646日目(残り84日) 「……今日は次から次へ書きたいものが出てくるのよね、新作の」

「……今日は次から次へ書きたいものが出てくるのよね、新作の」


先程まで自分の部屋に戻り、ウロウロしていた紗奈は僕らの部屋に戻って来て、バタンとベッドに倒れ唐突にそう言った。


そのあと紗奈は黙ってふにふにと眠そうに転がる。

僕は机に向かいながら言った。

「おやすみ」

「……添い寝が必要」

「手を出すけどそれで良ければ」


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