第341話 18禁よりエロい15禁
※注意 次の話は外伝です。
ハニーがヒロインたちと肉体関係にないのがおかしい、という皆様からの数々のツッコミがあったこと。
そして作者自身が最近エロを書かなさ過ぎて、エロの書き方を忘れてしまったため、リハビリの意味も込めて外伝を書き下ろします。
ひたすらスケベで下品な内容が続きます。
エロが苦手な方、主人公とヒロインのイメージを崩したくない方、ヒロインには可愛くキュートでピュアでいて欲しい方は飛ばして、次話からお読み下さい。
特にハニー君が終始気持ち悪いです。メダパニとバーサクがかかっているんです。
エロ同人誌みたいに、ただヒロインの痴態が見たい方だけご入場願います。
救済措置として今話はあくまで外伝であり本編ではありません。
なので時系列は作者も考えていません。
公式ではなく公認。お好みではなかった場合、これは本編とは関係ない架空の話、二次創作、ハニーか詩冴が寝ている時に見た夢だと思ってください。
※この話は外伝であり本編ではありません。
作中の登場人物は全員18歳以上です。
そしてこの物語はフィクションです。本作の行為を現実に行うと犯罪に当たる場合がありますのでご注意ください。
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★★★
ガイドラインに抵触しないことを前提に書きました。違反はしていないはずです。それでも気になる場合、カクヨム様に通報する前にコメント欄で私にクレームを入れてください。本作が削除処分になると340話分全てが消えるので、グレーゾーンは私が先に真摯に紳士に修正します。
また、今話を気持ち悪いと思った人もコメントください。
バッドコメントがたくさんつく、PV(視聴回数)が他話より少ない、などの感触を感じたら今後、15禁シリーズは書きません。もとより外伝ですので。
前置きが長すぎる事、謝罪致します。
★★★
●外伝18禁タイムの1
「ふぅ、今日も辛かった……」
夜、自宅の湯船から出た俺は、床に座り一人で体を洗っていた。
仕事が終わってからついさっきまで、いつものように桐葉が俺を誘惑してきて、我慢するのに必死だった。
俺と桐葉はそういう関係だけれど、麻弥たんを含むみんなの目があるリビングで始めるわけにもいかず、俺はひたすら下半身にうずまく欲求に耐え忍び続けた。
なのに、詩冴がふざけてエロハプを起こして舞恋のスカートとパンツをまとめてずりおろしてしまい、それを隠そうとした茉美のおっぱいに顔面を埋めてしまい、俺は亀のように体を折りたたむしかなかった。
しかも、桐葉は俺をひっくり返そうといたずらの限りを尽くしてくる。
さらに無邪気な麻弥たんが俺を心配してくれたのが胸に刺さった。
この天国の中の地獄のような生活はいかんともしがたいと思っていると、脱衣所に人の気配を感じた。
どうせ詩冴か桐葉あたりだろう。
入ってきたら、すぐに自分の部屋にテレポートしてやると俺は身構えた。
そして次の瞬間、浴場のサッシ扉が勢いよく横に開いた。
「邪魔をするぞ、奥井ハニー育雄!」
どたぱぽんっ!
「ぶぁああああああああああああああああああああ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ッッッッ~~~~!!?」
驚き過ぎて、後半は五十音では表現のできない音が喉と鼻から噴き出した。
下半身が急激なトランスフォームに耐え切れずに痛みが走った。
俺の目の前に立っていたのは、一糸まとわぬ全裸の早百合さんだった。
――DE! DEKAIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII!!!!?
長身爆乳爆尻美女という、ステレオタイプ過ぎるストレートセクシーボディを誇る早百合さんのカラダの迫力は、とにかく凄まじいものがあった。
Jカップを誇る豊満すぎる爆乳の量感たるや、童貞殺しを超えて大量虐殺の域に達している。
でかい。
とにかくでかい。
半端じゃなくでかい。
ばいんばいんどころか、どたぼるるん、という感じだ。
しかも、形がいい。
アニメと違ってリアルおっぱいは大きさに比例して垂れ下がるものだけど、早百合さんのJカップおっぱいはまるで見えないブラに支えられているかのように黄金比の丸みを帯び、桜色の乳首がツンと上向きだ。
下乳ならぬ、下乳首を見上げられる。
それだけで、鼻の奥に血の匂いが充満した。
なのにウエストはぎゅっと搾り上げたように細くて、だけどお尻は正面からでも尻幅がわかるほどに大きく、横尻の描く弧に目が釘付けられる。
――正面からおっぱいとお尻が同時に拝めるって、どんなサイズだよ!?
あらゆる場面で大きさなんて関係ないとか、大切なのは感度だとか言う言葉を聞くけれど、早百合さんのダイナマイトボディを前にすれば、他の全てが口先の綺麗ごとだとわかる。
誰が何と言おうが、おっぱいとお尻はデカさが正義である。
けれど、それではいけないと、俺はなけなしの理性を総動員して、早百合さんの南半球から視線を下ろした。
そして、目線の高さにある早百合さんのデリケートゾーンが視界を独占した。
――いんぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
衝撃が、股間の根元から先端まで駆け抜けた。
オトナの女性の無修正をモロに見てしまった俺は、男のプライドをかなぐり捨てて目を血走らせながら目の前のモノを凝視した。
――ぶぉおおおおおおおおおおおおおおおお! すごぃいいいいい! すごぃいいいいい! すごすぎるぅうううううううううう! 早百合さんのココはこういう風になっていたのかぁああああああああああ!
前にも何度か見ているのに、早百合さんのは何度見ても、初めて見るようなインパクトがある。
おっぱいもお尻も極上すぎる早百合さんは、最後の最後まで極上だった。
綺麗に手入れされたデリケートゾーンは肉付きが良く、おっぱいとお尻に続き、むっちりとした谷間を作っている。
この媚肉を顔面にいっぱいにあじわいたいという欲求が止まらない。
それに、この世の誰一人として、早百合さん本人でもじっくりは見ないであろう、早百合さんの聖域を見ているんだという事実が、無限の興奮を与えてくれた。
「なんだ、まだ私のここがそんなに気になるのか? まったく、いい加減に慣れろ。いくらなんでもガン見しすぎではないか?」
「するに決まっているでしょこんなの!? 早百合さんは自分の殺傷力を自覚してください!」
「嬉しいことを言ってくれる。それに、その言葉が決して嘘偽りでないことがよくわかる」
「え?」
早百合さんの言葉を見上げる。
スイカ大のおっぱいの谷間から覗く早百合さんの視線は、俺の目線よりも低かった。
「興奮に比例して大きくなるとは便利だ。私に魅力を感じてくれているのがよくわかる」
「■■!?」
脊髄反射で俺は自分の下半身を見下ろし――途中、早百合さんのデリケートゾーンに視線が止まる――自分の状態に気が付いた。
さっきから痛いぐらい猛り狂っている暗黒龍は最終形態と化し、俺の欲望全ての具現体そのものだった。
「んがっ!? ちょっ、これは!?」
女子ならここで足を閉じて隠すのだろうが、男の俺にそれは無意味だ。
死に物狂いで両手で隠そうとするも、最終形態の自己主張はすさまじく、両手では到底足りなかった。
体を前に倒して俺は欲望を隠そうとするも、早百合さんは許してくれなかった。
「こら隠すな」
「ちょっ! 何を! やめてください! 手をつかまないで下さい! 持ち上げないで下さい! そんなことされたら隠せないじゃないですか! やめっ! あ、あ、あ、あぁああああああああああああああ!」
がばりとバンザイポーズで背筋を伸ばした俺は、醜い本性のすべてがまろび出てしまい、早百合さんに晒し切ってしまう。
「イヤァアアア! 見ないでぇええええ! 俺の醜い本性をぉおおおおお!」
漫画のヒロインのような情けない声をあげて抵抗する俺を一顧だにせず、早百合さんはマジマジとためつすがめつ、鑑定するように根元から先端まで視線をはわせていく。
「しかし、こんなにはれ上がって血まみれで、鼻血とわかっていても痛そうだな」
「いや、まぁ実際に痛いっちゃ痛いんですけどね……」
「何!? それは大変だな、すぐに痛みを緩和せねば」
「へ?」
早百合さんは俺を持ち上げバスタブの縁に座らせると、その場で膝を折った。それから、俺の脚の間に体をねじこませてきた。
俺の股に全裸の早百合さんが座っている。
それだけで出てはいけないものがほとばしるようなシチュエーションなのだが、さらに早百合さんは両手で自身の爆乳を左右から鷲掴んだ。
「まさか早百合さん! だめです! それは! そんなことされたら!」
どたぶにゅん!
俺の制止も空しく、スイカ大の爆乳が俺の股関節にのしかかり、下腹部に押し当てられた。
必然、欲望の象徴は早百合さんのJカップにのみこまれてしまう。
「ッッッッ~~~~~~~~~~~!?」
快楽と衝撃と激痛が、同時に根元から先端までほとばしった。
圧倒的な重量感と乳圧に、血染めの暗黒龍さんが悲鳴をあげた。
「熱……それに、硬くて、すごいな……私の胸の中でビクビクと脈動しているぞ。ふふ、私の胸の鼓動と、貴君の脈動がシンクロしている。貴君も感じるか、私の胸の高鳴りを」
「感じ、ます……」
——すごい……早百合さんの心臓の音が、下半身に響く。まさか、早百合さんの鼓動を下半身で感じる日が来るだなんて思わなかった。
その感動と喜びに奥歯を噛みしめ、背筋が打ち震えてしまう。
「どうだ、痛みは楽になったか?」
「は、はい……」
事実、まだ辛くて痛いも、気持ち良さでだいぶ緩和されている。
——挟まれただけでこれなら、動かれたらどうなってしまうんだ……。
「ふむ、だがこれはほんの一時的なものだ。根本原因を解決しないことには解放されまい。私は女なのでよくわからないが、出せば治まるのだろう?」
淡々と大人の余裕を見せていた早百合さんの声音が、ふと妖しい響きを含んだ。
「早百合さん! ですがそれは!」
「動かすぞ?」
次の瞬間、俺の中から世界が消えた。
下半身に感じる快楽に、衝撃に、意識の全てをもっていかれ、他の一切合切を思考できなくなった。
「ッ――――――――――――――――――――――――――――――――!?」
――■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■!?
気持ちい。
なんてレベルじゃない。
これは、他の日本語が必要だった。
——凄い!? なんだこれは!? これが! 早百合さんの挟み込みなのか!?
底無しのやわらかさと、豊かな弾力に満ち満ちた極上の触感。それを、人体でもっとも敏感なところで感じてしまい、俺は思考が追いつかなかった。
——少し動いただけでこれなら、もっと激しくしたら! くそ! 挟み込みは気持ち良くないとか言っている残念知識の嘘つき!
前に読んだ知りたくない雑学集いわく、挟み込みは気持ち良くない。
男性器官は圧力を加えると快楽を感じるが、おっぱいはやわらかいため、圧力をかけることはできない。
そのため、AV男優たちも挟み込みでフィニッシュするのは至難の業らしい。
だけど。
—―早百合さんのおっぱいの弾力と乳圧がやヴぁい!
俺の右手以上の圧力でガンガン攻め立ててきて、少しでも気を抜くと一瞬で果ててしまいそうだった。
けれど、それだけはできない。
ものの数秒で果ててしまえば、俺は早漏の汚名を一生着ることになるだろう。
「フフ」
けれど、自信に溢れた妖艶な笑みを浮かべながら、早百合さんは自らのJカップを上下に動かしていく。
人に許された領域を超えた乳圧が、根元から先端へ、先端から根本へと移動する。
その得も言われぬ快感に、腰がトロけそうだった。
「うぐぁ、あ、あぐぁ……あぁ……」
想いが言葉にならず、情けないうわ言が漏れていく。
その様子を、早百合さんは悪魔のようにほくそ笑みながら愉しんでいた。
「世界最強の男がふがいない声を出すな。嫌なら私を宇宙空間に放り出してもいいぞ? それとも貴君が逃げるか?」
「そん、な、ことッ……ヒグッ」
早百合さんが両手で爆乳を挟み潰し、一気に乳圧を上げた。
おっぱいひとつ、いや、ふたつで俺を自在にコントロールし、支配していることに、早百合さんは危ない優越感を感じているようだった。
でも、もっと危ないのは、それを嬉しく思ってしまう被虐性が、俺の中に芽生えていることだった。
——早百合さんのおっぱいの奴隷に、なりたい!
「ふふふ、焦らして悪かったな。では、あまり長居していると皆に疑われる。貴君も、いつまでもこの状態では苦しかろう。ここからはスピードアップだ」
言うや否や、早百合さんは左右のJカップを激しく、リズミカルに動かし始めた。
「ッッ! サユリ! さんっ!」
快楽が一気に倍化した。
下半身の痛みがやわらぐどころか加速した。
限界を超えて怒張し、さらに膨張しようとする欲望の象徴は今にも血管が破裂しそうで怖くなってくる。
だけどやめられない。
やめて欲しくない。
患部を挟み込む早百合さんを見下ろしながら、俺は貪欲にその光景を目で喰らい続けた。
でかい。
何度でも繰り返すけれど、早百合さんのおっぱいは本当にでかい。でか過ぎる。
だけど、その常識を超えた大きさが魅力的だ。
非常識な大きさなのに全然不格好でも不自然ない。
大きさに比例したエロさに俺も暗黒龍さんも脱帽してしまう。
早百合さんが大きいのはおっぱいだけでなく、その頂点に色づく桜色の乳首と乳輪も大きめだ。
実に、しゃぶりがいがありそうだ。
薄く鮮やかな桜色の美しさもさることながら、乳輪の部分がさらにうっすらとふくらみ、バストが二段階に、いや、乳首そのものを含めれば、三段階に膨らんでいる。
だけど、おっぱいそのものが大きすぎて、対比でむしろ小さく見える。
大きな乳首と乳輪特有のなまなましいエロさと。
アニメのような小さな乳首と乳輪特有の非現実のエロさ。
そのふたつを矛盾なく共存させたおっぱいに、感動を禁じ得ない。
——本当に、おっぱいの発育がいいんだな。
乳房、乳輪、乳首、おっぱいを構成する三つの部位全てが豊かに発育した早百合さんのおっぱいは、究極の母性にも感じる。
だけど、その母性の象徴を、俺はいま汚している。
その背徳感が、さらなる性的興奮を与え、膨張に痛みに変換されてしまう。
けれど、その苦痛すらも快楽のアクセントになり、甘く溶け合う。
「こんなのはどうだ?」
早百合さんは両腕でおっぱいを強く挟み込むと、胴体を左右に激しくひねった。
必然、おっぱいも強引に左右にぶん回されて、俺の硬く固定された根元も力づくでへし折られる。
そこに伴う痛みと刺すような快楽の一撃一撃が、下半身の防波堤を責め立てて来る。
「はぎゅっ! ひぎゅっ! ふぎゅっ! へぎゅっ! ほぎゅっ!」
続けて、早百合さんは俺に体重を預けるようにして体を倒してくる。
左右の豊満すぎる重量感の中央で自己主張する、ちょっとかためのグミのような感触が、俺の下腹部に押し当てられた。
そして始まる上下運動。
早百合さんの乳首と乳輪と前乳は俺の下腹部で押し潰されながら上下にこすれ、エロティックな感触とくすぐったさが同時に襲って来る。
さらに、早百合さんの5キロを超える下乳が、1ピストンごとに俺の股関節とふとももに叩きつけられていく。
聞いたこともないような重量感あふれる水音とスパンキング音に耳と下半身が幸せ過ぎた。
左右合わせて5キロ以上のJカップおっぱいは、だけど5キロ以上の衝撃でもって俺に奉仕してくれる。
下半身を飲み込みながらダイナミックに視界で上下するおっぱいに、俺はハッと気づいた。
「ふふ、どうやら気づいたようだな。そう、今の私はJカップではない。生理前でいつも以上に女性ホルモンの多い今の私のおっぱいはKカップだ」
「K!?」
思わず、指折り数えた。
「A B C D E F G H I J!?」
十本の指、全てを折っても到達できない神の領域。
まさに、早百合さんこそ神乳と呼ぶに相応しいだろう。
余人では到達しえない乳神を前に、俺は息を忘れて見入ってしまう。
「これが、Kカップおっぱい……」
呑み込めずに溢れたヨダレが口から垂れて、早百合さんのKカップに落ちた。
「すいません! 早百合さんのおっぱいを汚してしまって!」
「ふふ、今さら何を言っている? とっくに貴君の血と、そして忍耐汁でドロドロのぬるぬるではないか?」
「それは……」
実のところを言えば、俺は下半身の防波堤を維持しつつも、強すぎる想いがジワジワと溢れ出てしまっていた。
正直、実質バーストしてしまっているのではないかと思う。
「何故だ? 何を我慢する? 言っておくが一回で終わらせる気はないぞ? 10回でも20回でも出せばよいだろう? さぁ、早く気持ちよくなってしまえ!」
「ふぉぎゅぅうううううううううう!」
「まさかとは思うが、早く逝くのが恥ずかしいのか? くだらないことを、私はむしろ嬉しいぞ。何せ、それだけ私で気持ちよくなってくれているという証だからな。貴君も、自らのテクで私が早く逝けば誇らしいだろう?」
「そ、それは……」
「だから気にすることなど無い。さぁ逝け! 逝くのだ! 逝ってしまえ!」
「ぎぃぁああああああああ!」
俺は拳を固め、なけなしの精神力を振り絞り、暗黒龍の喉の奥を締めあげた。
早百合さんには悪いけれど、ここで出すわけにはいかない。
ここで果ててしまえば、男の沽券以前に、桐葉に悪い!
当然だが、俺は桐葉の挟み込みを何度も堪能している。
桐葉の爆乳挟み込みは極上で、毎日極楽浄土気分である。
それでも、俺は男のプライドにかけてできるだけ果てるのを我慢している。
俺が耐える姿を桐葉は嬉しそうに眺め、俺が果てた時は達成感溢れる笑顔で喜んでくれるのだ。
でも、でもっ、でも!
桐葉の時は、もっと持った。
――桐葉よりも早く逝くのだけは! 防がねば!
極乳が自慢の本妻よりも先に逝ったとなれば、それは桐葉よりも早百合さんのおっぱいのほうが上ということになってしまう。
確かに、サイズは早百合さんの方が上だ。
けれど、おっぱいに大切なのはサイズだけではない。
やはり、大切なのは【愛】だ。
愛する、愛しい女の子のおっぱいで挟まれている。
その事実が、性的興奮を何倍にも引き上げてくれる。
世界には早百合さん以上のおっぱいの持ち主もいるけれど、初対面の人に挟まれても、あまり嬉しくはない。
知らない人のMカップよりも、桐葉のIカップだ。
だけど、けれど、それでも。
――ごめん桐葉! 俺、早百合さんのことも大好きなんだ!
心の中で、この場にいない桐葉に謝罪しながら歯を食いしばる。
――ぐぉおおおおおおお! きもちぃいい! きもちよすぎるぅうううう!
ただでさえ大好きな早百合さんのおっぱいなのに、JカップどころかKカップ。
桐葉の2ランク上!
ダメだ。
精神的満足感、充足感は桐葉のほうが上だ。それは間違いない。嘘じゃないほんとだよ!
だけど、純粋な肉体的快楽という一点においては、早百合さんの方が上と言わざるを得ない!
だってKカップだぞ!? Kカップ!
アンダーとトップの差が35センチ!
指を10本使っても数えきれないKカップだ。
おっぱい国民の夢だ。理想だ。希望だ。
しかもこの弾力! 乳圧! 乳重! 乳量! 乳質!
――頑張れ俺! 負けるな俺! 桐葉のおっぱいのほうが絶対いいはずだ! 思い出せ! 今朝の営みを! 桐葉のおっぱいを!
桐葉のおっぱいを思い出した瞬間、記憶の感触と現実の感触が混じり合い、まるで二人から同時に二段重ね挟み込みをされているような感覚になった。
「ヒギィイイイイイイイイイイイイ!」
――逆効果だったぁあああああああああああ!
「本当にしぶといな。そんなに私にイカされるのが嫌なのか? んっ? ほれ、抵抗せずにさっさと逝ってしまえ」
「うぎぎぎぎっ」
「ふむ、どうやら手加減はいらないらしいな。ならばもうよい。最初は優しくと思ったが、もう腹に据えかねた。これで……どうだ!」
刹那、早百合さんのおっぱいが激動した!
左右のおっぱいをそれぞれわしづかむと、互い違いに上下させていく。
「ッッッーーーー!?」
——すごいぃ! スイカよりも大きなおっぱいが! 左右別々に跳ねまわっているぅううう!?
「言っておくがまだまだこんなものではないぞ! 喰らえ! これが私の、龍崎早百合の全力ピストンだ!」
「ギィェエエエエエエエエエエエエ!」
早百合さんのKカップが加速。
今まで以上に激しく上下にピストンし始めた。
――すごぃいいいいい! おっぱいが激震しているぅうううう!?
「さらに前後の動きも追加して、貴君の下腹を責め立てよう!」
「ひぎゅぅうううううう!」
「さらに左右に腰をくねらせて」
「ほぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅっ!」
――うぉ、うぉっぱいが縦横無尽に飛び跳ねているぅううううう!
「左右同時に上下、互い違いに上下、前後左右、全方位を漏れなくカバーしてくれるわ!」
「あばばあばばばばっばば!」
あらゆる運動が不規則に襲い掛かり、常に千変万化する快楽の渦が、ドリルのように下半身防波堤を崩しにかかる。「にぎぇええええええええええええええええ!」
——耐えろぉおおおお! 耐えるんだ俺ぇえええええええ! 俺はどんなことがあっても! 桐葉を裏切ることだけはぁああああ!
針霧桐葉。俺を人生で初めて愛し、受け入れ、そしてハーレムを提案して俺の楽園を作ってくれた少女。
俺は、人生の全てを懸けて彼女を幸せにすると誓ったのだ。
——自分を取り戻せ俺! 弱気になるな俺! いまこそ俺の愛が試される時! 欲しがりません勝つまでは! 鋼を超えたダイヤモンドの意思の力を思い知れ!
「ふんっ!」
二本の剛腕が、神乳を左右から秒で押し潰した。
——ダイヤモンドの意思ぃいいいいいいいいいいいいいいいいい! ぎびぃいえええええええええええええええええええ!
早百合さんは自らの神乳を容赦なく手でつぶし、おっぱいごしに俺の暗黒龍をわしづかもうとするかのようにこねくり回し始めた。
当然、その間も上下左右前後運動は据え置きだ。
加速する乳圧、ピストン運動、シェイクされる俺の下半身、そこから生まれる極上の快楽。
それはもはや、人が享受していいレベルを超えていた。
脳は一定以上の刺激を受けると処理しきれずにショック死を起こすらしい。
俺は、自分が死なないのが不思議でならなかった。
――あぁ、ダメだぁ……理性が、脳髄がとけていくのがわかる……ごめん桐葉、俺はお前にふさわしい男じゃなかった……ただ快楽をむさぼるだけの肉棒だったんだ……。
もはや、自分の意思とは関係なく、下半身の防波堤が決壊していくのがわかる。
文明人の矜持も誇りもすべて失われ、俺はいま、下半身から汚物を垂れ流す生ごみへと変わる。
さようなら、文明人の俺。
さようなら、綺麗な俺。
さようなら、桐葉。
決壊した防波堤を乗り越えたモノは、もはや通り道の括約筋だけでとどめているに過ぎない。
それすらもあまりに貧弱で押しとどめることができず、みるみる昇っていく。
桐葉のおっぱいなら、あと5秒は持った。
でも、俺はあと3秒と経たずに文明人の知恵と理性をブチまけるだろう。
いやだ あきらめたくない
――…………ッッッッ桐葉ぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
コンマ一秒後、早百合さんの口が大きく開いた。
桜色のセクシーなくちびるは、目の前のモノをほおばる。
口内全てを使った、激しい愛撫。
3秒どころか、万分の1秒後、俺は全てを解き放っていた。
■■■■■■■■■■■■■■■■←描写してはいけない効果音。
長い長い苦しみから解放されるように、俺は快楽の波が引いていくのを感じていた。
そしてぼんやりとした思考で気が付いた。
――そういえば、口も使ったときはもっと早かったな、じゃあ、俺は桐葉を裏切っていないのか?
「貴君、今、針霧桐葉のことを考えていたな?」
「え?」
その指摘に、俺の意識は飛び跳ねた。
見れば、早百合さんはかなり不機嫌な、いや、悲しそうな顔をしていた。
「貴君との、初めての思い出にしたかったのだがな……その途中、いくら本妻とはいえ、他の女のことは、考えないで欲しかった」
そう言って、早百合さんは立ち上がると俺に背中を向けた。
その瞬間、俺は一瞬で思考が冷めて、底無しの罪悪感と喪失感に襲われた。
—―俺はなんてことをしてしまったんだ。
俺が一番好きなのは桐葉だ。
桐葉が本妻だ。
けれど、だからと言って他の嫁をないがしろにしていいわけじゃない。
桐葉以外の女の子たちにも、欠けることのない100パーセントの愛情を注ぐべきなのに。
早百合さんが一歩離れようとした時、俺は彼女を後ろから抱きしめた。
必然、俺の滾り狂った下半身は早百合さんのお尻に強く押しあてている。
両手は、遠慮せずに彼女の爆乳をわしづかむ。
「すいません早百合さん! 俺! とんでもないことをしました! 何を言っても言い訳にしか聞こえないと思います! ですがしょうがなかったんです! 早百合さんがあまりにもエロくて気持ち良かったから!」
声を押し殺すようにして、俺は泣きたい気持ちを我慢して早百合さんの耳元でささやいた。
「本当にすいません! だけど本当の本当に早百合さんのカラダは凄いんです。おっぱいもお尻も凄く大きくて、綺麗て、エロくて、見ているだけで理性がトロけてしまうんです。早百合さんの言う通りです、俺は桐葉を裏切りたくなくて、逝くのを我慢しました。けれど、それは同時に早百合さんを守りたくもあったんです。もしも俺が理性を失ったら、早百合さんの体に凄い負担をかけてしまうから! 俺は早百合さんを愛しています! 早百合さんを失いたくありません! だからお願いです! 俺にチャンスをください! ……え?」
見れば、早百合さんはご満悦の顔でにやにやと笑っていた。
見たことのない、珍しい表情だ。
「うむうむ、そうかそうか、そんなにも私のカラダは魅力的か。ほほう」
「あの、早百合さん、もしかして、わざと……?」
「当たり前だ。私がこの程度のことで貴君を見放すと思ったか?」
——やられたっ!
鬼気迫る顔で頭を抱えたくなった。
今回は嘘だったけど次もこうなるかわからない。
早百合さんを失う恐怖を刻まれた俺は今後、早百合さんのいかなる誘惑も断れなくなる。
完璧にデザインされた策謀だ。
デッドという名の漆黒がザワザワと聞こえてくる。
——くっ、この人は~~!
俺の中で、堪忍袋の緒が切れた。
俺が、どれだけ辛い想いをしたと思っているんだ。
「そんなこと言うなら、もう容赦しませんよ!」
叫んで、俺は早百合さんの体を反転させて、正面から抱き合った。
右手は爆尻を、左手は爆乳をわしづかみ、こねくり回しながら、彼女のセクシーなくちびるに思いきりキスをした。
激しいキスをしながら、彼女の舌をすすり、くわえる。
下半身は、すでに怒りで限界突破の有様だ。
俺は血も涙も人情の欠片もなく、獣欲のままに早百合さんを押し倒した。
そして、お風呂場のドアがガラリと開いた。
「「あ」」
そこには、桐葉たちが勢ぞろいしていた。
いつからいたのか、もしかすると、最初からかもしれない。
途端に頭が冷静になった。
見られた。
巨乳爆乳ぞろいとはいえ、早百合さん未満のおっぱいホルダーの嫁たちに、俺がKカップにエキサイトしまくる姿を。
今思い返せば、俺のなんと気持ち悪い事。
自分で自分に吐き気すらもよおす。
なら、そんな俺が女子の目にどう映ったかは想像に難くない。
「ち、違うんだみんな! これは別に! 俺はおっぱい目当てじゃないんだぁあああああああああああああああああ!」
俺が早百合さんから離れ、立ち上がった途端、桐葉たちの目が一斉に丸く固まった。
「へ? あ……」
彼女たちの視線の先では、かつてない程に自己主張する俺の下半身があった。
解放率120パーセントを超えた、130パーセントの欲望メーターに、舞恋は鼻血を出して気絶した。
糸恋と茉美は白目を剥いてフリーズ。
美稲は麻弥たんの目を手で隠しながらガン見。
詩冴は絶叫しながら激震。
そして桐葉は。
「今朝も一滴残らず限界以上に絞り切ったのにぃ……」
怒りに震えながら、一瞬で自らの服を引き裂き、ブラとパンツを千切り捨てた。
「今度は一滴どころか素粒子も残さないんだから! 誰のおっぱいが一番か思い知らせてあげるよ! 骨の髄まで!」
どばぼぶるるん!
スイカ大のおっぱいが縦横無尽に暴れ、俺の下半身に衝撃が奔った。
「なら、私も負けていられないな。ハニー、ここからは鏡餅式ダブルアタックだ」
「ちょっ! そんなの無理ですって! まて桐葉! やめろ! やめてくれ! あ、あっ、あ! アァアアアアアアア!」
この日、俺は星になった。
★本作の描写について、カクヨム様に通報する前にコメントで私にクレームをお願いします。修正します。
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4月8日に常連様からギフトを頂きました。年単位にわたりありがとうございます。4月1日にギフトを贈ってくれた方もですが、深く感謝しています。
今まで私にギフトをくれた方々への感謝を込めて、というには些細すぎますが、急遽、更新を一日早めました。
また、次話も一日早く5日後に更新します。
とはいえ今回はこんな内容で申し訳なく、気持ち悪ければ仰ってください。
15禁シリーズは今後やめるかオブラートを10枚ぐらい重ねます。
次回更新予定は
4月18日 第342話 麻弥たんの父親からのメール
4月24日 第343話 麻弥との結婚は認めない!
4月30日 第344話 娘さんを僕にください! です。
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本作、【スクール下克上 ボッチが政府に呼び出されたらリア充になりました】を読んでくれてありがとうございます。
みなさんのおかげで
フォロワー25976人 1373万7625PV ♥199322★10409
達成です。重ねてありがとうございます。
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