第4話小学生時代
いよいよ小学生だ。
幼少の頃から学校には行っていたので、どんな様子なのかはよくわかって居たが同級生は20人で3部落より集まって来る。
1,5キロ程離れた集落で、私の居る集落は学校の有る場所で、上流方面と下流方面の生徒が集まって来る。
担任はすぐ傍のお寺のお坊さんで年配であったが、お墓参りでも見掛けるし、筆字が上手いのが今でも印象に残って居る。
小学1年で印象に残って居る事と言えば、一番近い学友の女の子との二つの話が今でもくっきり当時の事を思い出す。
まずは秋であった。二人の家の境に綺麗な葉っぱが付いた木が有ったので、その木に二人で登って葉っぱをたくさん採った。ところが夜になると体全身赤く腫れあがった。漆の気だったが、それ以来漆かぶれを体験したことは無い。免疫が付いたのだろ!あちこち探してようやく見つけはしたが、誰のせいと思った時に、一緒に遊んでいた隣の同級生が遊べなくなった悔しさからかも知れないとふと思った。
それでもそのスキーのおかげでクラスでも上手い方になって、山スキーも兎と追いかけっこをする程の腕前になったのだ。
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