帯びていく。
私達は時々、お互いの顔を確認するように、気付けば、私達の身体は1つに重なっていた。
「唯那…愛してる…」
「速渡…」
私は速渡に抱き付いた
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