第12話


 十二神は、幻像であったが、ここにきて、

実象化した。有史以来、十二神そろい踏みの

実像化は、初であった。



「う……////うっま💦💦」




 あまりの美味さと旨さに、身悶えするww

プラノス神。ストレートだからね( ̄▽ ̄;)

 キリリとしつつも、濃厚な風味と精妙かつ

雄渾な香気は濃すぎるくらいに風味絶佳。



「待て待て待て!!?

 お主!?



 儂を、たらしこもうとしておるのか!?」



 プラノス神が、そう、のたまうほどの旨さ

を、異世界の神に味あわせた、山崎18年。



 途端に、他の神々も、どよめき始めた。



「鎮まれ。皆の者よ」



 至高神の鶴の一声で、辺りが静まる。



「神々の皆様方。私の生まれた国のことわざ

 に、『袖触れ合うも多生の縁』というもの

 があります。たとえ、たまたま道でかるく

 すれ違うだけでも、前世で色んなENISHI

 があるかもしれんから、そこは大切にって

 ことわざですm(_ _)m


 神々の皆様方。俺は、この度、お会いでき

 このENISHIを、大切にしようと思っており

 ます。そこで、神々の皆様にもれなく日本

 が誇る、優れた逸品をお贈りいたしたいと

 思っておりますm(_ _)m 」



 神々より、どよめきが起こる。



「なお、当然のことながら、俺は神々様へ

 一切の見返りを求めませんm(_ _)m



 これから先、この世界で、俺が神々様へ

 どんな迷惑をかけるか分かりませんが、

 この俺を、良しなに m(_ _)m」



 神々に対して、へりくだる吾郎。

 見返りがないわけねーだろがww

 分かってやがるくせにw


 このw     うそつき……ww



 その後、各神々へと要望と趣味と萌えの

アンケートが、神々へのゴロー専用多機能

連絡網へと配信。



 ゴローは、返信アンケートにそった要望

と趣味と萌えを、全力!!で!突く品々を

Kakasi@で探していると、いつしかオススメ

で、次々といい感じの物が出始め、思った

よりも、サクッと終わってしまった。



 Kakasi@は、向こうの神であるクエビコ

神のサイトだけあって、神がかっていた。




如何なる要望をも叶える。

無いものは、無い。



 と、讃えられるのも、うなずける。



 総合商事複合メガストアーサイトっての

は伊達ではなかった。

 マジで、ラーメンから空母まで売ってる

のである( ・ ﻌ ・ ' ;)

 模型ではなく、モノホンの超弩級最新鋭

のやつだ。チラ見した概要では、どこの国

の設計でもない空母らしい( ̄▽ ̄;)

 ゴローは、恐ろしくて値段を見てない。



 ラーメンは買ったが。

 ローソンの、某京都発祥ラーメン屋さん

監修こってりラーメンの冷凍食品は爆買い

した。ゴローは、ここの、こってりスープ

が大好きであった。



 神々は、ゴローを絶賛した。

 返礼に、神界にある、少し人間界では、

ヤバめのアイテムや武器や宝物を、各々の

神々がゴローへ贈った。



 中には、自らのうしはく神領地を贈る神もいた。




 しかし、アダマンタイト1tと神珍鉄鋼

と『惑星の精液』とも謳われる超流体魔導

金属マグネシアは、特にヤバめだった。



 










 

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