第19話習志野市に移住
当初は移住ではなく、酒田が不況で仕事がなく、当時は工場長を任されて居たが毎日ぷらぷら状態で、鉄工所では食事は出るがお金は半額までも出ない。
半月もたつと姉夫婦が心配して、義兄の従弟にに電話してくれたら、すぐにでも一緒に連れてきてくれと言われたらしい。
私自身はとりあえずアルバイトで半年くらいの心算で行ってみようと思っていたので、鉄工所にも内緒で義兄に連れられ習志野市に着いた。
上野駅で京成に乗り換えたらだんだんと田舎っぽくなって、京成実籾駅で降りてタクシーで行ったら、農家の裏に二棟の貸家で、手前の棟には社長夫婦とヨチヨチ歩きの男の子、奥の棟には義兄と社長の従弟で私より2歳下の工員が住んでいて、そこで寝泊まりして、食事は朝夕社長の家で一緒に食べると言うことだ。
仕事場はめーかーの社内の一角を使ってメーカーの製品を作っていたが、そこまでは社長の車で一緒に通うというスタイルで、社員は4人で身内は従弟と社長の弟が居たが近くに住んでいて、途中で乗せるのだ。
他は東京から通って居る職人2人いたが、お昼はメーカーの社内食堂で食べれるので、しくみは至って合理的で、他に場内外注として2社が鉄工関係で入って居り、運送会社が常駐で1社が入っていた!
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