第66話「星が666!?」
「星が666!?」
紗奈がスマホでカクヨムを見ながら唐突にに驚きの声をあげた。
「随分、星貰ったね〜」
「そうなのよ、ありがたやありがたや……じゃなくて!
星が666で、なんと偶然66話なの!
これは更新せねばといま話しながらもきゅもきゅ幼馴染を更新して……」
「紗奈……」
つくづく完結とはいったい……。
「とてもありがたいことなんだけど、でも666ってあまり良い数字じゃないって聞くから、777にならないかしら?」
「まあ〜、急に111は増えないねー」
そういう話をしつつ、紗奈はスマホをぽちぽちしている。
たまたま見たから気になっただけらしい。
「えっ、終わり?」
「うん、終わり。
珍しく並んだから報告しただけ」
僕は笑顔で紗奈の肩を掴む。
「そうかそうか」
「……颯太、この手はなにかしら?
なんだか逃げられないんだけど」
「うん、逃さない」
「むぐっつ!?」
とりあえず最終回詐欺を繰り返す紗奈の口を口で塞いでおいた。
もっきゅもっきゅもっきゅもっきゅもっきゅもっきゅ……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます