第32話 19日に不信任案が議会へ「失職」か「議会解散」か
斎藤元彦知事のパワハラ疑惑で揺れる兵庫県。19日には、県議会で不信任決議案が提出される見通しです。続投の意向を示している知事が、どう対応するのか注目されています。
ーーーーーテレ朝ニュースーーーーー
連日の報道。そして次々に明らかとなるパワハラ問題の数々。僕は兵庫県民ではありませんが、県職員の心中察します。
知事応接室の写真が公開されてましまたが、おねだりで頂いたと推察されるモノがたくさん飾られてます。おねだりと言えば、この斎藤知事、様々なものをおねだりし得ていますよね。報道によれば、「欲しい」と言ったが貰えなかったものは革ジャンとのこと。しかも40万円程度の商品。知事はこの40万円の商品をタダで貰えると本気で考えていたのでしょうか。企業からすると商品を売り上げて初めて利益が出て、企業として成立するのに、たかが知事如きにタダであげてなんのメリットもないということが理解出来ないのだろうか。商品PRをしてくれる訳でもない。なんならちじは貰ったけど着ることすらしないかもしれない。兵庫県がレザーの街というのは、知っていたが、超高額商品をタダでくれと平気で言う知事の神経が理解出来ない。知事の給料なら40万円程度のレザージャケットぐらい安いものではないのか。
それはさておき、知事包囲網が迫っているようだ。不信任決議が提出されてるのか、されないのか。されたとしても知事には「議会解散」と言う手段が残されている。調べたところによると、知事不信任は過去4回あったようだ。直近では、2002年の田中康夫元知事。しかし、田中氏はこの時議会は解散せずに知事選に再出馬し、当選している。この時の彼の政策は「脱ダム宣言」であった。これに共感した有権者が田中氏に県政を委ねたのだろうと推察できる。因みに残り3回の知事不信任においても知事が「失職」と言う形をとっている。
では今回の斎藤元彦知事の場合はどうだろうか。主に問題になっているのは「パワハラ」である。パワハラ問題というのは議会と議論が平行線とか言うレベルではない。知事の人格の問題だ。報道を見る限りでは、本人には悪気がある訳ではないようだ。「公用車侵入禁止のところに車横付けされて20m程度歩かされただけで激怒」と言う問題においても、動線確保に問題があったから叱責したとうニュアンスのことを述べていた。この発言に僕は驚いた。車両侵入禁止となっているのにそれを乗り越えて横付けしろと言う発想はお殿様かヤクザの組長レベルだなと感じた。まぁ知事が「俺の指示が絶対」と言う信念を持っておられるようなので、不信任決議されても議会解散を選択するのではないだろうか。するとどうなるか。当然、県議会選挙が必要になる。選挙実施にはお金がかかる。報道で見たがもし県議会選挙になれば約16億円必要になり、その後再度知事不審決議を採択、斎藤知事を失職させ県知事選挙すると約18億円かかる。これだけのお金が県政から拠出されることに関して知事は何も感じないのか。県議会選挙と知事選併せて約34億円、本当に助けが必要な方々に援助することが出来ると思わないのだろうか。そこまで知事の椅子に座り続ける目的が不明すぎて僕は他県民であるが笑えてくる。東大出身であるが、自分の言動で県政が停滞、混乱していることに気づけないのは、何故なのか。政治家としての資質に問題ありと言うよりもはや人間性の問題。官僚であったが出世レースに負けて、まずは知事になってキャリアを積んでから国政に出ようと思ってるのかな。だとしたら残念な人種。「俺は東大卒」と言う変なプライドが邪魔しているだけ。プライドで腹は膨れない。変なプライドは捨ててしまえ。誰のために、そして何のために県知事になり、続けているのか。そうは思わないかね。
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