S2 海の見える古本市 11月14日
――照葉市 寂れた雑貨ビル1F:星を見る――
▶衣笠は常連にブレンドを出した後、脚を組んでスマホを見ていますね
衣笠「流石に私の資産にも限界はあるのよね……。流通ルート確保したいけど、なぁ……」
勇聖「どしたの?難しい顔して」
衣笠「いや、君を売れそうなところないかなーって。あなた達も知らない?」
影美「……保健所ですか?」
衣笠「それじゃお金にならないわ。こんな希少素材然るべきところならいい値段で売れると思うのよね」
勇聖「……素材!?素材って言った!?もっと便利だよ僕は!!」
葦名「メルカリにでも出せばよろしいですわ。値を付けた時点で通報されて垢BAN落ちでしょうけど……」
影美「臓器売買か何かですかね……?折角懐いてる様子なのに、手放しちゃかわいそうだったりしません?」
衣笠「維持費がねえ。ちょっとライン送ってみましょうか。暇人は来るでしょ」
40分後
衣笠「とりあえずバーベキューするので、来たい人はどうぞってしたからそろそろ来ると思うわ。肉は最悪、コレ捌けばいいでしょ」
勇聖「売るんでしょ食べたらもったいないよ?大事にしよ??」
葉生「え、流石にその子焼かないよね?カモって言ってたけど本当にそういう感じ?」
恋塚「ばーべきゅーとお聞きしましてー?」
樟穫「あ、こんにちは……。今日は葉生ちゃん、そしてついでに私もお誘いいただいてありがとうございます」
アズラク「こんにちはー!」
影美「匂いがうつるのも困るので、ぼんやりしてるわけにもいかなさそうですね」
平「オーッス!バーベキューつったらコレだろ!焼肉のたれ!外で食べるから辛口な!」
葦名 「バーベキュー……。何かを彷彿とさせる言葉ですわね……。そうですわ。以前親戚のお姉さまが電話をかけてきたとき、開口一番に『CQ、CQ、BBQ。バーベキューならたれ塗って、焼いて返してまた焼いて』とかけてきて着拒したあれですわね……。あれもバーベキューのお誘いだったのかしら?」
衣笠「バーベキューをすると言ったな。あれは嘘だ。そもそもここはブレンドしか出さん!!!!!」
平「な、なにー!?」
樟穫「えぇ……。はっ、もしかしてまたあの危険なことを……葉生ちゃん、厄介事に巻き込まれないうちに帰ろう……?」
葉生「そんな。じゃああの潤沢に配り歩いている資金は一体何のために」
恋塚「……ぷるぷる。おひるがまだなのでお腹が鳴るのですが」
平「おいおいそりゃないぜ!俺タレと紙皿と後片付け用のゴミ袋まで用意したってのに!」
勇聖「なぁんだ。やっぱり僕のことがかわいいんでしょ」
衣笠「まあ、食材を買いに行ってくれるのなら??バーベキューをしてやらんこともない。代金程度は出してやろうではないかーははは」
衣笠「七歌、説明」
七歌「扱いがひどいですよポイヒ先輩……。なんか、あれです。裏社会で素材を取引出来る、かもしれないってのが近所にあるらしいので。そこのブローカーさんに接触しよう!みたいな感じらしいです。バーベキューはついでの口実、です」
平「おつかい済ませばバーベーキューするってことだな!わかったぜ!」
影美「何だかどんどん危ない世界に引きずり込まれてるような感じがしますね……。けど、それで楽しくバーベキュー出来るなら悪くないんですかね」
葉生「いや、やるんなら危なくない世界でバーベキューしたほうが良いと思うよ、マジで」
衣笠「目玉はカモくんね。30万以上で売れるなら売ってきてちょうだい」
平「カモっちお前それでいいのか?」
勇聖「僕そんなに安くないよ!」
平「よっしゃ!1000万まで交渉してやるからな!」
アズラク「なぜ勇聖さんは売られる予定なんでしょう?」
葉生「売れるの確定かい。良いご主人さまに会えると良いね」
樟穫「うんうん、葉生ちゃんの言うとおり。一応お肉は持参して来ましたけど……、葉生ちゃんを危険な目に合わせるならこのまま持ち帰って……」
衣笠「ま、100円でも売れるならいいわ。詳細は七歌に聞いて。私はコンロとか用意しとくわ」
勇聖「売られてもちゃんと帰ってくるから待っててね」
葉生「呪いの人形じゃん。一匹だけで間に合ってるよそれ。いや一体か」
アズラク「ぶー! 葉生さん! 何度も言ってますが私は呪いの人形じゃなくて神レネネトに捧げられた生贄の人形ですー!」
恋塚「かわいいお人形さんですがー……いけにえでしたかー……」
樟穫「アズちゃん……。なんというか、結構重い出身だったんだね……」
葉生「生贄の人形のくせにピンピンしてちゃダメじゃない?しかもその神様絶対日本のじゃないでしょ、こんなとこにいてもダメじゃない?」
葦名「それで、近所というのはどちらですの?まさかとは思いますけど、毎日ランニングメニューをこなす、テレビに出ている競技選手みたいな感覚で『え?近くのコンビニ?近所だよ近所。ほんの10kmほど行ったところだからさ。一緒に歩いていこっか^^』なんてこと言いませんわよね?私はセバスチャンに車で送ってもらいますが、車いすの方でも行けるところですわよね?」
七歌「あっはい。その、今日海側の方にあるブックミュージアムの博物館あるじゃないですか。あそこで、一箱古本市ってのをやるらしいんです。5chだとそこで裏取引が出来るかも?みたいな話なので、一応行こうかなっていうやつです」
▶勇聖 アングラで判定
成功
▶勇聖は5chの単発荒らしレスのリンクが貼ってあるやつで、フリマのようにファンタジー素材を売れるみたいな謳い文句が書かれているやつを見たことがありました
勇聖「えっ、情報源アレなの?ほんとにそこで取引なんてできるの」
葉生「売られる身のくせにそんな献身的な……、お姉さん嬉しいよ」
平「よっしゃ!カモっち!そこで1000万に変身だ!」
衣笠「ま、売れるならなんでもいいので。ということで夕方までには帰ってきなさいよ」
勇聖「いいお肉買って帰ろうね!」
恋塚「おなかすいたー……」
――照葉市 ブックミュージアム――
▶多目的ホールの中で、一箱古本市をやっていますね。シートの上にダンボールが置かれています。ダンボールに入っている古本を買う形式のようです
▶全員精神抵抗で判定
恋塚樟穫影美アズラク平 失敗 14ダメージ
▶建物に入った瞬間、なにかに足を掴まれます。失敗者はちょっと情けないレベルでコケます。当たりどころも悪いですね
樟穫「葉生ちゃん、はぐれないようにお姉ちゃんと手を……ひゃいんっ!?」
葉生「はぁー……、そうやって変なことばっか気にして周り見ないからそうなるんじゃん。芽生こそ誰かに手でも握ってもらってたら?」
平「にょわっ!?……ん゛ん゛っ……!!!」
影美「……先輩、大丈夫ですか?」
アズラク「ーーーーっ!?」
樟穫「ア、アズちゃん……!ごめんね、私がこけたばっかりに……」
恋塚「のわわわ……ぴぎゅっ!?」
▶車椅子の下敷きになってますね
恋塚「だ……だれかー……、たすけ……」
葦名「クッソ重……。どうしてこんなときに一番の力持ちがいないんですの……。どなたか手を貸してくださいます?」
▶よくよく見ると、小さい公民館のような広さの会場に、犇めくように黒い手がうにょうにょと出ています。奥で、男がニヤニヤと笑ってこちらを見据えていますね
七歌「こういうのが見えるようになると、"能力者"って感じしますよね……」
勇聖「見えても避けられないんじゃねえ」
樟穫「うぅー……。ぁ……なら、葉生ちゃんがお姉ちゃんの手を握ってて……?えへへ……」
葉生「嫌だけど。誰がこの歳して姉と仲良く手握ると思ってんの?仮に他でやってたとしてよそはよそだし」
樟穫「そんなぁ……ぐすん……」
平「ほら、起きろって、んで?ありゃなんだ?アイツが足掴んだんだってことだよなぁ?」
恋塚「うぐー……。とてもつらい……」
七歌「まあおそらく。というか、他の人ってやっぱ気づいてないんですねこれ」
平「おいおいマジカヨ……はたからみりゃ何もないところで集団でズッコケたおとぼけ集団じゃねぇか!」
影美「コケただけで済んで良かったじゃないですか」
葦名「視界に入って早々ちょっかいかけてくるとは、わかってやってますわ。間違いなく確信犯ですわね」
七歌「行きますか?罠っぽいですけど、完全にアレがそうですよね」
勇聖「わかりやすく何かあるよって教えてくれてるんだからごーごー」
――照葉市 ブックミュージアム死角:怪しいお店――
▶向かうと、黒い手を後ろに大量に纏めつつ、男がニタニタとしながら話しかけてきます
男「やあやあやあ。氷取沢のお店にようこそ。売却かな?そこの動物2匹は高値で買い取らせてもらうよ」
平 「客引きって物理的に客の足を引くことを言うんじゃねぇんだぜ?あぶねーじゃねぇか……」
葦名「ごきげんよう。よくお気づきで。こちらが売却予定の動物二匹ですわ。見積りお願いしますの」
葉生「ふーん、参考までにいくらくらい?」
勇聖「お目が高い!1000万からスタートだよ」
氷取沢「そっちの小さいのが700万円と1200ベル。珍しい軟体のやつは1200万円と2400ベルかなあ。それでいいかい?」
恋塚「ぷるぷる。ワタシはにんげんですので……」
影美「これって相場的にどうなのか分かるんですか。ええと……七歌さん?」
七歌「売れるなら売っちゃえばいいんじゃないんですか?正直ドヒドイデ先輩に逆らいたくないですし」
平「いいのか?イッチーはそれでいいのか?」
恋塚「売られてバイバイは嫌なのでー……」
影美「私はどちらでも良いですけど……」
氷取沢「では、この契約書に契約を。一応人道的には扱いますよ。まあ、私はですが」
▶後ろの黒い手から契約書と思われる書類が出てきます。君たちの目の前にソフトタッチしますね
葉生「いや、あんま売り物のつもり無かったんで……、参考までに、と思ったんだけど本当に売っちゃう系?止めたほうが良い?」
平「んじゃダメだな!おチビの方はもう少し交渉させてくれよな!本人が1000万が希望だ!」
氷取沢「まあ戯れはこれくらいにしましょうか。本当に売ってくれるならそれでいいですが、最近は色々と厄介でねえ。実際の御用はいかがで?まさか本当に売ってくれるわけではないんでしょう?」
勇聖「紙から手が生えてる……、なんかすごい雰囲気あるね」
葦名「これ、他の方から見たら紙が浮いて上がったように見えるんでしょうね……。私たちで見えないでしょうが、そんな軽率に使っていいのかしら……」
氷取沢「記憶なんて消せばいいんですよ。殺すのは人道的ではないですが、記憶程度なら自由ですよ」
葉生「売られそうだったのに肝座ってんなあ。一応他にも持ってきてるんすけど、こっちはどんなもん?」
氷取沢「ふむ……。まあ端金にはなるでしょう。円とベル、どちらでの取引をお望みですか?」
平「ベル?って……、なんだ?」
氷取沢「質問攻め……、ふむ。野良ですか。――ベルというのは、裏社会で使う通貨ですよ。この通貨があれば、妖精をこき使って好き放題できる武器とかを調達することが出来るんですよ」
氷取沢「まあ、私としても取引先が増えるのは大賛成ですよ。これでも私、非力でして」
樟穫「危ないものは葉生ちゃんには持たせられないな……」
氷取沢「危ないものなんて取り扱ってはいないさお嬢さん。危ないと思ったものはなんだって危ないと思うものなのだよ」
勇聖「武器の調達……?なにそれ僕知らない」
平「へへっ、わりぃな、最近始めたばっかでさ!わりぃついでで聞いちまうんだけど、通貨ってことはそれを使って買い物ができるんだよな?専門の商品ってのはここで扱ってんのか?」
氷取沢「ベルさえ用意してもらえば、専門の職人にアクセスをしてお望みのものを調達しよう。ベルは珍しいものをいただければここで両替もするよ。日本円がほしいならついでにあげてもいい」
葉生「あ、一緒にもらえるんだ。その言い方だと端数的な感じか」
葦名(こいつ、さながらゲームで出てくる小汚い商人ですわ……。こないだ出てきましたもの。ゲームで……)
平「おお!超便利じゃねぇか!こないだあそこ行った時はボロボロだったからな、いくら超人的な力が使えるからっていてもまだまだ弱いみてーだし、強化は必須だもんな!」
氷取沢「当然出すものは出してもらいましょうか。別に、そこの動物を売ってもらうのでもいいですよ」
恋塚「ぷるぷる。いじめないで」
平「珍しい物つったら、あそこで持って帰ってきた戦利品ってことだよな!えーみまだ前の奴持ってるか?」
影美「もう持ってないですよ。……どうしても必要なら、また取ってくれば良いんじゃないですか?」
氷取沢「おおーっと! そいつは いけねえや! ちゃんと カネはらってくだせえ なんてな。モノがないなら調達依頼の即物払いでもいいんですよ」
勇聖「依頼も請け負ってるの?」
恋塚「……欲しいもの取ってくれば欲しいもの貰えるきぶあんどていく?」
氷取沢「へっへっへ。いいですよ。このブックミュージアムの裏に、あるんですよぉ。そこで調達して売ってくれるとありがたいですねえ。なんてな。私は氷取沢草楽。末永くよろしくしたいところですよ」
葦名「出来れば関わりたくないですわね。今後代行を頼みたいレベルですわ」
(よろしくお願いしますわ)
葉生「樟穫葉生。よろしく」
樟穫「あ、えっと……。樟穫芽生、です……」
勇聖「狩茂勇聖、700万では不満ですよろしく」
七歌「あっこちらが今回の契約書です。少しの材料や売り物にならないものはこちらでいただく形の契約で……」
氷取沢「ふむ……」
――照葉市 ブックミュージアム:裏口――
▶言われたとおり、近くの非常口から裏に回ると、倉庫の近くに裂け目ができていますね。真っ青です
七歌「いい契約ができました!あの商人さん、やり手ですけど高校の人よりはマシでしたね」
葉生「案外ああいう見るからに怪しい人のほうが、付き合いは長くなったりするんかねえ。高校の人ってのは知らないから怪しさの度合いがわからんけど」
影美 「怪しい人……ですか?まぁ、確かに足を引っ掛けたりするのは怪しいですよね」
恋塚「……ぷるぷる。あの人と仲良くなってもワタシを売らないで?」
葉生「まあ、よほどお金に困らなかったら?」
樟穫「葉生ちゃん、怪しい人に1人で会いに行ったりしないでね……?」
葉生「余計なお世話って誰のせいで口癖になったと思う?」
平「ああ!人相はアレだがイイヤツっぽいな!高校の人ってなんだ?俺の高校か」
七歌「高校に行ってた頃、営業部ってのがあったんですよ。あそこの人たちに言い負かされると部費持ってかれたんですよね」
葉生 「それは単に巻き上げでは?」
平「イッチーは売却希望じゃねぇんだからな!俺らもう友達だ!」
影美「先輩がそう言うなら、売るのは考えない事にしましょうかー」
アズラク「ふー! 喋れるようになったのに喋れないっていうのも辛いものですねー!」
恋塚「おたがい大変でー?」
勇聖「早く行こうよー、まあ早い者勝ちってことはないと思うけど」
七歌「ま、夕方までってことなのでぶちのめしに行きますか。チリーン先輩、怒ったら怖いんですよ」
アズラク「えへへー。あ、あのセカイへの割れ目じゃないですか! 早く行きましょう!!!」
影美「行く前にさっきの怪我治しておきましょうか。前拾ったやつですけど、多分この煙で怪我が治ったりする感じだと……」
▶影美 回復の草
平「おお!すごいぞえーみ!野生のハーブ的ななにかだな!」
影美「……まぁそうかもですね」
樟穫「さっき転んだ時の擦り傷の痛みが引いてく……!すごいですね……」
葉生「大丈夫?それ痛みも忘れるおハーブだったりしない?やっぱ受験のストレスとか?」
影美「別に受験は苦じゃないですよ。治ったなら良かったです、行きましょうか」
恋塚「いきましょー?」
平「はずきち、えーみはすげーんだぞ?めちゃくちゃ頭いいからすげー賢い学校いってんだぜ?」
葦名(これ、飛ぶこむときに姿形のリセットは効くのかしら……。ゲームでもないしセーブ機能はないはず……、だといいのですけど……)
七歌「行きますよー!」
――図書館戦争――
▶入ると先程見たブックミュージアムとほぼ遜色ない空間ですね。中央に、3mくらいの本が口のようにパクパクしながら、息を吐くたびに羽蟲が大量に舞っていますね
勇聖「すごい……読むの大変そう」
影美「読んでる間も動く本って、内容頭に入りそうにないですね……。まぁ、読む為に使うわけじゃなさそうなのでまあ……」
勇聖「でも読めない本って言われたらなんか逆に気になってこない?」
影美「そういうものですか?頑張って読んでみるのも良いと思いますよ」
恋塚「ヒーハハァ!スラ子が売られねーようにコイツを始末してやらねーとなぁ!」
葦名(まさかとは思いましたが、前の姿継承パターンですか……。軽くショックですわ)
七歌「おりゃーいっけー!PKファイヤーγですよ!!」
▶轟炎で羽蟲を大量に蹴散らして、七歌はぐったりと倒れ込みます
七歌「今日も頑張った……」
アズラク「七歌さーん!」
平「開幕ブッパおつかれさん!ななっち!休んでな」
葉生「お疲れさん。なんかもうここまでの流れテンプレになってきたね」
葦名「忘れてましたわ!またこいつ動けなくなってますの!!!」
樟穫「もう少し体力をつけたほうが良いのでは……?」
七歌「私は働けないぞー」
アズラク「もう! ソードダンサー!」
▶戦闘前行動 影美 プロテクター マジックプロテクト
▶戦闘前行動 葉生 急に歌うよ[其駒×4、昼目]
▶戦闘前行動 本の虫 青息吐息(任意の地形効果4箇所に蟲を設置する)
呼吸(自分が攻撃を受けた時、蟲の攻撃判定を発生させる)
▶勇聖 文化知識で判定 通常攻撃
失敗 ファンブル[何もなし]
▶樟穫 通常攻撃
成功 11ダメージ
▶アズラク 毒付与 葦名アズラク
勇聖「どうやったら読めるかな……やっぱりぼこさなきゃダメ?」
樟穫「うー、虫には慣れてるけどここまで多いと……ええい、葉生ちゃんから離れろー……!」
アズラク「「戦士達に蛇の力を与えよ!」」
▶葦名 通常攻撃[毒]
成功 11ダメージ[追撃]9ダメージ
[呼吸]
▶影美平アズラク恋塚 戦闘回避
恋塚失敗 影美[天運] 3ダメージ+毒3d6
[本の虫:毒]
25ダメージ
葦名「→↓↘+A」
恋塚「がふっ!……ヒ、ハハァッ!この程度じゃまだまだ死なねえなあ!」
▶本の虫 羽虫が口に入る(全体に毒3D6を付与)
羽虫が服に入る(全体に魔法生命2d7)
孑孑の海(地形効果に設置)
11ダメージ[檜扇]成功
[本の虫:毒]
23ダメージ
▶葉生 霧雨
[毒]17ダメージ
▶平 ブルーキャンドル ファイア
3回復 14ダメージ[毒]14ダメージ
恋塚 「あああああああッ!邪魔臭えムシケラがァッ!」
葉生「慣れてないって言ったら嘘の方だけど、私どっちかって言うとインドア派なんだよね、割と」
平「ポ」
▶恋塚 魔神剣[足刀蹴り]魔神剣[足刀蹴り]
成功 39ダメージ[追撃]38ダメージ 38ダメージ
成功 42ダメージ[追撃]41ダメージ 42ダメージ
▶影美 毒消し ローカル知識で判定 キュア 葦名恋塚
失敗
影美「毒抜きってどうやるんでしょうね……?手にオーラとか集めたらいいんですかね」
恋塚「死ねッ!虫けらァッ!」
[呼吸]
▶恋塚平葦名 戦闘回避
恋塚平葦名 失敗 葦名[天運、所有] 6ダメージ+毒3d6
▶本の虫は全て燃えて灰になっていきました。空間が少しずつ崩れていきますね
恋塚「ヒーハハァ!燃えろ燃えろ虫けらァッ!」
影美「平先輩、毒残ってますよ。これあげるんで使っといてくださいねー」
平「クルゥ」
【助かるぜえーみ!】
勇聖 「ああー!!燃えちゃった……残念」
葉生「いやあれは有害図書でしょ。焚書すべき」
勇聖 「確認もしないで有害認定なんて、残念な大人になるよ?」
葉生「いや実際に襲ってきたんだから有害でしょ、あれは」
葦名「赤鬼のように燃やされればいいのですわ」
▶影美 キュア 恋塚葦名葉生勇聖
▶恋塚 回復薬G
▶平 ブルーキャンドル
▶葉生 回復薬
▶脱出判定
[勇聖] 6ダメージ
[影美] 8ダメージ
[葦名] 11ダメージ
[平] 9ダメージ
[恋塚] 4ダメージ
[アズラク] 9ダメージ
[樟穫] 3ダメージ
恋塚「ヒーハハァ!この程度ならなんとでもなるってもんだァ!」
勇聖「あっ忘れてた。ほら帰るよー」
▶重くて持てないので、七歌を引きずっていきます
七歌「いたい!!!やめて!!!傷一生残るやつだからこれ!!」
アズラク「「毎回私もなんですからねー」」
葉生「ほらほら、ただでさえ目が大変なんだから勘弁してやんなー」
――照葉市 ブックミュージアム:裏口――
アズラク「くるっと!」
七歌「いっっったい……。アスファルトは体に打ち付けていいやつじゃない……ダメなやつ……」
勇聖「ごめんね?でも僕が持つのは無理があるって」
葉生「そういうときはお姉さんらにまかせなって。……可哀想だから」
勇聖「みんな忘れてたじゃん。――僕もだけど」
恋塚「あすふぁるとさんはたいやを切りつけるらしいですがー」
葦名 「御子の血があるから大丈夫……御子様の血が……」
樟穫「葉生ちゃん……ふぅ、逃げるときに怪我はしてないみたいだね、よかった……」
平「いよーし!今日もボロボロだがミッション完了だな!戦利品は持ってるか?俺は羽虫だ!」
影美「戦利品取れてよかったですね、先輩」
恋塚「ワタシもある程度持ってますがー……灰とか」
七歌「痛い…………。肺が悲鳴あげてるけど、行こうか……」
――照葉市 ブックミュージアム死角:怪しいお店――
▶相変わらずニヤニヤしていますね
氷取沢「で、どうなんだい?死体でも買い取らさせてもらうよ。後処理、大変だろう?」
平「持って帰ってきたけど、ほんとにこんなんでいいのか?口の中に入って来た虫とかなんだけど」
恋塚「灰とかですがー……」
氷取沢「ああ、いいとも。本来生息しないはずの構成をした虫なんて、人の想像でしかない産物だからねえ。好事家には高く売れるのさ……。精算させてもらうよ」
5分後
氷取沢「いいでしょう。300ベルと1200万円くらいで取引しましょう。露くん、それでいいかね?」
七歌「まあ……、及第点ですかね。約定通り、資金にならない素材は頂いていきますよ。定期的にコレの抜け毛とか持ってきます」
勇聖「待って」
勇聖「……虫のほうが上なの!?!?」
樟穫「ベル?のほうはすごく安い……、少ない?のですね……」
葉生「頑張れ700万の少年。君のときはベルが多かったぞ」
影美「良かったじゃないですか、これで売る理由が無くなりましたし」
平「そーそ!これからもよろしくな!カモっち!」
恋塚「一ヶ月あれば指くらいならなんとか?……イチジクがやめろって……」
氷取沢「ランゴスタの皮だけ持ってこられてもね、防具も作りにくいだろう?死体が邪魔になったら教えてくれたまえ。間違えて殺しちゃったりとか大歓迎だよ」
勇聖「なんか、なんともこう……納得できるようなできないような……」
葦名「今度ふざけたこと言うとその口を縫い合わすぞ」
(間違えてやっちゃったときはよろしくお願いしますわ)
影美「それで……バーベキューって結局するんですよね?スーパー行きましょうか」
平「お!そうだそうだ!海鮮も買おうぜ!」
氷取沢「今後とも御贔屓に。――ああ、そうそう待ちたまえ君たち」
氷取沢「顧客の確保にはサービスが必要なんですよ。これ、差し上げます」
▶虹色の星型の宝石のようなものを渡してきます
勇聖「これなに、焼いたらおいしいの……」
影美「……何ですか、これ?」
平「ソシャゲの課金石みたいだけど」
氷取沢「これは、スタージュエルって言うらしいですよ。欲望の象徴らしく、これを枕元に入れておくとガチャが引けるらしい」
平「課金石だったわ」
恋塚「あまあまではないので?」
葦名 「バーベキューの肉にかける岩塩かと思いましたわ」
樟穫「綺麗、と思ったけど……綺麗なのは見た目だけ……?」
氷取沢「世の中ガチャが正義ですよねえ?これでいくらでも強くなるらしいので、どんどんベルを使ってくれると嬉しいね。サービスとして2500石渡しておくよ」
影美「ガシャポンですか?そういうのはやった事ないんですけど……ありがとうございます」
平「ま、強くなるための奴ってことだよな!サンキュー!これからも是非よろしくするぜ!」
七歌「肉買って帰りますよ肉!!!できるだけ虫湧かないくらい新鮮なやつ!」
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