【大好き】があふれる

 僕が片思いしてる子は食べるのが大好き。

「私これ大好き」

 僕の方を見て笑顔で言う「大好き」が聞きたくて、どんどん食べさせた。

 けど、これ以上太りたくないと彼女。

「先輩に大好きって言えて、それに喜んで笑ってくれる先輩が見たかったんです。でも……」

「僕は君が大好きだ」 

 だから、ただ側にいて。

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る