第23話 「頑張っている人に届けたい」 ウクライナの人々へ

ロシアの侵攻で大変な状況にあるウクライナの人々の心に寄り添おうと、埼玉県行田市の障害者就労移行支援施設「レイズアップ」の利用者が、同国国旗の色の青と黄で折り鶴を作った。25日に東京都港区の同国大使館に届ける予定という。

       (2022.04.12朝日新聞抜粋)



いや、我がこんなこと言える立場ではないが、折り鶴を貰って現地の人が喜ぶのか?


 他のところでも折り鶴を募集しているようですが、折り鶴輸送するときにゴミになるだけではないのか?折り鶴がって根拠は何よ?そもそも折り紙って日本の文化でしょ?日本の文化の象徴で折り鶴作ってウクライナに送っても意味がない。っていうか、輸送費が高いと思う。ウクライナ本国に輸送したら幾らかかるのだろうか?って言うか、その輸送費は誰が支払うのか?ウクライナ大使館か?だったら大使館の人からしたら「無駄な出費」を強いられることになる。だから無駄。平和に貢献?、それって自己満足ではないのか?我は頭が悪いのでそう感じる。キミはどう感じるかね?

 この施設の人はウクライナ大使館に届けるってあるけど、その後どうなるんだろうねぇ。大使館の人も処分に困ると思うのだよ。ウクライナ本国に送るのもタダではないし、本国の人も受け取っても、「は?」ってなると思うのだよ。受け取っても、廃棄したら「友好(善意)の証をした」ってマスコミが叩くだろう。

 それに「頑張ってる人に届けたい」って意味が不明だ。戦地の人に「頑張ってください、これ折り鶴デス」って渡して喜ぶと思う心が理解不能である。逆に考えてみよう。これは例え話だ。聞き流す程度に捉えてください。健常者の人(日本)がこの障害者施設(ウクライナ)に「これからも頑張ってください、これ折り鶴です」って渡されたらどう感じるだろうか?多分、障害者施設(ウクライナ)折り鶴じゃなく、手厚い支援、就労環境を要望するだろう。本当のウクライナ支援は、それと同じなんじゃないのか?いま必要な支援をしてあげることこそが、現地の人が喜ぶのだと思う。

 例えば、食料、怪我人のための医薬品、生活物資、お金などが一番喜ばれると思うのだよ。そのほうが、戦争に巻き込まれている人たちの生活を支えることが出来る。


 「折り鶴折る人の心を踏みにじるな」と言われそうだが、先にも書いたが海外の人が千羽鶴の意味を分かってくれるか?って思うのだよ。「千羽鶴=平和の象徴」って誰が決めたのよ。我も意味がわからない。まぁ単に頭悪いだけであるがな。でも文化も思想も違うからね。日本の文化が海外でも通用する訳ない。こういった記事見てると、食料、医薬品、お金等を送る事が出来ないから、「善意(平和)の象徴?折り鶴を送ります」って言ってるようなものだ。この考えは我にはマジ理解出来ない。それに誰も折り鶴を要求してないし、冷静に考えて必要なのは、ウクライナ現地の人々が貰って本当に嬉しいモノを支援するのが正しいのではないのか?そうは思わないかね、キミ。折り紙と言う善意で世の中が助かれば、世界から貧困、紛争はなくなるんじゃないのか?個人的見解である。



追記

 だったら障害者がおった折り鶴どうすればいいんだよ!!って思う方もいるかもしれない。それについて、個人的意見というか提案をさせて頂きたい。

 折った折り鶴を持って、街頭にまず立ってほしい。そして道ゆく人に「僕たちが心込めて折った折った折り鶴差し上げます。その代わり幾らか募金して下さい。その募金全てをウクライナ大使館に届けます。ウクライナ人道支援に協力お願いします。」と言うやり方のほうが、道ゆく人の心に刺さるアクションなのではないだろうか?キミは、どう思うかね?





(2022.04.18綴)

(2022.04.18 21時40分追記)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る