応援コメント

第3話 富士川の合戦」への応援コメント

  • 知盛は…… 大好きです。
    特に最後の壇ノ浦の碇知盛の場面は、それ以降のどんな武将の自害と比べても勇壮・悲壮の極みではないかと。
    いろんなメディアで戦国期の物語が人気ですが、私は実は武士が本当に武士らしかった源平期が好きです。
    だって男性の鎧も女性の装いも華があるし、特に武将の生きざまに実利や命よりも名を惜しむ美学がある。
    特に平家は一族の繋がりや思いやりが深くて、同族で権力争いや殺し合いをする源氏よりは、よっぽど好きですね。

    ということで、この作品、愛読させて頂きます。
    長文失礼しました (^^;)

    作者からの返信

    知盛、いいですよね。
    源平合戦の頃は、貴族の時代と武士の時代が交錯する境目になりますから、知盛や忠度のように、単なる武士じゃない、いい男が出て来たんでしょうね。

    とにかく自分が読みたい、と思う物語を書き連ねたものですが、どうかよろしくお付き合いください。

  • こんにちは。
    いつもながら考証に基づいた、時代背景の綿密な描写、勉強になりつつ楽しませていただいております。
    落ち着いた知盛と、闊達な佑音さんのバランスも、お話の牽引力になっている気がします。
    そして、この場を借りてになりますが、拙作に★をいただき、ありがとうございました!
    執筆の励みにして頑張ります。
    杉浦さんの作品も、じわじわ追いかけさせていただきます。
    引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

    作者からの返信

    いつも読んでいただいて、ありがとうございます。

    丹寧さんの「機械仕掛けの滅びの美学」と「風待つ朔」、雰囲気の違う物語を上手く描き分けていらっしゃるな、と感心しながら読んでいます。
    いつもながら綺麗な描写で、こちらこそ勉強させてもらっています。


  • >何千羽とも思える水鳥が一斉に飛び立った
    他のしっかりした文の中にありながら、ここが華やいでいて、哀しくもあり、素敵だと思える描写でした。

    作者からの返信

    水面から鳥が飛び立つ時って、けっこう大きな音がするんですよね。
    情景を想像していただけたら嬉しいです。

  • 維盛は、このみっともなさがいいですね(笑)!
    忠度のカッコよさがひかっております。

    作者からの返信

    原作だと平氏はみんな、鳥の羽音に驚いて逃げちゃった、というオチですから。
    それに比べたら、だいぶ格好良くなった方では。

    忠度はね、この男だけは別格。(笑)
    わたし、タダノリストとでも言いましょうか。もう、忠度大好きです。


  • 編集済

    ちゃんと『平家物語』も知らずに、余計なことを言い、申し訳ございません。
    本当にこれからも楽しみにしています。ごめんなさい!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    本当、これ不思議なんですけど「平家物語」では忠清は上総守なんです。
    歴史上は、よろしくま・ぺこりさんのおっしゃる通り、上総介だと思います。
    何故でしょう。架空の人物だよ、と云うためなんでしょうか。

    ※参考「平家物語 高橋貞一 校注」 です。



  • ひどい状態で平家は滅亡していくんですね。鳥の飛び立つ描写、素晴らしかった。合戦の様子が目に浮かびました。

    作者からの返信

    これから後の平家は、ほぼ負け通しですよね。
    トップがあれだと、その組織は……という見本みたいな気もします。

    白鳥とかの羽音って、一羽でも結構大きな音がします。(フクロウは全然音がしませんけど)
    それが一斉に飛び立ったら、平氏でなくてもきっと、びっくりすると思いますよ。

  • 静謐な前半からの、息詰まるような負け戦の様子。
    すごいです……っ!

    こういう素晴らしいものを読むと、私には逆立ちしても合戦が出てくる話なんて書けないな、と思います……(><)

    作者からの返信

    原作の「平家物語」では、平家方はただ水鳥の羽音に驚いて逃げたことになってるんです。
    それは、あんまりでしょ。

    と、いう憤り(笑)からこんな場面を創作しました。