Scene 1(3/5)
「橘さん、ちょっといい?」
昼休みが始まるのと、田中さんが俺を呼ぶのと、部屋中の乙女たちから黄色い声が上がるのは、すべて同じタイミングだった。刹那、藤崎さんの背筋はトクサのようにピンと伸び、古字さんの素早いタイプ音がピタっと止まる。モニター越しに、ずり落ちた眼鏡の位置を直している気配がした。
これらの情報をまとめるに、田中さんがシロを連れて戻ってきたようだな。ようやく向かい合ったばかりのパソコンの画面から顔を上げてみると、予想通り、田中さんの後ろに、まだ少し緊張した面持ちのシロの姿があった。ジャケットは席に置いて行ったから、さっきまでと違ってシャツ姿だ。うっ、心の準備をしていたはずなのに、真っ白なシャツときらめく美貌が相まって、目が眩む。
「……橘さん?」
「え? あっ、はい、大丈夫です」
……思わず、見とれてしまった。こんなんじゃ、藤崎さんや古字さんに、何も言えないな。
それにしても、こんなお昼時に一体なんだって……ん、お昼時? 嫌な予感が冷や汗となって、ツーっと背筋を伝う。そして、大抵の場合そうであるように、その予感は見事的中することになった。
「お願いなのだけれど、お昼休み、城田さんを食堂に案内してあげてくれないかしら?」
思わずシロに目をやると、期待に満ちたキラキラの瞳と視線が合ってしまった。俺の理性以外の部分が、その笑顔の清涼感にくらくらする。ううっ、断ることなんて、できるはずもないだろー……。
俺が二つ返事で快諾(もちろん、心の中ではさんざん逡巡したが、表面上は快く諾ったように見えたはずだ)すると、田中さんは安どの表情を浮かべた。
「よかった。ここだけの話、他の方にお願いするのはちょっと不安だったから……。橘さんなら、城田さんと元々お知り合いだったみたいだし、安心ね」
言われてみると、周囲から何やら「圧」のようなものを感じる。法務室にこんなにも多くの「使い手」たちがいるとは? 殺気だった乙女たちの群れに放り込まれてしまえば、極上の獲物も同然のシロは、当然無事では済まないだろう(?)。しょうがない、これも人助けだ。
「わかりました……じゃ、シロ、行こ」
「おう、よろしく。そしたら、お昼行ってきます!」
「はい、いってらっしゃい」
シロの手が、俺の肩にポン、と置かれる。や、やめてくれ! 俺は慌てて働いてもいないPCをスリープさせて、席を立った。背中に突き刺さる無数の熱い視線を感じる……。
執務室を出る瞬間、ぶーたれる藤崎さんに対して、田中さんが「いいじゃない、今夜の歓迎会でいくらでもお話しできるんだから。それより、D社との契約、今日中に戻す必要があるんでしょ? 午後頑張らないと、乾杯に間に合わないわよ」とくぎを刺しているのが聞こえた。ふむ、午後いっぱい、死に物狂いで働く藤崎さんが見れそうだ。
朝はガランとしていた廊下も、お昼はそれなりにごった返している。うちの会社は社屋に社員食堂が設置されていて、多くの従業員はそこで昼食をとるから、この時間、俺たちのように食堂に向かう人は多い。
ところで、いつもならば、お腹が減った従業員たちは思い思いに昼食への期待を膨らませ、他愛もない話に花を咲かせているのだが、今日に限ってはそうではないようだ。
「ヤバいヤバい、あれ、誰? めっちゃカッコよくない?」
「え、待って。真剣佑くんに似てない?」
「指輪してる?」
「社員証、ゲスト用のやつじゃないよね? どこの部署かわかる?」
久しぶりに味わう、この感覚。通すがった人々が、好機と驚きのこもった目でこちらを見てくる。スポットライトが当たっているような状態とでも言えばいいだろうか。
無論、俺の自意識過剰で、スポットライトが当たっているのは俺ではなくシロなわけだが、それでも、隣を歩く俺まで視線をくすぐったく感じるんだ。
ただ、当のシロはといえば、昔からそうであったように、人の視線など一切気にならないようだった。興味深そうな視線で、新たな職場を隅から隅まで観察している。
「懐かしいな、こういうの」
「ん?」
歩きながら廊下の装飾を眺めていたシロが、目を丸くして振り向いた。平凡なオフィスの廊下で、何の意識もせずに振り向くだけで「絵」になるのだから、本当に恐ろしい。
「シロの隣を歩くこと。シロ、目立つから、一緒にいると注目の的になるってこと、忘れてた」
シロは意外そうな顔をして首を傾げ、そしてあまつさえ、無邪気に周りを見渡しまでした。当然、その尊顔をこっそり盗み見ていた周囲からの視線は、クモの子を散らすように逃げ去っていく。
シロは完璧なカーブの眉尻を少しだけ下げ(この眉もきっと天然のものなのだろう。毎朝鏡の前で奮闘している自分が虚しくなるな)、嬉しいような、困ったような顔をした。
「んー、見たことないやつが来たから、目新しいだけだろ」
「……今日だけ、そういうことにしておいてやるよ」
まったく、学生の頃を思い出すよ。
今日と変わらず、昔のシロも、歩くだけで注目という注目を集めていた。高校生になった頃から、人の多いところに行けばスカウトに捕まったし(そのうち、何人かのスカウトの顔をこっちが覚えたくらいだ)、ナンパされた回数も数えきれない。今から考えれば異常だったが、当時の俺たちにとって、それは単なる日常であって、気にするようなものでもなかった。シロがいない四年間で、俺はその異常性に気付くことができたけれど、シロ本人は、そういう訳にもいかないもんな。
まぁ、本人が不快に感じていないなら、なんでもいいんだけど。「シロを見ていたい」という人々の気持ちも、俺個人としては、十分以上に理解できる。
「でも、そんなこと言ったら、風太だって、いつも目立ってると思うけどな」
「はぁ?」
すれ違った顔見知り(当然、俺に気付いたのと同時にシロに気付いて、呆気に取られていた)に軽く挨拶をした俺は、慌ててシロに向き直る。シロは楽しそうに目を輝かせながら、思い出を振り返っていた。
「いや、実際。風太、知り合い多いし。学校の外でも、一緒にいるといつも誰かに声かけられてたからさ」
「……見解の不一致だな」
シロ、それはな、俺を出しにして、シロに近づこうとする奴らが多かった、ってことだよ。確かに、シロに心を奪われつつも、その超絶ぶりに恐れをなしてしまった哀れな小心者たちが、「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」の教えを遵守し、シロの周りをちょろちょろしている俺に声をかけてくることは多かった。なんなら、声をかけられた回数だけで言えば、シロも俺も、たいして変わらないかもしれない。
でも、赤兎馬だって、上に呂布が乗ってたからこそ有名なんだよ。まったく、「将」である自分のハードルの高さを、もうちょい自覚してくれってんだよな。
はぁ、ため息。
賑わう食堂に入ると、シロは更に多くの人に、驚きとときめきを与えることとなった。通りすがりに三度見する人(トレーに載ったラーメンがこぼれないか心配だ)、驚きすぎてサラダバーでトングを持ったまま固まっている人(後がつかえているから迷惑になっていそう、と思ったが、後ろに並んでいる人たちも同じ顔でシロの方を向いていたから、問題はなさそうだ)、こちらにチラチラと意味ありげな視線を送りながら、クスクスと笑いあう乙女たち(楽しそうで何よりだ)。
低燃費なもんだよな。何故かって、多くの人がこうやってシロのエネルギーにあてられている間、当のシロ本人がやっていることといえば、俺と一緒に、社員食堂の定食の列に並んでいるだけだっていうんだから。
しばらくの後、それぞれ定食セットの載ったトレーを抱えた俺たちは(当然、食堂のスタッフさんたちも皆、シロを見て目をパチパチさせていた。まさか、全員の目に、いっせいにゴミが入ったわけではないだろ?)、人の少なそうな窓辺の席に向かった。
「こんな感じで、定食は日替わりで何種類かあるからそれを選んでもいいし、ラーメンとかカレーはあっちのカウンターで頼める。支払いは、また後で説明するけど、最後に食器を返却するとき、社員証をタッチすれば、給料から天引きされるようになる。おっけー?」
「さんきゅ。前職のときはこういう社員食堂なかったから、すげーなって思ったわ」
「へぇ。お昼は毎日どうしてたの?」
「コンビニで買って、自席で食べてたかな」
「そりゃまた、だいぶ違うな」
俺は麻婆豆腐定食を、シロは唐揚げ定食をそれぞれ前にして、それぞれ「いただきます」と手を合わせた。うーん、花椒のピリリとした香りが、朝から動転しまくった胃に食欲をもたらしてくれる。が、今の俺には、麻婆豆腐にがっつくより先に、訊くべきことがあった。
ドクン、ドクン。鼓膜には血管が通っていないはずなのに、何故だか、心臓の音がやたらうるさい。
「シロ、あのさ――」
ブブッ。突然、俺のスマホが机を揺らし、シロと俺の関心を奪った。画面に、新規メッセージを受信した旨の通知が表示されている。誰だ、こんなお約束なタイミングで連絡してきたやつは? ロックを解除すると、送信者は「氷山ミサ」と表示されていた。
『ごめん、間違えてかけてた! 橘に用はない!』
「ぷっ。なんだよ、それ」
思わず声に出して苦笑してしまった。シロは持ち上げた箸を止め、不思議そうな顔をする。
「どした?」
「なんでもな……あー、ミサからの連絡だった。昨日の夜、通話かけてきてたから何かと思って訊いてたんだけど、『橘に用はない』って。あいつも変わんねぇよな」
「ミサって、氷山?」
「そうそう。あ、そうだ。シロのこと、あいつにも教えてやらねぇと」
シロが俺と一緒に働くことになったと聞いたら、ミサはどんな顔をするだろう。表情豊かなあいつのことだ、きっと、目をまん丸くしてひっくり返るに違いない。
氷山ミサは、俺とシロの共通の友人だった。「友人」というよりも、「同士」とか「仲間」とか、そういう言葉の方が似合うかもしれない。出会いは、忘れもしない、大学一年の春。俺たちがキャンパスの隅っこでふざけて歌っていたら、ギターケースを背負ったミサが急に駆け寄ってきて、大真面目な顔で声をかけてきたんだ。
――気に入った! 私と一緒に、バンド組まない?
新手のナンパか? 当然、俺とシロは目を見合わせて「なんだこいつ」と思ったが、結局、ミサの熱意にほだされる形で、二人して軽音サークルに入ることにした。シロが元々興味のあったドラムを演奏して、カラオケの好きな俺がボーカル。ギターのミサがベースを弾ける友人をどこからともなく連れてきて、あっという間にフォーピースバンドが完成した。バンド名は「Walk the Talk(有言実行)」。ミサの実行力に感心して、俺が付けた名前だった。
大学四年になるまでゆるーく活動した俺たちは、四年生の夏に参加したライブを最後に解散したが、ミサとは就職後もちょくちょく顔を合わせていた。そういえばあいつ、この前飯食った時、仕事で疲れてそうだったな。元気が出るように、シロの写真でも送ってやるか。
「はい、シロ。こっち向いて」
「ん?」
カシャッ。俺はカメラを起動して、唐揚げをほおばるシロを激写した。
……急に声をかけたというのに、シロの被写体力が高すぎて、値段をつけて売れそうな写真が撮れてしまったな。これ、藤崎さんあたりに声をかければ、いい小遣い稼ぎになるかもしれない。
「いきなり撮るのはやめろよな。どうせ変な顔してるだろ」
「いやいや、モデルがいいから、いい写真が撮れたって。ほら」
「そんなわけ……あ、でもこれ、すげーいい写真だ」
「だろ。これ、ミサに送っていい?」
シロは俺が撮った写真を見て「やっぱ風太、写真撮るのもうまいよなー」などと喜んでいた。いやいや、誰が撮ったって、お前を写した写真なら、良いもんに仕上がるっつーの。シロの写真ばっかり上げるインスタアカウントでも立ち上げたら、きっとすごい量のフォロワーが付くだろう。
「氷山に送るんだろ、どうせならさ」
というと、シロは俺のスマホを勝手にいじり、手を伸ばした。画面の中に、インカメラに映る俺たち二人の姿がある。
「はい、ちーず」
ふわり、と、花のようないい香りがする。スマホの画面の中で、シロがテーブルに身を乗り出し、その顔を俺の方にぐいと近づけている。
ひぃぃっ!? シロの顔が、俺の顔のすぐ近くに! 気が付けば、毛穴一つない透き通るような肌が、字義通り目と鼻の先にあった。心臓が飛び上がって、天井にぶつかりそうになる。全身の血液が、一瞬で沸騰した。
「風太、ちゃんとカメラの方向けよー」
「なっ……ばっ……はい……」
カシャッ。慌てて顔を作ったが、がちがちに緊張して、ひどい表情だ……ただ、不幸中の幸い(?)、そもそも逆光で、二人とも顔が暗い。自撮り、下手かよ!
撮影した本人は、写真の出来栄えにご満悦なようだったけど。
「いい写真。これ、後でおれにも送っておいて」
「いやだよ、俺、写り悪いし。そもそも逆光でよく見えないし……」
俺は、バクバクする胸を隠すように横を向きながら、ミサに最初の写真だけ送信した。合わせて「【速報】シロがうちの会社に転職してきた」と説明しておく。二、三秒の後、メッセージに既読が付き、驚いた猫のスタンプが送られてくる。
「あ、返信きた。『マジ? そんなことある?』だって。いや、ほんと、その通りだよ」
「氷山と、ちょくちょくやり取りしてるの?」
「まぁ、そうだね。たまにご飯食べに行ったりとか、かな」
「ふぅん」
シロが、窓の外を見ながらつぶやいた。目が眩しそうに細められ、長い睫毛と広い二重幅が強調される。スッと通った鼻筋に光がぶつかり、顔面の完璧な凹凸が際立って見える。「愁いを帯びた」と画像検索した時に最初に出てきそうな、完成された表情だ。
また、この顔を見る日が来るとは、思わなかったな。
「シロ。なんで、この会社に転職してきたの?」
どう切り出すべきかわからず、結局、単刀直入に訊いた。変な訊き方には、なっていないよな?
シロは、俺がこの会社に就職したことは知っていたはずだ。転職するとき、そのことは意識したのだろうか。俺と再会することに、何の抵抗もなかったのだろうか。
四年前のあの夏の日に起きたことを、シロは、どう受け止めたのだろうか。
ドクン、ドクン。レンゲを握る手に嫌な汗がにじんできたころ、シロは、唐揚げを一つほおばりながら、何でもなさそうに答えた。
「別に、面白くもない理由だよ。採用募集の条件が良かったから」
「……条件?」
「給料とか、福利厚生とか。前の会社はリーガルスタッフが少なくて残業も多かったし、そういうのもある」
「そんなもん?」
「そんなもんだよ。うん、うまいな、これ」
そう言うと、シロはそれ以上の詮索を拒否するかのように、茶碗を持ち上げて効果的に顔を隠した。
これは……どうなんだ? 当たり障りのない回答に、心の中がもやもやする。もう一度、尋ねてみるしかなさそうだ。今度はもっと、核心に近い、質問を。
「俺がこの会社にいるのは、わかってただろ?」
シロの動きが、ピタッと止まる。茶碗の陰に隠れて顔はよく見えない。
「んー」
表情はわからないが、その柔らかな声は、四年前のシロの声がそうであったように、俺の心を甘く揺さぶった。しばらくの後、シロはゆっくりと腕を下すと、プラスチックの皿の上に残る唐揚げを見つめながら、ぼんやりとつぶやく。
「風太は、法務にはいないと思ってた。就活の頃、法律の仕事はしたくないって言ってたし」
サァァーッ。緑の風が強く吹いて、窓硝子にぶつかる。バックコーラスは、遥か眼下の街路樹にとまる蝉たち。千切れた夏の雲が太陽を隠し、世界は少しだけ、暑さと明るさを失う。
そうか、同じ会社でも、法務室であれば、俺と会うことはないと思っていたのか。それは……それは、痛いところをついてくるな。
言葉に詰まって、麻婆豆腐を一口食べた。痺れるように爽やかな辛味に、心なしか涙腺が刺激される。
「なるほどなぁ。まぁ、俺も、やりたいわけではなかったんだけど。けど、総合職採用で、入社後に配属されたから、選択の余地がなかったというか」
気持ちを落ち着かせるために、一杯の水を。辛味による舌の痺れが、じんわりと広がっていく。
「けどまぁ、やってみたらやってみたで、今の仕事もそれなりに楽しいよ。誰かの役に立ててるって感じするし、ライフワークバランスもいいし。そりゃ、いつか違う仕事ができればとは思ってはいるけど、今はそこそこ満足してる」
喋っていて、わからなくなった。俺は、誰に、何を言い訳しているんだろう? ただ、俺の話を聞いたシロは、相変わらず視線を落としたまま、ふんわりと笑った。
「そっか、ならよかった」
そう言いながら、次の唐揚げに手を付ける。綺麗な色の唇の端が、満足そうに上がっている。
「おれは、風太に会えて嬉しいよ」
太陽を覆っていた雲が流れたようだ。日の光が、窓からどっと流れ込んできて、部屋の中をなみなみと満たした。俺たちは、光のぬるま湯の中で、幸せを肺に吸い込み、温かな波間をぷかぷかと漂うための浮力を手に入れる。
ああ、こんな気持ちだったな。
シロと一緒にいると、見慣れた社員食堂でご飯を食べているだけなのに、まるで映画のワンシーンに入り込んだ気がする。窓の外は明るく、人々は皆幸せそうで、この世に悩みなんてつまらないものは一切ないんじゃないか。今この瞬間、自分は人生で一番の感動を与えられているんさじゃないか、という気さえする。
この部屋は、昨日までも、こんなに色鮮やかだっただろうか。
この世界は、昨日までも、こんなに美しかっただろうか。
「……うん、ありがと」
俺もシロに会えて嬉しい、とは言わなかった。言えなかった。それでも、胸の奥に抱えていた重苦しい気持ちが、しゅわしゅわと泡になって溶けていった。
四年間会っていなくても、やはりシロはシロのままだ。
俺が、初めて好きになった人。一番好きになった人。
目の前で、昼の陽だまりの中に座る初恋の相手を見つめながら、俺は、改めて強くそう感じた。
◆
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