Day.9 一つ星
一つ星【おやすみなさいは、これから】
東の空で一つ星が輝く夜明けの頃、私はその場を後にした。
今回も有意義な時間だった。ボスからの連絡事項も、友達との雑談も、新入りの私には有難い情報ばかり。あの辺は罠が多くて危険だとか、あの家では誰でももてなしてもらえるだとか。
聞いた話を反芻しながら、ねぐらに帰る途中で
「あ、かわいい猫」
眠そうな人間とすれ違った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます