第6話小学4年以上2
家庭内での作業の一番つらかった経験でもあり、近年の河川の洪水にもいささか関連有りと思われることだが、この時期に営林署では標高500を超えたような山林の雑木を切り倒し、杉を植える政策に出た。しかし杉はダム効果を持たない針葉樹で昨今の河川の大洪水にも少なからず関連は有ると思って居るのは、私だけでは無いはずで有ろう。
今や政府の省庁も変わってしまい、当時の役人のあの世であってどうにもならないが、針葉樹のダム効果を真剣に考え直す事も必要であると思うのである。
では椈や欅その他の雑木はどうしたか、現地で切り倒して炭焼き窯で炭にしたのだが、帰りは炭俵を背負って下りて来るのが仕事であったが、小学生にはこれが辛い仕事であった。
なんと偶然千葉の養老渓谷でも、その頃炭焼きをしていたと言うおばあさんの話を聞いた時、これは全国で行われていたのだと知ったが、なおさらその政策の見直しが必要であると感じた。
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