番外編・その1

人物紹介&用語集・その1

◆人物紹介


イリス:5歳

銀髪と紅い瞳を持つ吸血鬼の幼女。自由奔放で無邪気。

家族は父・母・兄がいる。

主な従者は世話係のフォルトと教育係のルフィニア。


フォルト:22歳

イリスの世話係を務める人間の男性。

いつも主人のイリスやその兄・ルーシュに振り回されている。

トレードマークの長い金髪はイリスの掴まり棒代わりだが、本人は切りたいと思っている。


ルフィニア:24歳

イリスの教育係の女性で、フォルトの先輩。

眼鏡が似合う生真面目屋。

周りのだらしなさに溜息が出る毎日を過ごしている。


サスファ:16歳

働き始めたばかりの見習い従者の女の子。可愛らしいイリスの大ファン。

ドジで天然かと思いきや、シリアスな一面も?


ルーシュ:約300歳

イリスの兄。軽い性格で、常に騒ぎの元。

遊び回っているため、城にはあまり帰ってこない。

妹には激甘だが、従者はオモチャだと思っている節がある。


シリア&ウィスク:26歳

双子の兄弟。

兄・シリアは当主付の秘書。

外見は女性だが、れっきとした男で話し方もさばさば系。

弟・ウィスクはルーシュの側近。常に笑顔で秘書を務める強者。


クシル:7歳

ルーシュ・イリス兄妹の従兄弟(いとこ)。

いつもとんでもない悪戯を思い付いては、周りの手を焼かせている。

ルーシュを尊敬している。世話係兼教育係には頭が上がらない。


ミルラ:約240歳

クシルの姉で、外見は長髪美人。

ただし非常に引っ込み思案で、何かあるたびにオロオロしてしまう。




◆用語集


「吸血鬼」

人の血を飲みながら、長い年月を生きる種族。

幾つかの血族に別れ、世界中の色々なところに暮らしている。


「従者」

吸血鬼に仕える人間のこと。

フォルトの一族は生まれた時からイリス一家に仕える運命を負う。

いつからなのか、何故なのかは不明。

なお、「城」の従者は全員、親戚同士にあたる。


「城」

イリス達が住む家。

吸血鬼塔や従者塔など、幾つもの塔が寄り集まった形をしている。

不思議な力で空に浮かび、直射日光が当たらないように結界が張られているため、天気は全て作り物で出来ている。

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