第3話 三擦り半で……

 ラブリは、我が物顔で自分の部屋へとコーディネイトしていった。



 僕の意見など何ひとつ聴かない。



 仕方なく僕は世間話しをした。

「あのォ、サンタはクリスマス以外、何しているの」

 


《ン、ラブリはクリスマス以外……

 だいたいニートねぇ》



「ニートなの 😲💦 サンタッてェ」

 マジか。



《だいたいお部屋でゴロゴロしてるわ。

 毎日、スマホでゲームしてるの》



「じゃ、金はァ~ 仕事はしないのか」



《ン、お金……❓ そうね。お金は裕福セレブなオジ様を手懐てなずけて、有り金を絞り取っていくのが仕事ねぇ~😆🎶✨》

 笑顔で残酷な事を言う。



「それは、じゃないのか……

 援助交際だろォ~ 😓💦💦」




《そうなのォ~…… だいたい常時、パパは四、五人用意しているから、お金に不自由する事はないわァ~ 😆🎶✨》



「どんな淫靡エロサンタだ❗❗」



《決まってるでしょ❗ 働き方改革でサンタさんも深夜遅くまでは営業出来なくなったのよ》



「いやいや、そもそもサンタって営業職なのか」



《そ、ラブリちゃんは、おもにDTボーイをなぐさめるタイプのサンタさんでしょ》



「え、そんなの知らないよ」

 


《ほらァ、DTボーイは、敏感だから三擦みこすでチャチャッと済ませるわ》



「何をチャチャッと済ませるんだ😔💦💦」

 怖いな。詳しく訊くのが……。



《ポーも軽くチャチャッと済ませて上げようか✨😉✨✨》



「チャチャッと済ますな❗❗」

 






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