S1.1 ENOKIの○○担当 11月07日
――照葉市 寂れた雑貨ビル1F:星を見る――
衣笠「わかった?ブレンドの作り方は私が挽いた豆があるから、それをここの容器に入れて鳴いたらこれにいれてね」
勇聖「わかったけどさぁー、おいしいの?これ」
衣笠「金だけはかけてるからわかる人にはね。今日は実験の日だから、大人しくしててね」
勇聖「任せといてよ。借りられてきたくらいにはおとなしくなるから」
――2時間後
恋塚「どーも。この前飲めなかったぶれーんどが飲めると聞きまし……新しい人で?」
樟穫「葉生ちゃん、お腹空いてたり喉乾いたりしてたら、好きなの何でも頼んでもいいからね、お姉ちゃんが奢ってあげるからね」
衣笠「さてって言いたいんですけど、そちらの方は?」
影美「平和人先輩です。近所に住んでて、今日はばったり出くわしたので……お邪魔でしたか?」
葉生「ふーん、おとなしそうな顔して意外とねえ」
勇聖「ぶれんど飲むひとー」
恋塚「は~いは~いこ~ちら~」
平「なんかえーみの奴が廃墟の方に行こうとしたんで心配でな!で、喫茶店……、でいいんだよな?ここ。こんなとこにあるなんて思わなかったよ!」
衣笠「へぇ?ちょっと意外かもね」
▶衣笠は人差し指から火の玉を浮かび上がらせ、平の周りをくるくると旋回させます
平「おぉ!?なんだ、マジックショーもやってんのか!?こりゃえーみが通うようになるわけだ!」
影美「私が通ってるのは静かでゆっくりできるからですよ」
衣笠「……男を見る目は鍛えなさいよ。さて、今日は私と七歌が調べたことについて共有しようと思うわ。他の人にも後で個別で伝えるから、そこは気にしないで」
平「あ、え。みんなこれお客さんじゃないの?関係者なの?」
衣笠「今からバイトをするのよ。あなたもする?」
影美「私も知らないです、皆さんお客さんだと思ってたんですけど……」
平「喫茶店のバイトかい?俺はいいけど、言っちゃなんだがもう人手は十分なんじゃないか?」
衣笠「いくらいても困らないのよね。やってくれるなら助かるわ。こっちに来てくれる?」
▶喫茶店の鍵を閉めます
平「ほーん、まぁいいけどよ!えーみもここでバイトしてんのか?じゃあ先輩だな!」
影美「先輩も結構すんなり了承しちゃいますよね。……別に私はどっちでもいいですけど」
恋塚「ぴぎーっ!?なぜにお店閉めるのでー!?」
衣笠「珈琲を出せる人がいなくなるから、万が一にもお客さんが入らないようにね」
恋塚「まだぶれーんど飲んでないですがー……」
平「人手を増やして店を閉めるって、はは!面白い店じゃないか!どうなってんだえーみ?」
影美「私だってどうなってるか知りませんよー、こっちが聞きたいぐらいです」
樟穫「え、え……?あの、何をするんですか……?」
葉生「また例のやつ?流石に自分のめんたまはそうそう賭けらんないんだけど」
――照葉市 寂れた雑貨ビル2F――
七歌「全ての力の源よ、炎に燃ゆる精霊達よ……ってええ!?ポイヒ先輩!!呼ぶなら呼ぶって言ってください!!」
衣笠「こうなると思って言わなかったの。さて、あなた達。ファンタジーやそうね、能力モノに関しての造詣は深い?」
恋塚 「あー……ワタシがぷるぷるなのもそのせいらしいのでー?」
平「ああ、漫画アニメのジャンルの一つだろ?そんなの今時の奴で知らないって方が珍しいぜ」
影美「私はそういうものはさっぱりですね、電車の広告で見かけたことはあるかもしれませんが」
平「まじかよえーみ!?今度オススメの奴教えてやっからな!あれとかいいぞ!ヒロアカとか!熱いぞ!」
影美「先輩が楽しそーで何よりです」
樟穫「うーん……、私はそこまで……。葉生ちゃんが色々見たり読んだりしてるから、私も同じのを見たりするくらいで……」
葉生「私もそんくらいっすね。あんまり」
平「オイオイまじかよ、まさかの俺が異端かぁ?」
衣笠「まあ、いいわ。現象としてまず特定の人間に一定の条件を付与した時、裂け目と呼んでいるものが発生するわ。この条件を満たすにはどうやらオカルトに触れる必要があるみたいね」
衣笠「実際、喫茶店では定期的にオカルト要素を定期的に入れて自発を促しているんだけどあなた達も自発する前までは裂け目すら見えなかったと思うの。ここ最近になって急に裂け目が見えるようになったでしょう?」
平「え?なんだって?割れ目?オカルト?突然何の話だ?」
影美 「あんまり真面目に考えると頭ハゲちゃいますよ、先輩。――それはそうと、私が変になったわけじゃないみたいなら良かったです」
恋塚「あーそういうあれでしたかー」
アズラク「そうなんですか?」
樟穫「わっ、アズちゃん、びっくりしたぁ……」
アズラク「七海さんの声が聞こえたのでもう喋っていいのかなって」
樟穫「多分大丈夫だと思うよ、今出してあげるね」
平「オイオイオイなんだってんだ!?みんな当たり前に理解してる風で、形勢逆転だけど俺が異端のままじゃねぇか、なんか出たぁあ!?」
恋塚「実はワタシもよくわかってませんのでー?」
平「みんな反応薄くねぇか!?今何かその鞄に……て、樟穫さんじゃねぇか、妹も!」
芽生「……誰?姉の知り合いなら生憎知らないというか、いた事のほうがびっくりなんですが」
樟穫「わっ……。えーと……あなた、は……。ごめんなさい……学校でお見かけしたことは覚えてるのですが……お名前までは……」
平「あーいやすまん、一方的に知ってるってだけだぜ、有名人だからな!」
芽生「うわ、さっき紹介されてたじゃん。流石にそれはないわ」
平「いいっていいって!モブ顔の平で通ってっから!」
芽生「ああそう、まあ良いんなら良いけど」
衣笠「あれになにかの力が加わったことで見えるようになったと考えるほうがいいわ。その力によって見える人のことを、シンフォギアにならって適合者と表現することにしたの。わかりやすいようにね」
衣笠「空間に必ず魔物が発生してる原理については、このカモくんから聞いたんだけどどうやらあの空間は必ず守護者がいるらしいの。ミクさんのゲームにならって、セカイと表現するわ。この守護者を打ち壊すと、空間が消滅するっていうのが大まかな原理ね」
勇聖「……」b
アズラク「……」b
樟穫「うぅ……、ごめんなさい……。葉生ちゃんの心配で、頭がいっぱいだったから……」
芽生「いらないから。親離れもできてないんだから他のものからまず離れて」
恋塚「あらーん?そちらのお二人はお喧嘩中です?」
衣笠「私達はあの空間を潰す必要があるのよ。でもどうやら守護者の強さは裂け目の色で変わるらしいのよ。危険色と一緒で赤くなるほど危険らしいわ。私達が最初に行ったのは黒だったから、完全にやばい場所ね」
七歌「カモくんの言うとおりなら完全に無理ゲーだったね……」
恋塚「真っ黒は危ないやつでしてー?」
平「いやー、ひとしきり驚いて話半分だったんだが、その、適合者?ってのになったら裂け目を潰さなきゃいけないってのか?」
影美「……それで、バイトということは今回もあの変な所に行って何かを倒してこいってことですか?」
衣笠「そうね。カモくんの話が本当だとするのならば、青ならば問題ないはずなのよ。この間も青だったし、潰していけるところからってところね」
アズラク「え! またあのセカイに行けるんですか! またソードダンサーに会える……」
恋塚「ワタシはあちらでは起きていられないのでー。イチジクは行きたいみたいですがー?」
七歌「この陣も知りたいんだけどなあ……やっぱ存在が謎だわミステリ部」
▶そう言って魔法陣の上に箒をひっくり返して床に叩きつけるよ。そうすると、青い裂け目が部屋の中央に出てきますね
衣笠「今回も行ってきてくれると嬉しいわ。出来たら素材も取ってきてね」
七歌「じゃあいっくぞいっくぞいっくっぞー」
平「これが。それ?行ってきてって、え?」
樟穫「で、でも、危ないことにかわりはないんですよね……?それなら、葉生ちゃんだけでもお家に……万が一大怪我でもしたら一大事だし……」
勇聖「もういい?あっ僕がカモくんだよよろしくねー」
芽生「ネギとか背負ってたりしない?流石にそんな美味しい話はないか」
恋塚「ワタシはコイヅカイチジクー。コンゴトモヨロシクー?」
平「お、ぉう!俺は平だ!よろしくな!」
恋塚「ワタシはぷるぷるせざるを得ないですがイチジクはボコボコが得意なのでー」
平「イチジクって、アンタだろ?どゆことだ?」
恋塚「説明すると長くなるのでー……」
影美「……先輩、順応性高いですよね。皆さん行くみたいですし、私も行きます」
アズラク「芽生さん! 行きましょう! 私が芽生さんも葉生さんも守ってみせますから!」
平「とりあえず、全員これに『入る』って流れであってんだよな?待てよえーみ!」
――バーチャル空間――
▶青を基調としたサイバーっぽい空間に出ますね。中央で人が踊っていますね
恋塚「楽しそうですがー」
▶影美 ネットサーフィンで判定
クリティカル
▶樟穫 Jの民
自動成功
▶踊っているのはENOKIのVtuber、清浦真帆だとわかります。最近妙に欠損させられているので、Twitterで定期的にトレンドに乗っていますね
影美「確かブイチューバーって人ですよねあの人。学校でクラスメイトに見せてもらったので覚えてます」
樟穫「うーん……どこかで見たことあるような……。あ、そうだ、服とかを買おうといろいろ調べてるときに出てきた人かな」
平「ぉぉ、そうなのか!物知りだな!」
影美「ほんとに、皆よく知ってますよね」
恋塚「ヒーハハァ!コイツが今回の敵ってかァ!?アタシが焼き尽くしてやるぜッ!」
平「ヒョ!?」
清浦「みんな瀕死になればいいと思うな!!」
平「ホ!?」
▶回転しながら床を這うのこぎりや、左右を振り子のように動く鎌などが何処からともなく現れます
清浦「私に、私に足をくれませんか!」
勇聖「瀕死で済むのかなぁ、あれ」
芽生「目だけで済まないのはいかがなもんか」
七歌「私の出番のようですね!!!」
芽生「足の代わりに逃してくれるつもりですか。私が言うのもなんだけど、若いんだから体は大事にしといた方が良いよ」
七歌「天知る地知る我知る人知る……以下省略!ラストジャッジメント!!」
▶振り子のような鎌を撃ち抜いて起動停止させ、床に倒れ込みます
七歌「危ないのは壊しておいたので後はよろしくー」
芽生「これ実は、本体狙い撃ちしておけばあと安全に帰るだけだったりしてなかった?」
平「ホエェ……なに?え?なに?なにが、どうしてどうなっちゃってんの?」
影美「そういえば、先輩何にも話聞いてないですよね……。何か、スマホから『アイリスオンラインⅢ』っていうアプリを入れて起動したらいいらしいですよ」
平 「え、ちょっとまってな、これ?それから?お、なんだこれ光ってんぞ!?」
アズラク 「え、もう七歌さん終了ですか? えっとじゃあ助けて! ソードダンサー!」
▶巨大な骸骨が後ろから現れますね
平「は?」
影美「その光に入ったら戦えるようになるらしいんで、どうぞ」
平「うお!?えーみが!……似合ってんじゃん!こうだな!」
樟穫「葉生ちゃん、怪我しないようにアズちゃんか私の後ろに居てね、お願い……」
葉生「ああそう、じゃあお言葉に甘えて前行かせてもらうわ」
▶平が光に入ると、その辺にいる鳩になりました。大きさも普通のカワラバトですね
影美「……先輩?」
平「ポゥ」
【えーみ、俺どうなってる?やけに視界が低いんだが?】
▶看板が後ろに表示されていますね。木製に見えますが、妙に丈夫です
影美「……鳩、ですね」
平「ポ」
【……そうか、なるほどな。夢憧れた理想の姿、最高の自分に変身ができる空間ということだな。これならなんだって出来そうな気がするぜ】
勇聖「えーおもしろどうなってんのこれ」
葉生「ふっ、くくくくく……。巨大骸骨の次は鳩て……、理想が鳩って、ふっふくく……」
勇聖「看板が消えた!?自由か!」
影美「鳩でいいんですか?」
平「ポル」
【実はな、えーみ。俺はずっと鳩に憧れてたんだ。いつでも、どこにでも居れるあいつらにさ。あの……結末がこの目で見れるんだ】
影美「先輩の夢が叶ったなら良かったです。それはそうと、あの人をやっつけるのがバイト内容らしいですよ」
平「ポーッホーホロッホーポーッホロッホーポーッホーホロッホーポ」
【やってやるぜ!凶悪なのこぎりが見えたがもう無いし!楽勝だな!】
▶戦闘前行動 アズラク トップベース
▶戦闘前行動 葉生 急に歌うよ[其駒×5]
戦闘開始!
▶勇聖 アングラで判定 通常攻撃
失敗 成功 29ダメージ[追撃]11ダメージ
[スマホ爆発[小型ボム]5ダメージ
[檜扇]失敗
▶樟穫 応急手当で判定 通常攻撃
失敗 失敗
勇聖「もらった先手必勝!」
清浦「わ、私の指……どこですか……?」
▶清浦 過去ログ倉庫[小型ボム]
ディープミスト
星合[ディープミスト]
小型ボム
10ダメージ 4ダメージ 3ダメージ 11ダメージ
[檜扇、団扇]失敗 成功 成功 失敗
[勇聖:所有][影美:所有][アズラク:所有]
清浦「足……またなくなっちゃったね。でも、プレス機に行けばまた生えてくるから」
アズラク「「葉生さん! 大丈夫ですか!?」」
▶アズラク 毒付与 恋塚 アズラク
▶恋塚 魔神剣[足刀蹴り]魔神剣[足刀蹴り]
ファンブル[何もなかった]クリティカル 26ダメージ[追撃]27ダメージ 27ダメージ[クリティカル]25ダメージ
アズラク 「「لعنة السم (戦士達に蛇の力を与えよ!)」」
恋塚「ヒーハハァ!派手に行くぜッ!森羅万象燃え尽きろォッ!」
▶葉生 応急手当で判定 朝倉
失敗 14ダメージ
▶平 特攻魔法 ブルーキャンドル
4回復
▶影美 応急手当で判定 ヒール 葉生
失敗 12回復
葉生「あっだー。あんな範囲ボコスカ飛んできて誰が避けられるんだって」
影美「怪我酷いのに、よく動けますね……。はい、少しよくなりましたよ」
アズラク「「鳩さん! ありがとうございます!」」
葉生 「お、ちょっと楽になった。やるじゃん鳩のくせに……。あんがと、えみちゃんも」
樟穫 「は、葉生ちゃん……!お二方とも、ありがとうございます……!」
勇聖「……まだ?そろそろストック怪しいんだけど」
▶勇聖 アングラで判定 通常攻撃
失敗 成功 27ダメージ[追撃]10ダメージ
▶樟穫 応急手当で判定 通常攻撃
成功[導引]23ダメージ
樟穫「この……よくも葉生ちゃんを傷つけて……てりゃああー……!!」
恋塚「ヒハハハハ!やるねえ!……おっと、アタシももう限界か」
清浦「もう少し生きたかった、な……」
▶真帆が倒れ伏してセカイが壊れ始めていきます
恋塚「ぷるぷる……かなりボロボロですがー……」
▶恋塚 回復薬G
▶平 ブルーキャンドル
4回復
▶影美 治癒絆創膏×2
19回復 17回復
▶樟穫 にゃーん
4回復
平「ポォ」
【すごいなえーみ!俺とはやっぱ出来が違うな!】
影美「そうですかね……?出来るからやってるだけなので」
アズラク「「ありがとうございます鳩さん影美さん!」」
影美「もう時間無いので、まだ怪我してる人は何とかしてくださいね。ではでは」
▶脱出判定
[影美]5ダメージ 9ダメージ
[葉生]10ダメージ 4ダメージ
[平]6ダメージ
[アズラク]11ダメージ
[勇聖]7ダメージ
[樟穫]6ダメージ
勇聖「帰るまでが遠足~」
アズラク「「七歌さん! 今回も一気に行きますよー!」」
七歌「あっこれ……」
――照葉市 寂れた雑貨ビル2F――
葉生「あっだだだ……。毎回これじゃ身がもたんて。もうちょっと安全な方法とかないの?」
恋塚「ぷるぷる……大変でしたー……」
アズラク「ただいまです!」
七歌「あっげふぉぁぅ……。あったら毎回こんな打ち身してない……痛いぃ……」
恋塚「運ぶ人変えた方がいいのでは?」
平「ひー、ははは!夢がかなったり死にかけたり、忙しい空間だったな!今日で一生分驚いた気がするぞ」
樟穫「うぅ、いてて……。そ、そうだ、葉生ちゃん、怪我は大丈夫……!?戦ってた時の怪我はお二方に癒してもらったけど、逃げるときにまた怪我してるように見えたし……」
葉生「知らん。自分の心配したら?」
衣笠「素材の方はあったかしら?それと七歌?」
七歌「ハズレハズレ。リョナ真帆さんがいただけだったよ」
影美「先輩に説明しておくと、さっきの所で何か拾ったらそれを高額で買取してもらえるらしいですよ」
平「まじかー!なんかポケットに入れておけばよかったかもな!ねぇけど!」
衣笠「精査するから、あるなら出してくれると。治療も私がやるから」
影美「ブイチューバーの人が使ってたスマホをどうぞ」
恋塚「おみずがあるとうれしーですが……?」
樟穫 「私はほら、ピンピンしてるから……。あっ、ほら、ちょっと怪我してる……!たいへん、早く治してもらわなきゃ……!」
衣笠「はいはい。喫茶店出てくるときに怪我されてると周りの目が怖いのよ。ヒールミスト……」
勇聖「ここは武闘派喫茶店なんだ」シュッシュッ
▶指先からマイナスイオンのようなものが出て、身体の傷がみるみる塞がっていきます
平「おー!ここでも使えるんだな!水か!喫茶店なら用意できるんだよな!えーっと……店長?でいいのかな?厨房とかあんの?水道でもいいけど」
七歌「あはは……。私が取りに行ってきますよ。精算しておいてください」
▶七歌がふらふらと立ち上がり、エレベーターに乗っていきました
葉生「この分だと生きてる限りは無事って言えなくもなさそっすね。嫌すぎる……。あとそれでめんたま治せたりしないんすか?」
衣笠「結局これ自然治癒アップだから、中身ないとね……」
葉生 「悲しすぎる……。じゃあ何、お言葉に甘えて足だの指だの差し出してたら終わってたのね……」
衣笠「ま、とりあえずこのクオリティなら70万くらいかな。誓約書あるからサインお願いね」
影美「サイン、サインですね。はい……と。――毎回やってたら、扶養控除なんてあっという間に受けれなくなりそうですね」
アズラク「私ももらえるんですか? でももらっても使えませんので芽生さんと葉生さんで分けて使ってくださいね」
樟穫「葉生ちゃんへのプレゼントをたくさん買えるようになるのは嬉しいけど、やっぱり危ない目にはあってほしくないなぁ……」
葉生「いらなすぎる。毎回突き返してるじゃん。結局行き先自分のくせに、芽生は着ないんだからお金の無駄」
樟穫「あぅ……ちょっとは着てるよ……?この服だって、結構最初のほうのプレゼントだし……。でも、お姉ちゃん、葉生ちゃんより小さいから……」
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