第10話中学時代2
毎日のように山野をかけづりまわって居たが雪も2メートルも積もっていた夕方にイワナ捕りの上手い1年上の友人の妹と吹雪の夕方に会った。
何か最近はこの子がやけに私に懐いてくる感じだなと思って居たが、私も14歳で異性を見る目も以前とは違って居たし、ムラムラしても来るようになって居た。
丁度今はだれも住んでいない家が村の集会所になって居て、そこの前で吹雪の中帽子も付けないでばったり出会ったのだが、私はとっさに防寒コートの中に入れてやり、集会所は鍵が掛かって居て開かないので、とっさに雪囲いの狭い隙間に入り込んで一時の雨宿りではなく雪宿りのつもりだった。
狭いのでぴったりくっついた状態の二人だが、彼女は寒そうではないが何となく抱き着いて来ている感じだった。
俗にいう据え膳食わぬは状態の気になって来て、防寒コートを敷いて彼女を寝かせると黙って従うが、まだ12歳の彼女に果たして男を受け入れれるのだろうかとの疑問が頭に浮かんだ。
早熟な子は胸も出始めたりもするが、彼女は胸の膨らみははあまり無さそうだし、果たしてどうなのかとの思いも有ったが、ズボンをおろしても嫌がりもしないで真っ直ぐ私を観ているのだ。
これはもう早くと催促されたようなものである早速自分もズボンを下し向かうが、お互いに初体験で暗闇でインサートの感じは最後まで無かったが、彼女の顔は非常に満足げだったような気がした。
それから約一年間は人目に付かない場所で数回の甲斐を重ねたが、私の高校受験などで忙しくんって、時間も無くなってしまったものだ。
後で私の母に聞いた話では、彼女は私のお嫁さんになるのだと言って居たらしい。
それも何となく乙女心としては十分理解は出来るが、お互いに別の道を歩む運命で有ったが、ある時に偶然に会う事になって、これもまた奇遇な状況が起きたのであるが、このお話は次話でしようと思う。
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