面白い。本当に食い入るように見入ってしまった。
全体的にギャグ要素を盛り込んだ学園ものですが、その登場人物が全員魅力的でした。
私の中では「台詞だけで誰が喋っているか分かる」というのが良いキャラと考えているのですが、この作品はまさにそれ!
個性豊かでありながら、ちゃんと各々の持ち味が生かされています。
そして文章が読みやすい。
流れるようにスラスラと、ストレスを感じさせないのが素晴らしい。
そしてエンタメ性。読み手を楽しませよう、笑わせようという気概を感じ、実際に私は何度か吹き出してしまいました。
正直、もっともっと高い評価を受けてよい作品だと思います。
内容は「世界征服部の活動記録」と言った所でしょうか。
もうこの一言だけで面白いですよね。
安心してください。中身はもっと面白いです。
いや、最高に笑いました。
愉快痛快大暴走。キャラクター達がワラワラと走り回り、それを東奔西走してツッコミ続ける主人公。
登場キャラクターな多めなのにインパクトが強すぎて一回で全員覚えてしまいました。
メインテーマがまた良いですね。
高校生達が真面目に馬鹿なことをやっている。
そんな日常風景を過大解釈したような世界観です。
本当にもう馬鹿なことばかりしてます。
尚、個人的には四話で出てくるキャラクターが大好きでした。
いや、全員好きなんですけどね。残念さが際立っていて愛着持てますし。
筆者の頭の中はどうなってるんだろうと思う傑作です(良い意味で)
もし迷ってるならプロローグを読んでみてください。それだけで話のノリが分かります。
いや、この作品に出会えて良かったです!