~ロイドン激動編~第15話 ヨーク改革
~ロイドン激動編~
第15話 ヨーク改革
レオンが領主になって約3ヶ月でヨークの改革はほぼ出来ていた。
先ず着手したのは街の大きさを襲撃前の大きさより3倍にした。その半分を農園の土地にして取れた農作物はヨーク住民用として利用する事にした。
西側を住民区画と南側は商業区画、北側は領主宅と教会と大規模な避難場所を作った。
以前の内外壁は破壊して1つにまとめてより強固な壁にした。
壁を作るのに約1ヶ月で完成。各区画も約2ヶ月で完成したのだった。
ヨークに住んでいた貴族はレオン以外ヨークから王都とカートンに逃げて行ったので住民税は以前のバカ領主が徴収額より10分1に落としても領内の財政的には問題ないと判断したのだった。
次に改革したのは、騎士団と冒険者に依頼して魔の森周辺の村の調査を壁を作っている最中に調子してもらった。
調査結果は周辺の村が全部で20あったのが半分になっていた。
周辺の村の農作物はヨーク経由で王都に送る事にした。
領主宅と各ギルド支部は中央に移転してギルド塔を作った。塔の一階には各ギルド支部が入って二階には各ギルド支部マスター室と大規模な会議室と小規模な会議室を作った。塔の上の東西南北に時計を埋め込み、最上段には防御結界は魔道具を取り付け。各門の上にも防御結界の魔道具を取り付けた。
その為、カートンに行くのはヨーク改革が出来上がって行こうとおもっていたのである。
レオンが領主になって約3ヶ月が過ぎる頃、
ギルド塔の小会議室で主要メンバーによる会議が始まる。
メンバーは
領主リオン
財務&国務長官セバス
防衛&農水長官セレナ
冒険者ギルドヨーク支部長シモーヌ
同ロイドン支部長ダグラス
商業ギルドヨーク支部長ヨハネ
同ロイドン支部長ミケーネ
今回は国王夫婦は不参加で以上7名で会議をする。
「やっぱりカートンは黒だったか?」
レオンはセバスに聞く。
「はい。間違いありません。」
「と言うことは王都を占拠する為に戦力を集めているって事か?」
「そうです。部下に調べた所、帝国から資源を融資している見たいですね。どうやら帝国も魔族の支配下になっている可能性が大きいですね。」
「そうなると先にヨークの整備をして正解じゃったのう。」
とシモーヌが言う。
レオンはセバスに確認をする。
「行方不明の王女様は何処に連れ去られた可能性が高いかも知れませんが。カートンで調べないと行けませんね。」
「偽物王女はカートンにいるのか?」
「今カートンの領主宅にいます。レギオンの封印場所が王都の地下にあると思っているかと」
ダグラスが聞いてきた。
「つまり王都を占拠して地下のレギオンを復活させるって事か?」
「そう言う事になるが。でもあいつらバカだわ。本当の場所がわからないとは。」
シモーヌは笑いながら答える。
最後に俺が結論を出す。
「先に元凶のレギオン俺がを倒す。セバスはカートンにいる部下に出方を見て何か変化あったら俺に報告を。」
「はい。」
「おい。ババアは俺と一緒に封印を解け。」
「ババアではないわ。可愛いエルフじゃあ。」
「二人で良いのか?」
とダグラスが訪ねる。
「問題ない。」
「で封印場所は?」
とレオンとセバス夫婦とシモーヌ以外が聞いてくる。
「旧王都後の王家の墓場だ。」
レオンは答えた。
つまり、レギオンの封印場所は、200年前に王都が壊滅状態になったので今の王都に移転したのだった。旧王都はシモーヌが結界を張って魔族は入らない用にしている。
なので200年前にいたレオンとシモーヌが知っているのだった。
レオンとシモーヌは明日ヨークの東側50キロにある旧王都に行く事になるのだった。
その後でカートンのクーデターを防ぐ事に全員が賛同した。
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ついに新作を出しました。
「中年戦士とツンデレ賢者の凸凹漫遊記」です。おバカなコンビが繰り広げる異世界ラブコメ見たいな感じです。
両方書くので更新が遅れる場合がありますが是非とも読んで下さいね。
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