🦉29歳夫の恋

蒼生

あんニャロ～w

詐欺師めー‼最もらしい事

いいやがって‼

ｸｿﾀﾞｸｿ

アブネ、アブネ‼

ロマンス詐欺なみだワ

来て良かったNY

留学したかったけど両親が大反対

あの頃夢見たNY、CITY‼

「親が言うのもなんだが

お前は可愛らしい顔立ちをして

いる。

ストーカーに合ったり命狙われ

たらどうする。

親は、そばに居ないんだぞ‼

助けてあげられないんだぞ‼」

しかし、結局日本にいてもストーカー

された。

何処にいても被害に合う時は

合う。

アメリカにいたらきっと素敵な

husbandに会っていたかも‼

日本人より、愛情表現が強い外国人

の方が私には合ってる気がして来た。

今更だけど・・・💦

蒼生の友人達の笑いものに

なっていた事も事実だし、

それを否定もしない蒼生は私を

遊び人と未だ思ってるのか？

それでいいのか？私‼

いやいや、

それに関しては許せないかも!!

あーあ暇になっちゃったなー

蒼生と楽しく過ごすはずが・・

あと五日何してすごすかなぁ

せっかく来たし観光‼ 観光‼

コレ以上私の生活に踏み入って

ほしくない。

おひとり様生活もいいんじゃないかな‼

そうだ観光するなら

楽しく観光‼ブログにあげよう！

あ、いやいや蒼生が見るカモ‼

ヴヴヴヴヴ ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ

マナーにしていた携帯が震えた。

ﾁｯ蒼生か‼

「蒼生💢なんか用ですか？」

「明日休み取れたから

ロビーで待ってる。

誤解も解きたいし話もあるし

一緒に朝食食べようか‼」

「ん〜いや、無理ですぅ！

ワタシ、明日から観光何ですけど～」

ｼﾞｬﾏｽﾙﾅ‼

「別れるにしても

ちゃんと話をしないと

ダメだろう。

お互い子供じゃないんだから‼」

「あらあらあら、どの口が

言ってるんでしょうか？

なんのお話です？

私達別れるのに？

何の話し合いが？いるんでしょうか？

いやあ、ほんとに短い御付き合い

でしたよねぇー」

💢ﾑｶｯ

「あ・し・た・

ロビーに九時‼」

ガチャ‼

蒼生は不機嫌なまま

怒鳴るように電話を切った。

チッ、切りやがった‼

「💢話すだけ‼ だからね！💢」

未華子は蒼生がガチャ切りした

携帯を見て怒鳴っていた。

次の日蒼生は青色のシャツと

チノパン姿で現れた。

ラフな姿でもカッコイイ

ムカックけど・・・

未華子は白のレースのワンピと

ピンクの淡いカーディガン

を羽織っていた。

蒼生の姿を確認すると

未華子は手ぐしでゆるふわの

髪を梳いていた。

蒼生にコーヒーの美味い店

を、予約してあると言われ興味あった

ので、せっかくなら美味しい珈琲を

飲みたいとホテルを出た。

蒼生はNY慣れしているから

美味しい店を知っているのは

確かだろう。

土産話の一つにはなるかな‼

その店は歩いて10分の所にあった。

穏やかな黒人のご夫婦が経営されている

結構常連さんの多い店だった。

蒼生は行き慣れてるのか随分

親しげな感じ

すると、注文した時点で

蒼生の携帯が鳴った。

上目遣いで目を細め不審な顔を

蒼生に向ける。

( ᯣωᯣ )じー

(◎_◎;)ﾔﾊﾞﾔﾊﾞ

「電話女の子と思ってる？

デモ、仕事関係だからな‼」

未華子はもう、どうでも良かった

からウンウンと頷いた。

「Did se thing happen to

Catherine？」

(キャサリン何かあった？)

「Immediatetely

Understood。」

(分かった直ぐ行くよ。)

「未華子ごめん、

トラブルみたいだ、

どーしてもいかないと、ゴメン。」

「ハイハイ。」

最初から本気にはしていない。

土日、祭日働き詰めの会社って

ナニ？

「すぐ帰るからまつてろよ。」

「ハイハイ」

と言いつつ無駄な時間を費やす

馬鹿がいる、もおーんか( ˙^˙💢 )ﾑｶ

美味しい珈琲と、サンドイッチを

頂いてサッサと観光へと、向かう。

一日目はNYの街を観光

自由の女神にご挨拶をして、

ブルックリン橋を渡り

メトロポリタン美術館へGO

ゆっくりら、ノンビーリ過ごす

休日。

場所がアメリカだと余計楽しい。

未華子はルンルン

街を観光してブラブラ

すると高級車に乗った若い男女

が目の前を走り去った。

・・・・・・・‎( ⊙⊙)!!

スゲー偶然、自由の女神のお導き

か？（笑）

✨✨コイツはやめとけぃ✨✨

ろくな奴でないゾ‼ｰﾃｷﾅ〰w

過ぎ去る車の勢いでせっかくの

カールがボッサボサ💫✨

その2人は、どー見ても仕事

とは思えない‼

そうあの日蒼生と腕を組んで

ホテルに現れた彼女‼

多分だけど

「蒼生、今日お休みなのに

なんでマンションに居ないの

〜プンプン」

そんな彼女に蒼生は

「なんだ〜ヤキモチか？

可愛い奴だなぁー

すぐ帰るヨ、どこ行く？」

「あっ、私、街で食事したぁーい。」

「よしよし

すぐ行くから待ってろよ。」

子猫ちゃん。

ってなカンジか‼

道行く人がジロジロ

(ФдФ)ｼﾞﾛﾘﾝﾁｮ(ー_ー)!!

冷たい視線は万国共通‼

クレイジーとか言われてる？

変な東洋人と思われたかと

それだけで恥ずかしくなり

そそくさと退散。

「アーンもう悔しい

ｷ─︎─︎ｯ!!」

そうだ電話してやる

なんにも知らないと思って

やがるｸｿｵ

おバカちんめ‼

「シャーリ、今日は用事が

有るんだ‼」

「えー蒼生が休み取ってるって

聞いたからキャサリンに

頼んで呼び出したんだよ。」

「キャサリンめ💢」

「あ、キャサリンは悪くないよ。」

「ﾊｧー、シャーリ、マジで今日は

ヤバいんだ。

今日は婚約者が来てるし

家に送ったら、俺帰るからな‼」

「じゃあ、彼女に蒼生と浮気

したってチクる‼」

「冗談だろ‼

笑えねーぞ！

俺は浮気は最低の奴が

する事だと思っている。」

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

蒼生の携帯が震えた。

シャーリはすかさず蒼生の

ポケットに手を入れ携帯の通話

ボタンをポチッと押した。

「Yes itis」

スピーカから流暢な英語が

聞こえた。

「ちょっ、おまつ、ヤメロ‼」

蒼生は運転しながら携帯を

取ろうとするが外からの

クラクション、ブーイング

ヤジで諦める。

💢What are doing💨

(何やってるんだ💨)

Is it funny crazy ー

BUBUBUBー

蒼生は大事な会長の孫娘を乗せて

いる。シャーリには呆れながら

運転を再開した。

スピーカをON

「So what do you？」

(それでどうしたいの？)

「Want to do」

(彼に伝えて)

「Tell him no engagement 」

(婚約は無し)

「な、なにぃっ‼違う違う‼

未華子誤解だ、おい‼

未華子ー😭」

運転しながら泣き叫ぶ！

「Are you okay」

シャーリは嬉しそうに声を

弾ませる。

「⤵its okay」

「Then he will get me」

(じゃあ彼は私がもらうよ。)

「it's up to him to decide」

(それは彼が決めるわ！)

Don't get involved with me anyway

(とにかく私に関わらないで)

Tell him from you

あなたから伝えてね

「Ok♥」

シャーリは、ご機嫌で声高く

答えた。

ムカついた未華子も叫ぶ‼

You're not unpleasant either‼

(あなたも安心じゃないの。)

プンプン怒り声は隠せない。

「な‼何言ってる、おい‼おい‼

みかーかーこぉ━━━━━‼」

遠く蒼生の叫び声が聞こえた

「そんなのどーでも良く

な━━━━━━━いボケ‼」

と諦め半分に叫びながら

電話終了‼

未華子も大人気ないと思いつつ

大人の女を演じれない歯痒さ

クッソー

じだんだを踏む‼。

PuーPUーPUーPUーPUー

puーpuーpuーpu

何度もリダイヤルしても未華子が

電話に出る事は、無かった。

「もしもし関田ですが、はい…はい…

あのぉー未華子には本当に

勿体くらいの蒼生君ですが┅

ええ、そうなんです。

私達も楽しみにしてました

んですが┅

ご縁が無かったんでしょうねぇ

ええ、ええ、勿論！

私達の友達関係はハイハイ

仲良くしましょーう。」

「まあまあ、

私達も残念です。

主人も気落ちしてますの┅」

蒼生の母は蒼生の結婚を

楽しみにしていたらしく

孫の顔も来年には拝めると

心待ちにしていた。

「はい…⤵コレばかりは

本人同士のきもち┅アレｱﾚ

未華子！」

そばで聞き耳を立てていた未華子

は、母親の電話をぶんどり

「お義母様、未華子です。

蒼生さんの事なら、

心配ありません、アチラに

可愛らしい恋人が

いらっしゃいますし！」

「はい‼ 日本人じゃ無いです。

でも綺麗な方でしたよ。

お義母様、私もです。

残念です。」

ポッカーンとする叔母と母を

他所目に、未華子はﾆｯｺﾘと

笑うと

「はい‼📞」

ポイっと母親に受話器を渡した。

「ママーお昼なに？(笑)」

そう言って台所に消えた。

蒼生の母親、唯香は直ぐ

蒼生に電話したが蒼生は出な

かった。

「未華子、アンタ言ったわよね！

お見合い受けるって‼」

チャーハンをスプーンで

掬いながら

ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”

「うん、言ったね。」

ŧ‹”ŧ‹”

「叔母さん、なに？その目‼」

ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”

「実はねｺﾞｸｯ

蒼生君から断られた保険で

もう1人めぼしい人考えて

いたの‼」

「はぁ￣Д￣ 嘘でしょう‼」

叔母さんはママの作った

カレーピラフをŧ‹”ŧ‹”しながら

シーザーサラダを取り分ける。

ママは食べたいものを作って

くれる。

「ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹" ”本当よ‼” ŧ‹"ŧ‹" ŧ‹"

約束はŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"約束よŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"」

叔母さんの目は(☆w☆)キラリ

と輝き、

「リベンジよ‼」

今度こそは、と強い決心を

していた。

未華子は両手を上げながら

首をゆっくり横にフリ

降参した。

直ぐ次の週、叔母さんが

お見合いをセッテイングして来た。

日本でも有名な高級ホテルの

レストラン。

渋る未華子を引き連れて

叔母さんは鼻息高くホテルの

前に立た。

レストランに入ると何人かの

人が立ち上がった。

叔母さんが頭を下げたので

お見合い相手だと分かった。

未華子も静かに頭を下げた。

叔母さんは振袖を進めたが

32歳にもなって20歳と一緒

は(笑)有り得ないと、ピンクの

上品な訪問着にした。

それはお淑やかに美しく

未華子を映した。

叔母さんも貫禄満点、紫の着物

にモスグリーンの帯を〆

美容院に朝早くから出かけ

気合い充分‼

見合いの御相手は38歳

落ち着いて、父親と同じ

銀行マン、穏やかで優しそうな

真面目さを漂わせる彼は

浮気バンザイの蒼生より

確かに幸せに成れる気がした。

食事が終わり、しばらくすると

「じゃあ私達はここで‼」

相手の付添い人と叔母さんは、

見合いの席を立ち出て行った。

「着物、良く似合っています。

とても綺麗だ‼」

彼はしばし未華子にみとれていた。

穏やかな微笑みに

未華子も優しい時間を感じた。

未華子もﾆｯｺﾘ微笑みながら

「ありがとうございま┅す？

ん？アレ💦ア💦ｱﾚ？」

カッカッカッカッカッカッ‼

荒く高く響く足音に気を引かれ

ながら┅

ゴツゴツゴツゴツゴツゴツ

怒りを爆発させたような荒い

激しい足音は真っ直ぐ未華子の

席へと進んで来る。

未華子は、振り向いた！(⦿Д⦿）‼

ヒエエェェi|lilΣ( @Д@∥;)i|lil|

未華子の悲鳴に見合い相手も

(´⊙д⊙`)what！

足音はさらに強く未華子達の

席へと近付いて来る。

それは・・・藍色のスーツ姿の

・・・・・蒼生？

「は？ なんでオマイがくるん？」

未華子は心で呟いた。

蒼生は見合い席の前で立ち止まり

ニッコリ口角を上げ微笑した。

上から未華子を見下げる姿は

獲物を捉えた鷹のように見えた。

冷たい・・・大きな目‼

「あれっ‼ 未華子さん？」🌻🌻

「💦えええっとおー？

どちら様？だっケ？」

ザー冷や汗、冷や汗‼

シドロ、モドロに汗ﾌｷﾌｷ;;;;;;

しながら顔を逸らす。

「ꉂꉂあははは

嫌だなあ忘れたんですか？

あなたと、今、今、御付き合いし

てる御喜 蒼生ですよ‼

思い出しましたか？

忘れっぽいですねーꉂWww

ハーツHAHAHAHAHAHA」

「エーエエエエェェ‼

オラオラオラァ嘘つけぇー

蒼生なんてぇ━━━━━━奴は‼

知らないですからぁ━━━━━あ」

‍＼＼\\((￣▽￣;;)ｱ､ﾊﾊﾊﾊ…//／／

冗談キツ━━━━━━━━イ‼

見合い相手は？

「？？・・・⊙Ԑ⊙・・・？？」

「ん？知らない？なら写真

見せますヨ‼」

蒼生はピッピピピと親指で

操作した携帯のアルバムを

開いて見せた。

それは初めて蒼生と結ばれた日の

未華子の寝顔だった。

10枚程並んでいた。

彼は写真、未華子、写真、未華子

を繰り返し(⚭-⚭ )じーっと見て

何も言わなくなった。

・・・・・未華子はヤバ的な(汗)

見合い相手の顔がみるみる蒼白

になり脱いだ上着を手にして

「こんなアバズレとは

知らなかった‼」

と捨て台詞を残してサッと

立ち上がった。

「た、他、他、他人の

空似ですってバァー‼

待って下さ━━━━━い‼」

未華子は立ち上がり彼を引き

止めた、怒り浸透の見合い相手は

ドスドスドスと

追い縋る未華子を振り切り

睨み付けレストランを出て

行った。

フニャフニャと未華子は腰が

抜けるようにその場に座りこんだ。

ハアアーアーッ‼

ククククク

「あーあ‼

残念だったなーあ」

アーツHAHAHAHAHAHA

蒼生はケラケラ笑いながら

(´×ω×`)グッタリと項垂れた未華子の

腕を引きながら立ち上がらせ

違うテーブルに座らせた。

「未華子あんま食べて無かったな‼

胸いっぱいってトコか？」

蒼生はコース料理を注文し

物凄く不機嫌な未華子をニヤニヤ

しながら眺め、

「浮気するからこんな目に

合うんだぞ‼

ぷっ‼

そんなに目吊り上げるなよ(笑)」

「ｸｯｿｫｫｫｫｫ!!

私になんか恨みでもアル？

私達付き合っても無いし

浮気でもナイ‼

写真サッサと消して‼💢」

バッバッ ババババ ﾊﾞｯ

未華子は蒼生の携帯を

取り上げようと手を伸ばし、

蒼生の携帯も右に左に右、左

前、後ろバババババ━━━

ﾊｱﾊｱﾊｱﾊｱ

「何いってんの？

未華子は俺のモノ

チッ全く‼ 飛んだ浮気ヤローだ‼」

๑⊙д⊙๑は？!!

「何言っちゃってんの‼

意味分かんないけどっ‼」

「しかも‼ 仕事忙しくて

帰れなかったんじゃ無いの‼

蒼生、そう言ってたじゃん。

なんで折角の見合いに

あんたが、馬鹿面打っ提げて

出て来るん・だ・ヨ‼

飯食ったら、カ・エ・レ‼」

ｼｯｼｯｼｯ

未華子の文句三昧にニヤニヤ

してる蒼生をバシバシ

ぶっ叩いた！

ﾔﾒﾔﾒﾔﾒ 痛いｲﾀｲ

「まて、まて、未華子落ち着け！

こ、こうでもしないと

見合い上手く行きそうだったじゃん‼」

蒼生はオッオッオッと言いながら

身を避け未華子の攻撃を椅子の上で

上手く身を交わしていた！

蒼生に一言嫌味言いたくて、口から

出た言葉は・・・

「Wwwーそかそかそーか‼」

ꉂꉂはははｱﾊﾊﾊｱﾊﾊﾊ

嫌がらせかァー

都合の良い・あ・い・て・見つから

にゃいんじゃーねぇー」

「は？

💢ﾑｶｯ

ｱﾊﾊﾊ残ねーん！

候補は選べない程いるんだなー

コレが‼」

「ﾌﾝｯあーあ‼そうですか‼

そうでしたか‼ じゃーソッチに

手を出せばいいじゃーん。

私である意味無くね？」

ハア

「なぁ、ゴメンって未華子‼

謝ってんじゃん。

ゴメン、ゴメン‼」

未華子も

「まあ、この話は叔母さんが

持って来た話だし‼

どーしても嫁に行きたい訳じゃなし、

もう良いよ！

どうせ、行き損なうだけだし‼

お腹空いた！

コース料理の他にもいっぱい

食べてやるゾ‼」

と箸を握って食べるゾモード‼

帯締めをちょっと緩め箸

フォーク、ナイフを巧みに操り

パクパクうめぇー

「流石に高級食材は違うナー‼」

そんな未華子を目を緩ませながら

蒼生も箸を握る。

未華子は、デザートのパフェも

ご注文。

「はあ〜食った食った‼」

見事な食いっぷりの未華子を珈琲

飲みながら堪能する。

未華子みたいな相手はなかなか

見つからない。

蒼生は、腹ごなしにホテルの庭

に未華子を散歩に誘った。

珍しく大きな花水木は、春には

白やピンクで庭を彩るが秋には

赤い葉が庭を彩っている。

蒼生は、未華子の手を引きながら

庭を歩く。

カサカサと、音を立てる落ち葉は

風が吹くと桜吹雪を思わせる様子

で紅葉の葉が真っ赤な葉を降らせ

てくる。

黄色やオレンジ赤の落ち葉が

サワサワと2人の間に落ちてくる

落葉樹の木の根元も木の葉も秋全開。

「綺麗」

つい未華子の顔も綻んでくる。

大きな花水木の木の下のベンチに

蒼生がハンカチをひき未華子を

座らせた。

「未華子、ごめん。」

未華子は、

「もう、良いよ！

お見合い相手とは縁が無かった

だけだよ！」

「そう・・・だよな‼

未華子が欲しいなら、アッサリと

出ていかないし！」

「邪魔したヤツが良く言うヨ」

ｸｽｯ

「未華子がこんなヤキモチ妬き

って知らなかったヨ」

「は？ヤキモチ妬き？

誰が？」

「シャーリは、会長の孫だから

頼まれたら断れない！

断われるのは既婚者のみだよ。」

「ふ、ふう～ん、そうなんだ‼

今更言われても意味無いけどね‼」

蒼生は、ただ黙りこんでいた。