第2話 小悪魔✨👿✨✨だ

 こうしてラブリーサンタは、僕の家で暮らすことになった。

 


 しかしすぐに彼女の恐ろしさをしらされた。


 ニコニコ可愛らしく笑顔を浮かべ、悪魔のように僕をしいたげていく。



 まさに小悪魔✨👿✨だ。



 目を離すと、モノの数分も経たないウチに僕の部屋は別人の住むように改造されてしまった。




「なんだ。これはァ~……」

 全体的に蛍光ピンクを基調としたインテリアでコーディネイトされていた。



 壁もインテリアも全てド派手な黄色やブルー、グリーン等の蛍光色だ。


 大昔のサイケデリックな前衛芸術家がデザインした部屋のようだ。



《あァ~✨😌🎶✨ 落ち着くわァ》

 ラブリは、ソファでゆっくりとコーヒーを飲みくつろいでいる。



「どッ、どこが落ち着くンじゃァ~❗

 目がチカチカして全然、落ち着かねェよ」

 部屋がピンクだと血圧が上がり興奮しやすくなると聴いた。



《あら、チ○ポの邪魔な机や本棚が無くなって清々せいせいするでしょ❗❗》



「な、何ィ 😱💦💦 無くなってッて、どこにやったんだ❗❗❗」

 僕の机や本棚が、スッカリ無くなっていた。



《もちろん、あんな汚ならしいゴミは廃品として出したわ❗❗》



「え、えェ 😱💦💦 廃品ッて💦💦

 バカなァ~…、机の引き出しの中に隠してあったディスクはァ~…❗❗」



《ああ、あの如何いかがわしいディスクなら、容赦なく捨てたわ》



「な、何ィ 😱💦💦」



《ラブリちゃんは、目障りなモノは容赦なく捨てていくタイプのサンタさんでしょう》



「あのねぇ 😱💦💦」

 僕は、こんな小悪魔と暮らすのか。







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