107日目「勝負よ!颯太!」

「勝負よ!颯太!」


リビングでゲーム機を前に、紗奈がコントローラを差し出す。


「あー、うん、分かった。」

なお、両親は仕事のため家には2人だけだ。

「颯太。この勝負勝たせてもらうわ!

勝ったら、私の願い事を聞いてもらうわよ?」

「良いよ。紗奈が『うん』と言ったら、紗奈はずっと僕のモノだよ?」

「うん!、、、あ。」


僕はコントローラを置いて、呆然とする紗奈を抱き寄せ、唇を重ねた。

もきゅもきゅもきゅもきゅ、、、。

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