第28話 主要な人物紹介
※これは27話時点での登場人物の紹介です
主人公 根倉 涼雅
高校2年生。アオノエンタープライズ所属の声優。【ryoga】という名義で活動している。
顔出しNGのため、イベント等に出ることは無い。しかし、最近人気アニメにレギュラーで出演するようになり、マネージャーから顔出しをして欲しいと言われ困っている。
学校ではマスクと眼鏡をしており、クラスメイトからは『根暗』というあだ名をつけられている。
妹 根倉 朱理
中学3年生。涼雅の妹。1話と4話以外出番がない。
「お兄ちゃん!私全然出番ないんだけど」
「えっ?ああ、まあそういうこともあるだろ」
「もうっ、私怒ったよ!激おこぷんぷん丸なんだからね」
「ごめんなって、ほら(頭なでなで)」
「ふにゃあ~。こんなので許したりしないんだからぁ」
……案外チョロいのかもしれない。
クラスメイト 葉月 凜花
涼雅と同じ、2年A組のクラスメイト。
『天使』と呼ばれており、学年1の美少女だと言われている。黒髪のセミロング。
ryogaの大ファンで、廊下で偶然涼雅とぶつかった際に涼雅の正体に気づいてしまう。
それ以降彼に探りを入れ続け、彼がryogaであることを確信し、アプローチするが返り討ちに会う。
なお、当の本人は返り討ちしたことに気づいていない模様。
幼馴染 四条 エレナ
高校2年生。エイトプロダクション所属の現役女子高生声優。フランス人の母親と日本人の父親を持つハーフ美少女。銀髪碧眼。
涼雅とは同じ養成所に通っていた。日本語が上手く話せず周りに馴染めなくて困っていたが、涼雅に手伝ってもらい日本語を一緒に練習するうちにペラペラになった。
それ以降、涼雅に好意を抱いているが上手く伝えられていない。
姫宮しおりと涼雅が知り合いだということを知って最近焦っている。
「なあ、エレナ。俺達の関係って幼馴染っていうのかな?」
「何よ。不満でもあるの?」
「いや、なんか幼馴染って言ったらさ。こう……生まれたころからずっと一緒にいるとか、最低でも小学校の腐れ縁とかそういうのを言うんじゃないかと思って」
「私が幼馴染って言ったら幼馴染なの。ok?」
「お、おーけー」
「分かればよろしい」
幼馴染とは……?
アイドル声優 姫宮しおり
高校2年生。大石プロダクション所属の女性声優。
17歳にして声優業界のトップを走る、清楚系アイドル声優。
小学生の頃から児童劇団に所属しており、中1で現在の事務所のオーディションに受かり、声優になる。それから5年で頭角を現し、現在に至る。
演技力はピカイチで、周りへの気配りもでき、ルックスはアイドル顔負けの美少女。同じ事務所の声優と、3人組の『
現場に向かう途中にチンピラに絡まれたところを涼雅に助けられ、興味を持つ。
クラスメイト 山田 藤吉郎
高校2年生。アニメ・ラノベ・声優オタク。
今までオタク友達がいなかったが、涼雅と友達になれたことで趣味について語り合うことができ、毎日が充実している。
最近ハマっているのは『try☆stars』。トラスタグッズにお金をかけ過ぎて金欠になり、先月ついに親におこづかいを前借りするという決断に踏み切った。
「ねぇ根倉君!あのアニメ知ってる?」
「あの、って?」
「俺カノだよ。来期のラブコメ枠」
「あ、ああ。知ってるよ」
「あれ声優陣すごい豪華だよね!主人公役が須田春海で彼女役がしおりん、そして妹役が四条エレナ。あと親友役のryogaも最近注目の新人だし、激アツだよ~」
「そ、そうだな」
「それにしても、ryogaってどんな人なんだろうね?年齢は僕らと同じらしいけど。イケメンなんだろうなぁ……。羨ましい」
「い、いやそんなことは無い……と思う」
まさか目の前にいます、とは言えない涼雅であった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます