第2話 パーティー

「どうぞ」


 ノックをするとすぐに返事が返ってきました。結構防音がすごいのか、私たちの声は部屋の中には届いてないみたいです。

 それほどまでに、なんだか親しみのある声でした。

 なんだか悪い気がしつつも、私はドアを開けました。部屋は・・・正直私にはなんともいえません。あまり物が多いわけではないし、整理整頓が行き届いてとてもきれいな部屋です。本当に高校生が使う部屋なのか、疑わしくなるほどに。

 彼は呼んでいた本を閉じてこちらにふりむき、そして驚いたように一瞬動きが止まりました。


「あの、失礼します」


 私は何とかそれだけ口にしました。一応クラスメイトだからか、以前の件で覚えていてくれたのか、「誰だお前は」というよりは「なぜここにいるんだ」の方が近そうな表情をしていました。

 彼はまったく言葉は発しませんでしたが、やはりその表情は言葉以上に多くのことを語っているように感じました。

 しかし、色々考えても言葉は出ず、結局生徒手帳を彼に差し出すだけにとどまりました。


「それは、届けてくれたのか?」

「はい・・・今日、日直で、忘れているみたいだったので」


 彼は学校カバンの中を確認してそれを忘れて帰ったことに気が付いたようです。それを受け取り、私のつたなすぎる言葉に何も言わずに「なるほどな」と頷いてくれました。

 多分彼の気遣いなのでしょうけど、その優しさが余計に恥ずかしさを助長させていました。用事も終わったし、すぐにでも出よう。そう思って口を開くより先に彼が口を開きました。


「礼と言っても何か出来るわけじゃないが、まあゆっくりしていってくれ。多分、もうすぐルークが飲み物か何か持ってきてくれるだろうしな」

「・・・・・・わかりました」


 意外・・・そういう他ありません。まさか彼の方からそんなことを言ってくれるなんて、確かにもうこの家に、この部屋に入ることなんてないかもしれない。むしろ、その可能性の方が低い。ならば、ここはお言葉に甘えてこの空間を堪能しよう。

 私が頷くと、彼はクローゼットから座布団を取り出して渡してくれました。

 それを受け取って座ると同時にノックが聞こえました。


「キング、莉彩様、飲み物をお持ちしました」

「ああ、助かるよ」

「あの、ありがとうございます」


 ルークさんは飲み物と、何かよくわからない・・・和菓子、でしょうか。それを置いて部屋を出ていきました。その様子を見ていると、ふと先ほどは気が付かなかった疑問がわいてきました。

 ルークさんの名前は九条霧矢。そして、楽斗さんの名字も「九条」です。しかし、第一印象通り、そして楽斗さんの顔を見ても、やはり血のつながりを感じるような類似点はないように感じました。


「あの、楽斗さんと霧・・・ルークさんて、どういう関係なんですか?」


 本当に出来ることはないようで、私のことはほとんどないがしろで本の続きに集中していた彼でしたが、私の言葉にはちゃんと耳を傾けてくれました。


「ルークは養子なんだ。親が忙しくて俺たちの面倒を見るのが難しかったから、代わりに俺たちの世話をしてくれる人間を探してたらしい。何故かはわからないが結果として孤児院にいたあいつらを俺たちの世話役、そして家族として家に迎え入れたんだ」

「養子・・・それって本当にあるんですね」


 言葉なら聞いたことはある。だが、現代で養子というものはあまり聞いたことがありませんでした。また一つ世界が広がったような、そんな気持ちです。

 ですが、それよりもっと気になることがあります。


「えっと、出来ればでいいんですけど、今の家族構成って、どうなってるんですか?」

「ルークとしか会ってないのか?」

「・・・はい」

「まず、血のつながりがあるのは父さんと俺、そして妹の美琴だ。そして、養子となったのがルークの霧矢とビショップの鏡花だ。あいつらも兄妹らしい。だから、父さんの下に二つの兄妹ってところだ」


 多分、お母さんのことは聞かない方がいい、そんな気がしました。しかし、それにしても不思議な家庭の構成なものです。

 世話役、ということは、基本的に四人でこの家で暮らしているということになるんでしょうか。他人の家族のことはほとんど知っているわけではありませんが、特に楽斗さんの家庭は不思議に感じます。


「美琴はまだ帰ってないみたいだし、ビショップの方を紹介しておこうか」


 改めて「ビショップ」という単語を聞いてようやく理解出来ました。楽斗さんと妹さんのことを「キング」「クイーン」と言ってましたし、おそらくはチェスを意識したものなのでしょう。詳しくルールはわかりませんが、キングとクイーンを守る最強の駒、といったモチーフなのでしょうか。

 そんな思考を巡らせている間に、楽斗さんは机の横の隙間に手を伸ばすと、そこから銅鑼を取り出しました。


「これって、銅鑼・・・ですよね」

「ああ、表をたたけばルーク、裏をたたけばビショ

ップへの合図になる。部屋にいるときあいつらに用事があるときはこれを使うのさ」


 やっぱり何かおかしい、そんな気がする。しかし、そう話す楽斗さんは随分と楽しそうに見えました。それなら、この気持ちをわざわざ口に出すことはないでしょう。

 楽斗さんは銅鑼を裏返すと思い切り鳴らしました。


カーン!!


 表と裏で結構音が違うのでしょう。銅鑼にしては少し抜けた音が響いた後、元気そうな足取りでメイド姿の少女が部屋に入ってきました。


「はい、キング、お呼びですか?」

「・・・」


 妙な圧のあるその彼女の雰囲気に思わず圧倒されてしまいました。楽斗さんが私に視線を向けると、そこでようやく私の存在に気付いたようで目を輝かせながら私の手を握ってぶんぶんと音が鳴りそうな勢いで振り回した。


「キングにお客さんなんて珍しいですね。私、九条鏡花っていいます。あ、こちらではビショップって呼んでください」

「はい・・・よろしくお願いします。きょう・・・

 ビショップさん」


 頭を下げると、彼女も満足そうに私から離れて改めて楽斗の方を見る。


「それで、用事というのは何ですか?」

「ルークしか見てないっていうから、一応紹介しようと思っただけだ。そうだ、このコップを下げてくれ」

「わかりました」


 ビショップさんは楽斗さんのコップを持ち、もう一度私に笑いかけて部屋を出ました。ルークさんの妹さんと言っていましたが、なんだか随分と雰囲気が違いました。

 ビショップさんが部屋を出た後、再び部屋には静寂が訪れました。思いを寄せている人が目の前にいるのに、何も言い出せないなんて、自分のコミュニケーション能力を呪わずにはいられない思いです。彼も基本的に私に興味があるわけではないのか、終始本に意識を向けていました。

 気を紛らわすようにルークさんが持ってきてくれた和菓子を食べてみることにしました。一体何なのかは目の前に持ってきても検討が付きませんでしたが、それがおいしいものだということは一目で感じました。

 それをよく味わいながら、改めて部屋を見回していました。すると、それはすぐに私の視界に飛び込んできました。

 私は無意識のうちにそれに惹かれるように近づきました。


「これって」


 それはハーモニカでした。私が楽斗さんを知るきっかけとなり、彼に思いを寄せるきっかけとなった楽器。こんなに近くで見るのは初めてですが、高級そうな材質のようにも感じますが、それ以上に手入れが行き届いているためか、それはまぶしい輝きを放っていました。

 さすがに手に取るのは気が引け、食いつくようにそれを眺めていました。


「ハーモニカがどうかしたか?」


 どれくらいそうしていたのでしょうか。楽斗さんの声でハッと我に返りました。彼の方を見ると、彼もまた不思議そうな視線をこちらに向けていました。


「えっと、その・・・きれいなハーモニカだなと・・・」


 これがきっかけなんですとはさすがに言い出せませんでした。その答えに彼も符に落ちた様子ではありませんでしたが、それ以上聞く気はないというように私から視線を外しました。


「あの、ハーモニカ、聞かせてもらえませんか?」

「・・・悪いが、家では演奏しないんだ。あれは気晴らしでやってるだけだ」

「・・・・・そうですか」


 確かに以前お話ししたときもそんなことを言っていたのを思い出しました。昼休みにそれを演奏するのも、気持ちを落ち着けるためなんだとか。


「それに、いつも聞いてるんだろう。わざわざここで聞くようなものでもない」

「・・・気づいてたんですね」


 去年は彼の教室と音楽室の間に私の教室はありました。そして、今年は同じクラス、つまりは、彼音楽室に向かえば、私はほぼ確実に気が付けました。こっそりと彼の音色を聞くことは私の楽しみの一つというかすべてと言えるようなものですが、この言い方だとかなり初期から気づかれていたみたいです。

 しかし、ならばなぜ何も言わなかったんでしょうか。人目を気にするような性格でもないようですし、誰が聞いていようが構わないといったところなんでしょうか。

 それは答えてくれそうになかったので、私は再び座って和菓子をもう一つ口に運びました。


「失礼します。キング、クイーンとお父様がおかえりになりました」

「・・・そうか、わかった」


 お茶を飲んで一息つくと、ルークさんが再び部屋に入ってきました。私は楽斗さんに促されて一緒に部屋を出ました。


「美琴、父さん、お帰り」

「お兄ちゃん、ただいま」

「おう、変わりなさそうだな」


 連れられて居間に入ると、そこにはルークさん、ビショップさんとそしてお父さんと妹さんと思われる二人がすでに座ってくつろいでいました。

 二人とも楽斗さんを見るなりニヤニヤと笑い、そのあとに私に視線を向けました。


「お兄ちゃん、いつ間にそんなお友達が出来たの?」

「楽斗、俺はうれしいよ。やっぱり男はモテてなんぼだからな」


 二人とも楽斗さんとはずいぶんと性格が違っているように感じました。お父さんと美琴さんは似た雰囲気を感じますが、楽斗さんはまた雰囲気を持っています。

 美琴さんのことは「クイーン」と呼ばれていましたが、こういうのも悪い気がしましたが、名前の割にはまだ随分と幼さが残る、無邪気な笑顔が特徴的な少女でした。どれくらい年下なのかは、パットはわかりません。


「別にそんなんじゃない。落とし物を届けてもらっただけだ」

「ほう、それはありがたい、うちの息子が世話になったようだね・・・」

「井川莉彩です」

「莉彩・・・うーん、いい名前だ。助かったよ。礼と言っては何だが、一緒に夕食をどうだい。楽斗の同級生が来るなんて珍しいことでね。非常にテンションが上がってるんだ。君が良ければでいいが、ぜひどうかな?」

「莉彩さん、私からもお願いできませんか?色々お話し聞かせてほしいです」

「・・・」


 ルークさんもビショップさんもお二人の意志のままにといった様子でした。楽斗さんの方に視線を向けると、申し訳なさそうにこちらを見返していました。忘れ物を届けるだけのつもりが、なんだか大変なことになってしまいました。

 最初にルークさんに「これ、楽斗さんに渡してください」とすらいえなかった私に、その誘いを断る勇気は当然持ち合わせていませんでした。私が頷くと美琴さんとお父さんは顔を輝かせて早速何かをルークさんとビショップさんに話していました。

 一応家にもその旨を伝え、お母さんから快く承諾してくれました。思えば私も友達がおらず、他人の家に上がり込むなんてもってのほかでした。そのためか、私の母もいつもよりテンションが上がっているようでした。多分、お父さんと美琴さんも同じような気持ちなんでしょうか。

 何か手伝おうとはしましたが、料理の支度はルークさんとビショップさんに一任されているらしく、私はおろか、他の三人でさえ出る幕はないとのこと、諦めて準備が整う間楽斗さんの部屋で待つことにしました。


「父さんはあまり帰ってこなくてな。そのせいもあって帰ってくるときはいつもテンションが高いんだ。今回はそれと偶然重なったんだ。巻き込んだみたいですまなかったな」

「いえ、ご家族で、仲がいいんですね」

「・・・そうだな、家族が俺の世界のすべてみたいなものだからな」


 彼の言葉にはまったく偽りはないみたいです。さっきの少しのやり取りでわかりました。今回は私に注目が集まってしまったためにあの輪に入ることが出来たわけですが、そんな事情が無ければ、他の誰もあの輪の中には入れない。それほどまでに、楽斗さんたちには深い何かでつながっているのを感じました。そう思うと私は邪魔なんじゃないか、そうとさえ思いましたが、母にも了承をもらってしまいましたし、逃がす気はないという雰囲気でしたし、出来るだけ頑張る他ありません。

 しばらくすると、ルークさんから準備が出来た旨が伝えられ。再び居間に集合しました。


「こんな日は酒と行きたいところだが、嬢ちゃんの前であまり羽目を外しすぎるのは不本意だ。今日は我慢してコーラでも飲むとしよう」

「いえ、そんな気を使っていただかなくても」

「そうはいきません。紳士たるもの、あまりだらしない姿を見せるわけにはいきませんのでね」


 これは後で聞いたことなのですが、どうやらお父さんはアルコールが入るとギアが外れるらしく、一度美琴さんの友人を食事に招いた際に何かやらかして家族総出でこっぴどく叱られたとかなんとか。それが何なのかはわかりませんが、こうやって禁止されている以上は、九条家にとっては重大なことだったのでしょう。


 それにしてもすごい料理です。ルークさん曰くいつもの1.5倍以上はあるとのこと。私一人増えただけでそんな張り切るものかと疑問はありましたが、それだけ皆さんの気持ちが上振れているということでしょうか。


「莉彩さんも、お兄ちゃんのハーモニカ好きなんですね」

「はい、なんだか引き込まれる音色で・・・素敵だなって」

「やっぱりそうだよね。お兄ちゃんももっとアピールすればいいのに」

「あれはそういうもんじゃないんだよ」


 テンションの高さというのはこういう時とても救われます。美琴さんは熱心に私に語り掛けてくれました。自分からは絶対話を切り出せない私からすると、まさに天使のような存在です。

 ひたすらおいしい料理を食べ続ける危惧をこの食卓を前にして想像してしまいましたが、おかげで無事輪に入ることが出来ました。

 とはいえ、楽斗さんのハーモニカの話には言葉を選ばざるを得ませんでした。なんたって初恋のきっかけなのです。下手なことを口走れば彼に思いを寄せていることが一瞬でばれてしまいます。この中でそれがおこるのは絶対に避けなければなりません。

 それが叶ったのかどうかは定かではありませんが、幸いそのような話は出ることはなく、無事食事の時間も終わりました。


「かなり余ってしまいましたね」

「そうだな・・・そうだ、莉彩ちゃんの家族におすそ分けすることにしよう。もう夜も遅いし、送っていくついでに」

「そうですね。我々はいつでも食べられるものですし、莉彩様のお口に合ったのであれば、ご家族の方のお口にもあうのでは」

「ですけど・・・」

「こういう時は素直に従っておいてくれ。その方が皆満足する」

「・・・わかりました」


 そこまでしてもらうのは気が引けましたが、楽斗さんに言われて私は全部任せることにしました。ここからだと歩いて帰るには少々遠いため、ルークさんが車で送ってくださるみたいです。

 そういえば楽斗さん以外のことは深くは聞けませんでしたが、免許を持っていることからもしかすると年上なのでしょうか。ビショップさんは、美琴さんと同じ空気を感じますし、年下でしょうか。どちらにしても、私よりしっかりしていることにまちがいはありません。

 ルークさんが食事をまとめている間に帰りの支度を済ませました。とは言っても楽斗さんの部屋からバッグを取ってくるだけですが。


「それじゃあ、また学校でな」

「はい、今日はありがとうございました」

「いやなに、むしろぜひまた来てほしいものだ」

「また来てくれますか、莉彩さん?」

「・・・」


 キラキラと目を輝かせて私の手を握る美琴さんに、私は返す言葉がありませんでした。本来なら来るはずのなかった場所でした。皆さんから温かい言葉をいただけても、それでも私にとっては遠い、夢のような場所であることは間違いありません。

 私が言葉に詰まると楽斗さんが「あまり困らすなよ」と美琴さんを私から離しました。彼女は尚も顔を輝かせ、「絶対また来てくださいね」と満面の笑みを浮かべる。私に出来るのは、何とか笑顔を返すだけでした。


「莉彩様。準備が出来ました。こちらにどうぞ」

「ありがとうございます。それじゃあ、お邪魔しました」


 家を出る直前まで、皆さん笑顔で見送ってくださいました。こんなに温かく見送ってくれたことなんて初めてでしたから、その温かさが胸にしみたのと同時に、すごく申し訳ない気持ちになりました。


「莉彩様、一つ、お願いしたいことがございます」

「・・・それって一体」

「キング・・・楽斗様のことをよろしくお願いします」


 帰りの車の中、急にルーク・・・霧矢さんはそう私に言いました。一体どういうことなのかと同時に、私に何か出来ることでもあるのだろうかという気持ちでいっぱいでした。


「楽斗様が才を発揮されるには、孤独を経験する必要がございました。私たちはそれを陰から 支えすることしか出来ません。ですが、その才をより強くさせるためには、他者の存在が必要なのです。私たちとはまったく違う、他人のぬくもりが。莉彩様は今日は偶然いらしただけで、そんなかたにこんなことをお願いするのはお門違いなのかもしれません。ですが、それでもお願いしたいのです。莉彩様なら、孤独の楽斗様の手をつかめると、私はそう思えます」

「・・・そんな、私にそんなこと」

「急にこんなことを申して申し訳ありません。間もなく到着いたします」


 そこからは会話はなく、家に到着しました。彼はまさに漫画か何かでみる執事のように素早く周り、ドアを開けて手を取ってくれました。別に私はなんでもないんだけど、なんだか一瞬でもお嬢様のような気分になりましたが、すぐにそんな思考は振り払いました。

 私が玄関に向かうと、霧矢さんも大きなつつみを持って後ろからついてきてくれました。


「ただいま」

「莉彩、おかえりなさい」

「葵は塾?」

「ええ、それと、こちらの方が電話で言ってた」

「初めまして、私は九条家のルーク、九条霧矢と申します。本日はこちらの勝手で莉彩様に付き合わせてしまい、申し訳ありませんでした」

「これはご丁寧にありがとうございます。莉彩もあまり人付き合いが多くないですから、こちらとしてもうれしい連絡でしたわ」

「もう、そういうことはあまり言わないでよ」

「こちらは本日の食事のおすそ分けと言うことで、ご家族の皆さんで食べていただきたい。莉彩様のお口にもあいましたので、ご家族の皆様のお口にもあうものかと」

「そこまでしてもらうなんて、こちらも何かお礼をした方がいいかしら」

「いえ、お気遣いは結構です。こちらが勝手にやったことですので。それでは、私はこれで失礼します」

「あの、ありがとうございました」

「こちらこそ、本日はありがとうございました」


 霧矢さんは深々と頭を下げると、車の方に戻っていきました。


「しばらく友達が出来てないと思ったけど、あなたもやるわね」

「・・・そんなんじゃないから」

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