第7話 やっと二人に····



 ナナと優子は一度は、女神の存在に気がついたが、自分達の体調やケガがすっかり良くなった事の方が(特にケガの状態が酷かった為に)驚きで、二人して喜んでいた。


 二人の体調やケガを治したのは、神界に召喚するにあたって、ちゃんと話しがしたい為に治したが、二人にはそん事はどうでもよくて、早く体育館に行かないと学園長(二人の祖母)にそれはそれは、酷い説教が待っているから。


「ナナ、早くお祖母様の所に行かないと、またあの説教が····私はもうあれはやだから!」

「そんな事私も一緒です。さぁ、早く出発しましょう。」



二人が、女神の存在をすっかりと今どこにいるのかがわかっていなかった。

 これれには流石に女神も呆れた。


「さぁ、優子早くお祖母様の所に。」


しかし、優子は自分勝手今いる場所が分からなくて、ナナに曖昧な返事をする。


「ちょっとナナ。待って。」

「何を待つの?早くしないと·····あれ、ここはどこ?私は誰でも?」


 ナナと優子はやっと自分がどこにいるのかを考えだした。


 女神は、二人をジーーーっと呆れた顔をで眺めていた。


「ハっ!そういえば。」


 女神はやっと自分の事に気がついた事で少し頬が緩む。


「ねぇ、優子、ここおかしいよ、なんか変だよ、なんか気持ちいい所だけど、全面白って····」


「ナナっ!」

 

 優子が、大きな声である方向を指を指してナナにも見てもう。


 (やっと私の番ですね。)


優子か指差す方向には女神がいる。


 二人は女神の存在に驚きを隠せなかった。


「二人とも、こちらに来て話をしましょう。」


 女神が勇気を振り絞り、二人にやっと話しかけた。だが、二人は一歩づつ後ろ2さがる。

 さらに女神は二人に話しかける。


「二人には大事な話しがありますので、ちかくで話をしましょう。」


 長年ボッチだった女神は魔法使い、身体強化を行い全身に物凄い魔力全身に迸り、一種のスーパーサ○ヤのように見てた二人は、当然のように戦闘体勢になった。


(あら、何かを間違えたかしら。)


 女神は、勇気を出しても声は出ても体が拒否反応をおこし。動かない体を魔法でただ二人と話しがしたいがために、二人に勘違いをされている。


 しかし、女神は頑張って二人の所に歩き出した。


 その頃二人は••••


 「ナナ、私に補助魔法お願い。」

「わかったわ。でも今回の相手は攻撃力も魔力も絶対に勝てない相手だから、コレっきりの補助魔法を優子にかけるさくど。これでダメなら最後の時は絶対に一緒だからね。」


 ナナが体内でほとんどの魔力と外にあり魔力を練り上げながらも、涙を流しながら優子にありったけの魔力を使う。


「ナナ、当たり前じゃない。私達二人は生まれも、そして死ぬ時も病気や老衰意外の時は一緒なんだから。」 


 やたられいせな優子だか、やはり大粒の涙を零しながら腰にある片手剣を抜く。

 このし件、実はお祖母様から授かった神剣グレネードだった。


 これ以上はムリ!って言う程魔力を練り上げ魔法を発動する。


(お願い。この魔法で優子だけもたすかって。)

「クラビサンダー100倍

!」


 通常の戦でも精々5倍なのに100倍では自分への負担はかなりのものだった。

 立つ事も奇跡に近い所業なのに、さらに魔法防御、物理防御の魔法を優子自身にかけていた。


 魔法を神剣グレネードで受け取り、女神に向かって走り出した。

 女神は随分と様子がおかしい事には気がついたが、ボッチ生活があまりにも長かった為、対応が遅れてしまった。


 この戦い?をどう納めようと考えてきるヒマが無いほど優子の攻撃速かった。


(ナナ、今の私が相手をしている時になだけは逃げて。すして生き残って。私が必ずコイツをナナが逃げる時間は稼ぐから。)


二人は知らずに同じ思いを持ってた。


 これにら、突然女神が反応をした。






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