第1話人物紹介・待ち合わせ(2)*改訂前版
「ヴーヴー」
何も活動していない部屋にデリカシー無く鳴るスマホ。バイブレーションでにじり寄り、巨大隕石のようにベッドに顔を沈めている主人に頭突きを食らわせる。
「ん〜うぅ、あ〜ぁ〜も〜」
頭が微振動でブルブル。超不快。
「なにっ!」
バッと起き上がってスマホを手に取った瞬間、電話が切れた。代わりに直ぐにメールが来た。
「はあ?今何時?まだ9時半じゃん。もうちょい寝かせろよ。」
「てか場所遠っ、そういや住所言ってなかったな。」
微塵もやる気は起きないが仕事だ。仕方ない。まずはトースト焼くところから始めるか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます