こんにちは。
いつもながら考証に基づいた、時代背景の綿密な描写、勉強になりつつ楽しませていただいております。
落ち着いた知盛と、闊達な佑音さんのバランスも、お話の牽引力になっている気がします。
そして、この場を借りてになりますが、拙作に★をいただき、ありがとうございました!
執筆の励みにして頑張ります。
杉浦さんの作品も、じわじわ追いかけさせていただきます。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
作者からの返信
いつも読んでいただいて、ありがとうございます。
丹寧さんの「機械仕掛けの滅びの美学」と「風待つ朔」、雰囲気の違う物語を上手く描き分けていらっしゃるな、と感心しながら読んでいます。
いつもながら綺麗な描写で、こちらこそ勉強させてもらっています。
ひどい状態で平家は滅亡していくんですね。鳥の飛び立つ描写、素晴らしかった。合戦の様子が目に浮かびました。
作者からの返信
これから後の平家は、ほぼ負け通しですよね。
トップがあれだと、その組織は……という見本みたいな気もします。
白鳥とかの羽音って、一羽でも結構大きな音がします。(フクロウは全然音がしませんけど)
それが一斉に飛び立ったら、平氏でなくてもきっと、びっくりすると思いますよ。
静謐な前半からの、息詰まるような負け戦の様子。
すごいです……っ!
こういう素晴らしいものを読むと、私には逆立ちしても合戦が出てくる話なんて書けないな、と思います……(><)
作者からの返信
原作の「平家物語」では、平家方はただ水鳥の羽音に驚いて逃げたことになってるんです。
それは、あんまりでしょ。
と、いう憤り(笑)からこんな場面を創作しました。
知盛は…… 大好きです。
特に最後の壇ノ浦の碇知盛の場面は、それ以降のどんな武将の自害と比べても勇壮・悲壮の極みではないかと。
いろんなメディアで戦国期の物語が人気ですが、私は実は武士が本当に武士らしかった源平期が好きです。
だって男性の鎧も女性の装いも華があるし、特に武将の生きざまに実利や命よりも名を惜しむ美学がある。
特に平家は一族の繋がりや思いやりが深くて、同族で権力争いや殺し合いをする源氏よりは、よっぽど好きですね。
ということで、この作品、愛読させて頂きます。
長文失礼しました (^^;)
作者からの返信
知盛、いいですよね。
源平合戦の頃は、貴族の時代と武士の時代が交錯する境目になりますから、知盛や忠度のように、単なる武士じゃない、いい男が出て来たんでしょうね。
とにかく自分が読みたい、と思う物語を書き連ねたものですが、どうかよろしくお付き合いください。