第30話「あああああ!勉強をする前並みに書きたくない!」
「あああああ!
勉強をする前並みに書きたくない!」
紗奈がスマホ片手にベッドで唐突に頭を抱えてもがいた。
……。
……。
「……って何日か前に書いて忘れてたわ」
紗奈は僕と一緒にベッドの上に転がりながらそう言った。
「そうなんだ」
「そうなのよ」
そう言って紗奈は僕の口に口を重ねる。
あとはずっとそれ。
もきゅもきゅもきゅもきゅもきゅもきゅもきゅもきゅもきゅもきゅもきゅもきゅもきゅもきゅもきゅもきゅもきゅもきゅ……。
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